本当は仙台に行ってるつもりだったんですけどね。切符も買っていたのですが、 キャンセル。そんなわけで、いつもの週末と同じに。じゃあ、今日こそは「 ソウ3 」を見ておきましょう。そうすると終了時刻が中途半端なのですが、「 パプリカ 」なら終電にもまにあう。これで。
川崎着は一応余裕をもっているんだけど、チネチッタに行っておくほどの時間は ない。TOHOでチケットを買って、少しだけあおい書店。一冊購入です。
ところで、先週はまだ残っていた「 都市伝説 」の本。なくなってますね。Amazonでも品切れだし。売れてるみたい。
時間になったのでもどる。
「ソウ3」。目を覚ますと箱の中に閉じ込められていた。ジグソウからのメッセー ジによると、3年前に息子を亡くした事故の関係者3人を赦すことができれば解放 される。3年間犯人を恨み続けた男に、犯人を赦すことができるのか?
前作、前前作の内容をしっかり受け継いでの三作目。三作目ともなると一作目の 時の不気味さ謎はなくなってきているのですが、それはそれでジグソウの思想や 哲学みたいな部分をターゲットとしてます。前二作を見ていなくても、単体で作 品として成立してます。もちろん、これまでの作品を見ていた方が人物関係はわ かり易いですけど。メインの部分に関しては問題ないでしょう。
インパクトは1作目にはかないませんが、これまでの話をうまくからませてここ まで昇華させているのは脚本のうまさです。「2」よりもいいと思います。
さすがにこれで打ち止めかな?
チネチッタに移動。公開二日目ですが、時間が時間なので、混んではいないとい う予想。まあ、予想どおりでした。
スタンプラリーでポップコーンが貰えるとのことだったので、貰ってみる。 普段はあまり劇場内では食べないんですが、あまりお客さん多くなさそうだった ので。6年ぶりぐらいです。劇場でポップコーン。
「パプリカ」。「DCミニ」は他人の夢に入り込むことのできる装置。精神医療の 専門機関に勤める敦子は他人の夢の中では「パプリカ」に変身して治療を施す。 しかし、この「DCミニ」が盗まれてしまった。しかも悪いことにはセキュリティ の不備により使用者全ての夢が共有されてしまうことがわかった。事態を収拾す るために犯人を探しだす。
筒井康隆の原作を今敏監督が映画化。なんでも映像化は無理とか言われていたら しいですが、そこはアニメの利点です。ちなみに原作は未読。
作品としてのクオリティは高いんだけど、ストーリーを考えるとイマイチという 感じ。原作は筒井流の不条理文学なのかな?いつのまにか主人公が定まらなくなっ てきているせいか、見せたい部分がどこなのかピンとこない。私としては「 千年女優 」の方が好き。
音楽がその「千年女優」と同じ平沢進が担当。劇場に入った時に流れている曲を 聞いたときからそうじゃないかと思ったらビンゴ。タイトルバックの曲は音のひ ろがりにも注目。映画館ならではのサラウンドです。
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