くぼた沖縄日記2007/3月 夜は予約済み 勝手に押しかけお祝い編

 

★3月10日 20年前の歌合戦  宮古なライブ

 

やややっ、青空がっ!午前中雨、午後から曇って言ったくせに〜っ!こんなことなら、今日読谷村に行くんだった…。もう、鳥も鳴いてますよ。今日は半袖だ。

 

 

三枝子ちゃんのオススメ、前島のスーパー「ユニオン」に行ってみる。中の通路が狭い。地元のスーパーという感じ。お昼前なので、お弁当バイキングコーナーなどにぎわっている。あまりのお弁当の安さに手が伸びる。おみやげ用にお菓子なども購入。宿に戻って昼食。網戸全開、爽やかな風が抜ける。寝ころんで、うとうと。く〜、気持ちいい〜。ずっとこのまま昼寝してもいいか…と気持ちが動く。

 

 

が、図書館に行こう。昨日長浜で何度も見た鳥が知りたい。たくさんいたので特別な鳥ではないと思うが、沖縄の動植物は沖縄の図鑑で見るのが一番だ。イソヒヨドリと判明。ほとんど日本全土の海岸地方に分布。あ、そうですか。久しぶりに来た与儀公園、あれ、大きな「かねひで(スーパー)」があるじゃないの。いつの間に。吸い寄せられるように入り、思わず買い物。

 

 

 

「島唄カフェ いーやーぐゎー」に行く。中途半端な時間でお客は私だけ。島唄カフェと謳うだけあって、店内古いレコードやCDがいっぱい。島唄の生き字引・店主の小浜さんが沖縄のお正月恒例、琉球放送『民謡紅白歌合戦』1987年の録画を流してくれる。おおお、古謝美佐子さんも我如古より子さんも、だれもかれも若いっ(当たり前)。小浜さんの解説を聞きながら、てるりん(照屋林助)さんも、ヨシ坊(我喜屋良光)も亡くなりましたねえとしんみり。

 

 

さて、と帰ろうとすると、「(嘉手苅)林昌さんが出るから、そこまで見れば」と言われ、そうですねと座り直す。最後の唄者が歌い終わり、紅組が勝つのを見届けたが、林昌さんは出なかった。「あれ〜、この回出てると思ったんだけど、勘違いだったねえ。ごめんね〜」。いえいえ、楽しかったです。長居しました、今度見せてくださいとお店を出る。

 

 

今日も晩ご飯は市場のお総菜。宿に戻る途中で、猫だらけスポット発見!ひと目7匹!うひょひょ〜と写真を撮っていると、通りすがりのおばあさんに「ここらへんは、猫がたくさんいるよ〜。猫好き?」と聞かれ、はいっと力強く答えると、あきれた顔で去っていった。毎度言うが、ほんとに那覇は猫が多い!ほんとよ。お気付きでない那覇の方が多いけど。

 

 

今晩は宮古島のヒーロー・下地勇さんのライブ。1日目の『こまねこ』と同じ桜坂劇場へ向かう。途中で人なつっこい猫に出会い、なでなでなでっ。ええこやな〜。『こまねこ』の時と違い、劇場前は道にも人がいっぱい。ワンドリンク制で、迷って発泡酒。ソフトドリンクの人が多いのにビックリ。隣の席の若い女性とぽつぽつ話す。席は端の方だが前から2列目。ステージが近い。熱心なファンも多く、北海道から来たと話している人がいる。

 

 

 

 

300の座席は立ち見が出る盛況。彼は出身地宮古島の方言で歌う、唯一の歌手で男前。本島や八重山の人が聞いても理解不能といわれる宮古方言は、つながるとまるでヨーロッパの言語のよう。元・憂歌団の内田勘太郎さんの歌うようなギター。みんなかっこいいなあ。全国ツアー最終日で地元ということもあり、話す口調もちょっとくだけて、幸せそうに歌う下地さん。2度のアンコールでライブは終了。あ、カチャーシー(宮古だからクイチャー?)ないんだ…。

 

島唄カフェ いーやーぐゎー 那覇市寄宮1−10−15 TEL 098−833−2623 

15:00〜0:00  火 定休

 

 

 

 

 

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