ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
The Fast and the Furious

川崎・チネチッタ6

今日は「 日本以外全部沈没 」狙いです。これに合わせると「 ワイルド・スピード 」ですかね。

そんな感じでチネチッタに向かう。で、あらためて時間と混み具合を見ると、ど ちらも余裕がありそう。インターバルがあまりあかないようにすると、先に「ワ イルド・スピード」かな。

ちょっとだけ時間があったので、紀伊國屋をのぞいてみる。探していた本があっ たので購入。すぐに戻る。

「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」。ショーンは街中でのカーレースの結果、 警察に捕まり、街をでていかなくてはならなくなった。軍人の父親を訪ねて日本 に渡った彼は、初めて目にするドリフトに驚愕する。スピードには自信のあった 彼だったが、狭い駐車場のレースでは思うように曲がれない。

これまでの二作は見ていたのに加え、今回は東京が舞台ということで気になって いました。でも、渋谷でそんな大規模なロケがあったなんて話は聞かなかった なぁ、と思ったら、なんと渋谷の街並みはセットなんだそうです。

建物はフェイクでも走りは本物。峠で練習するあたりは「頭文字D」を彷彿とさ せます。ドリフト走法って日本生まれらしいですよ。

日本が舞台ということで、日本の俳優さんも結構でてます。千葉真一はオープニ ングにも名前がでてましたが、学校の先生に柴田理恵とか、ワンカットだけの妻 夫木聡とか。

ドライバーの土屋圭市が釣りしながらボソッと喋ってたようにみえたのですが、 あれ、そうですよね?キャストを確認しようとしたのですが、クルクル回るもの で見落としてしまいました。テクニカルスーパーバイザーということでスタッフ の方には名前を見つけましたけど。

ラストにシリーズ第一作にでているアノ人がでてきて話がつながります。ってこ とはハン役の人もでてたんだっけ?

劇中、ビールのCMでも使われている「少年ナイフ」の「Top of the World」が流 れてた。

日本以外全部沈没

川崎・チネチッタ11

さて、本日の本命「日本以外全部沈没」です。

「日本以外全部沈没」。地球では大規模な地殻変動が起こり、アメリカ大陸が海 に沈んでしまった。それからわずかの間に各大陸が沈み始め、ついには日本列島 を残すのみとなってしまった。世界中からの避難民が日本に押し寄せ、街では仕 事を求める外国人が溢れかえっていた。日本に逃れて来た各国の首脳たちも、日 本の首相にとりいろうと躍起になっていた。

本家の「日本沈没」がリメイクされたのに合わせて、パロディである本作も映画 化。パロディとはいっても小松左京の指名で筒井康隆が書いたという公認作品。

公開規模もそれほど大きくないので、あまり金かけてないだろうなぁ、と思って いました。予想を裏切らないチープな作りです。

原作は読んでないのですが、登場人物が現在の人に合わせて名前がもじられてい ます。短篇らしいので、かなり話を膨らませているんでしょうね。

なんと、終盤ではアノ人が登場して日本を占領しようとします。

監修に実相寺昭雄が名前を連ねていて、まるで、昔の特撮戦隊ものを見ているか のようなクオリティです。狙ってやっているのでなければ、ただの手抜きなので すが。

筒井康隆的展開が好きな人にはお薦めしますが、普通の人にはお薦めしかねます ね。

絵本の「てぶくろ」ってのを出してきたのは、なかなか良かったと思います。

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