ジャケット
The Jacket

銀座・東劇

ダヴィンチ・コード 」か「 海猿 」を潰しておくべきか、それとも終わる前に「 ブロークバック・マウンテン 」を見ておくか・・・と考えていたのだけど、気になる作品「 ジャケット 」が都内で行けるところだと「東劇」でしかやってない。う〜ん、と悩んだ結果、 先にこれを。

時間的に余裕があるのを確認したので、日比谷線でいってみよう。・・・と思っ たら、東急に乗った時点の情報では日比谷線は線路内に人が立ち入ったためにダ イヤが乱れているとのこと。間に合うかな〜、と思って調べてみたら、思いのほ か近い。これなら多少ずれてても問題なさそうだ。

というわけで、結局30分以上も前についてしまった。別に指定なわけでもないの で、とりあえず時間だけ確認してそのあたりをぶらつく。へえー、築地本願寺っ てここにあったんだ。本当は聖路加病院まで行ってみたかったんですけど、時間 がないので戻ってきました。「建築探偵の冒険」の影響です。

チケットを買って上へ。思ったより人がいます。そりゃ二日目だしな。いなかっ たらまずい。到着時はまだ前の回が終わってませんでした。

間もなく開場。久しぶりですが、前回から特に変わったところはありませんね。 ちなみに前回は一昨年の「 座頭市 」だったみたい。

久しぶりに昔ながらの劇場だと、音響の甘さと箱のビビリが気になりますね。や はり最近のシネコンは新しいだけあってそのあたりはしっかりしている。

「ジャケット」。湾岸戦争で負傷したスタークスは記憶傷害を負ってしまった。 帰国してから警官殺しの容疑をかけられるが、そのときのことを覚えていない。 精神病棟に入院させられた彼は、治療と称して拘束具を着せられ、死体安置所の 引出しに閉じ込められる。しかし、その中で彼は1992年から2007年へとタイムス リップしていた。

時間旅行ものという予告の情報だけで見にきました。そんなわけで誰がでている のかも知らなかったのですが、主人公は「 戦場のピアニスト 」などのエイリアン・ブロディでした。ちょっとマイナー作品かと思っていたの で、意外でした。

作品の方、タイムトラベルものなのですが、時代は現在。しかも1992年から2007 年に飛ぶという、今を跨いだタイムトラベル。しかし、その原理は不明なままで どうして時間を超えるのかわからない。しょうがないので、それはそういうもの だとして受け入れましょう。

タイムトラベルのタブーといわれている、自分の未来を知ってしまうわけですが、 主人公はその運命を避けることをせず、そうなってしまう原因を探ります。こう いうのも珍しい展開です。

中盤の展開から、ある結末を予想していたのですが、それはうまいこと外れてく れました。よかったよかった。

はて、ラストの後、彼はどういう存在になってしまうのだろう?

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