フライトプラン
Flightplan

川崎・チネチッタ8

本日も見たい作品狙いで「 フライトプラン 」。予告でかなり気になる作品だったので、早いうちに見ておくことに。

一時間前にチケット購入。チネチッタでは一番大きな8番劇場での上映。

「フライトプラン」。飛行機設計技士のカイルは、夫の死をきっかけにドイツを 離れ、ニューヨークに戻ることにした。娘のジュリアと共に、夫の亡骸をのせた 棺桶と共に機上の人となった。眠りから醒めると娘のジュリアがいない。機内の 誰に聞いても娘を見たものはいないという。

パニックルーム 」に続いて、娘と一緒に密室状態。ジョディ・フォスターは、 娘を守る母親の役にこだわりを持ってますね。

予告をみた時は、パリ万博でホテルから母親が消えてしまった母娘の話を思いだ しましたが、さすがに今回はそれと同じ展開にはなれない。

展開はなかなか面白いんだけど、犯人の計画は結構杜撰。彼女が寝なかったらど うするんだ、とか、目撃者がいたらどうするんだ、とか。第一、一番最初に搭乗 してるんだから、子供と一緒だったに決まってる。

しかし、いくら飛行機に詳しいとは言え、他の乗客の安全を脅かすのはどうかと 思うぞ。誰かパニクったら危ないだろが。

ところで、あんなに派手な終わり方してるが、旦那の遺体はどうなったんだ?

ラスト、いくらなんでもアラブ人に謝るべき。名誉棄損で訴えられても知らんぞ。

というわけで、前半は謎解きでスリリング、後半は一転して犯人と一騎打ちと、 展開はテンポ良く飽きさせないんだけど、脚本としては行き当たりばったりの御 都合主義的なので、深く考えずに見るといいでしょう。

でも、やっぱり自己中だよなぁ。

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