ALWAYS 三丁目の夕日

川崎・チネチッタ3

本日はかなり評判のいい「 ALWAYS 三丁目の夕日 」を。今日から「 SAYURI 」やら「 ZATHURA 」やら始まるし、「 ハリポタ 」もまだだし。とりあえず見てないものをつぶしていかないと。来週はいろいろ 予定があるので見れるかわからない。

レイトショー狙いで時間ちょうどに到着。チケットを購入して2階に上がるとちょ うど開場。すでにムーブオーバー扱いなのか、やや小さめの劇場に移動。そのわ りには結構お客さんが入っているらしく、時間が時間でいつもより前目の席。

予告が始まってから女子高生?が5〜6人入って来た。後ろの方の席に座ったよう だが、話し声がうるさい。予告だけかと思っていたら、本編が始まってもまだ喋っ ている。そしたら付近の男性が「うるさいよ」の声。うん、多分劇場にいたほと んどの人がそう思ってたよ。まあ、言われた方も素直なもので、ピタっとおしゃ べりが止まりました。

「ALWAYS 三丁目の夕日」。昭和33年、戦後がおわり、高度経済成長の最中、東 京タワーの建設が始まった。人々が希望を見いだし、一所懸命に生きていたあの 時代。下町で生活する人々の人間糢様。

オープニングロゴがこの作品にふさわしく「TOHO SCOPE」の文字。おお、いい ねぇ、と思っていたら、そのままかぶせるようにラジオのシンボルに映り変わる。 おおっ!!やってくれました!!東宝のロゴでこういう使い方をしたのは初めて ではないか?松竹は富士山に重ねることができるし、東映は「 凶気の桜 」でやってくれたし。現在の東宝ロゴだと難しいけど昔のロゴをうまく使った感じ。

15年くらい前にアニメにもなった「三丁目の夕日」。結構欠かさず見てました。 時代を越え、世代を越えて響く何かがあります。

そのテイストは映画にも受け継がれており、涙あり、笑いありの良い作品にでき あがっています。でも、若過ぎる人にはちょっと分からないのかもしれないな。 逆に年が上になるほど楽しんでいただけるでしょう、間違いなく。

監督が「 ジュブナイル 」「 リターナー 」など、CGが得意な山崎貴。エフェクトだけじゃなく、こういう使い方をしてこ そCGだ。「 スパイ・ゾルゲ 」の戦前の街並みも頑張ってたけど、この東京の街並みも凄い。

堀北真希がなんだかベッキーに見えて来た。

ピエール瀧が、表情でいい演技をする。

最後の夕日は本物の夕日だそうです。偶然にメイキングを見たのですが、この夕 日は最後まで実写にこだわったのだそうです。ダメだったらCGでとは言ってまし たが、CGが得意な監督の実写へのこだわり、というところが意味がありますよね。

鐸木オートのマイカーはミゼットで、工場にも「ダイハツ」の文字の入った箱が 置いてあったりするわけですが、10年くらい前にでた「ミゼットII」って実際に 走ってるのを見たことがないのですが、今どうなってんでしょうね?うわっ「 4 」まででてた!!

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