着信アリFinal

川崎・TOHOシネマズ1

今日も雨糢様。買い物は昨日済ませてしまったので、今日は純粋に映画を。 渋谷で「 明日の記憶 」か、川崎で「 着信アリ 」か。結局は時間セレクトで「着信アリ」。いやあ、チネチッタとTOHO川崎の選 択ができるようになったので、自由度が増えた。

で、TOHOにてチケット購入。今回は会員証みせたらちゃんとわかっていた。1000 円です。

先日から気になっているのですが、TOHOのチケット売場って、せっかくカウンター があるにもかかわらず、臨時みたいなカウンタを使ってるんですよね。それも2 つも。その結果、なんとなく出口付近が混雑している。ついでにいうと、待って る位置とカウンタの位置関係から、どの口が空いているのかわかりにくい。 チケット売場の案内についてはチネチッタの方が良いですね。

時間まであおい書店で時間を潰し、15分前に戻る。

開場のアナウンスが、「 ゲド戦記 」の予告CMの音にかき消される。チケット売場の上にリアプロ型のスクリーンが あって、その音声がロビーに流れているのですが、この音量がかなり大きい。そ れはいいのだけど、アナウンスの時くらい音量下げればいいのに。「 テルーの唄 」にアナウンスが負けている。さらに丁度台詞が重なって、何言ってんだかさっ ぱりわからん。

入場。最終的には結構混んでる。真ん中のブロックはほぼ埋まった感じ。

「着信アリFinal」。韓国への修学旅行の最中、死の予告電話があり次々と死者 がでていく。「転送すれば死なない」というメッセージ。クラスでいじめにあっ ていて自殺を図った明日香の呪いだという話がひろまり、皆が自分だけは助かろ うとしてパニックとなった。

シリーズも3作目。映画は全部見てます。ドラマにもなりましたが、そちらはまっ たく見てませんでした。

最初は電話で、次は動画になって今度はメール。携帯電話の特徴をうまく使って 来たこのシリーズですが、逆にその縛りが話の自由度を下げてしまったような気 がします。最初の作品のインパクトが一番良かった。その後はアジアに広げてし まい、さらに今度は韓国。流行りに敏感なというか流行りを作る秋元康ではあり ますが、ちよっとひっぱり過ぎましたか。

特に今回の場合は、ホラーというよりはパニックムービー。とにかく自分だけは 助かりたいというエゴによる醜い争いとなってます。無理して「着信アリ」にし ないで、ネット物にして「呪いのメール」とでもした方がストレートでよ かったかもしれない。

みんなで転送しまくったらどうなるんだろう?と思っていたのですが、そこは ちゃんと設定がありました。

見てるうちに美々子とか、赤い玉とか思い出してきました。このあたりを引きずっ ているのも話の展開からはちょっと強引。

何よりダメダメだったのは、携帯電話を壊してもいつのまにか直っているくらい の呪いなのに、DDoS攻撃でメールを送れなくしようなんていう展開。メールサー バかパンクするだけだし、そんなの屁でもない、論理を超越した存在のはず。 実際・・・なわけだし。家のパソコンが火を吹く描写もどうかなぁ、と。

堀北真希の無表情が恐いです。これは素なんでしょうか?演技なんでしょうか?

用務員がほんこんだったのには気づかなかった。

となりに座ったおねーちゃん、ずっと顔を手で覆っていました。でも見てる。 恐いもの見たさ。

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