ロボッツ
Robots

川崎・チネチッタ5

本日は「 姑獲鳥の夏 」をつぶそうと「 アイランド 」からつなげる予定で チネチッタ へ。

チケット売り場まで来る。一応時間を確認して・・・と思ったら、既に「姑獲鳥 の夏」は満席の状態。あらら。ここぞとばかりに さて、どこに行こう で検索。しかし、他にうまくつながらない。「姑獲鳥」を中心にしてしまうと合 うのは初日だけど「 ロボッツ 」を先に見るというのが、レイトの「姑獲鳥」につながる。じゃ、これにしとく か。

まずは「ロボッツ」。ちょっと時間があるけど、まだなのでロビーで読書。 気づいたら既に開場していた。

オープニング前に予告で「アイス・エイジ2」。またまたあのリスが。

「ロボッツ」。皿洗いロボットのコッパーボトムに待望の息子ができた。ロドニー と名付けられたその子は発明が得意な少年へと育った。偉大な発明家ビッグウェ ルド博士の作ったロボットシティで、一旗あげようと一人で都会へでる。 しかし、彼の尊敬するビッグウェルドは一線を退き、代わりの社長はスペアパー ツの販売をやめて、アップグレードしか売らないという金の亡者だった。街では アップグレードを買えない者たちが溢れていた。

20世紀FOXが贈る「 アイス・エイジ 」以来のCGアニメ。CGアニメは DISNEY / PIXER をメインに FOX と「 シュレック 」「 シャーク・テイル 」などの DREAMWORKS とが三大プロダクションとなりつつありますが、PIXERは実験的にCGの表現力を 追求するところがありますが、DREAMWORKSやFOXの場合は、道具と割り切ってCG を使うようなところがあります。その分、エンタメ性はこちらの方が高いように 感じます。

海外でも、アニメの吹替えには大物を使うようになってきていますが、今回、テ レビCMでは日本語のCMしか流れてなくて、草なぎ剛と矢田亜紀子、山寺宏一に西 田敏行というのしか情報がありませんでした。私は字幕版を見にいったのですが、 こちらはユアン・マクレガーにハル・ベリー、そしてそしてロビン・ウィリアム ズではありませんか!これまた豪華キャストだ。

エンタメ性が高いと書きましたが、こちらもパロディというかネタが満載。 「シャーク・テイル」もそうでしたが、洋画と洋楽はネタになりやすい。 このへんをどこまで自分が追えているのか。外人さんが見てると違うツボで笑っ てるから、「あ、なんかあったんだな」というのが分かるのだけど。

姑獲鳥の夏

川崎・チネチッタ2

で、本日のメイン。

「姑獲鳥の夏」。小説家の関口は二十ヶ月も妊娠している女性がいるという不可 解な話を耳にする。信じられないが何故か気になってしまう彼は、京極堂のとこ ろに話を持っていく。しかし、京極堂に相手に軽くあしらわれてしまい、探偵を やっている榎木津のところに向かう。そこで、その問題の久遠寺家の涼子が依頼 にきたのに偶然出会う。

京極堂シリーズの最初かつ京極夏彦のデビュー作を映画化。私は、何故か京極夏 彦と相性がよくないらしく、原作も読んでいない。はたして映画では?

巷の評判を聞いているとあまりいいのは聞こえて来ない。ま、そんなわけで終わっ てしまう前にいそいで見にきたわけですが。

原作を知らない身にとっては、結構普通な出来だったと思います。キャストのイ メージがどうこうと言われているようですが、こんなものなのかな、という感想。 別に、なんか合わないなぁ、というのは特になし。

キャストよりも気になるのはストーリーの方で、どのあたりがあれだけのぶ厚さ になる部分なのかなぁ、と。話の本筋だけならばたぶんあの半分で十分語れると 思う。それがあれだけの厚さになり、逆にそこが魅力になっているのだから、そ れはきちんと映像化されていたのだろうかというのが気になるところ。

ひさびさに原田知世が見れたからいいか。結婚したみたいだけど。

京極夏彦ってこんなに丸々してたっけ?

音楽の使い方は好きです。

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