台風はそれたらしく、まぶしく晴れる。ベッドでテレビを見ながらぐずぐずし、９時半にやっと出発。風が気持ちいい。雲が速い。モノレールに乗って、１０月に泊まる予定の琉球サンロイヤルホテルを見に行く。
向かいに松山から移転したレストラン「ステーツサイズ」発見。ここに来たのか。大城美佐子さんの民謡酒場「島思い」も確認。ホテルのパンフレットをもらい、歩いて国際通りを目指す。
「ブティックＩＴＵＹＯ」で、ミンサー織りのかりゆしウエアの値段の高さにびびる。スーツ買えるって！りうぼうの書店「リブロ」で恒例の沖縄本をチェック。ポストカードブック『シマ猫日記Ⅱ』を買う。
今までほとんど見なかった、自転車に乗っている人を何人も見る。沖縄の人も、エコに目覚めた？それとも乗っているのは、他県から移住した人？
お昼はみどりちゃんの「料理工房てだこ(^o＾)亭」へ。わーい、久しぶり！ほんとに人気のお店になって、めでたい。確実に食べたい人は、予約しましょう。
美味しいパスタランチをいただいて、ずいぶん前のお約束、１０周年お祝いの京都「有次」のペティナイフをプレゼントする。ところがっ！私の勘違いで、「１０周年」ではなく、「１０年目に入った」と判明。とんだフライングだが、まあ腐るもんじゃなし、ご笑納くだされ。
お店を出て、市場本通りを進み、農連市場をふらつく。もどって地元のみなさんでにぎわう八百屋さんへ。公設市場周辺は高いので見るだけね。ホテルで食べるつもりで、とても立派なスナックパインを買う。いい香り。
壺屋でもう１軒のぶくぶく茶のお店「ぶくぶく」に入る。ここでもぶくぶく茶は我慢。古い民家を使ったお店は、門からなかなか絵になる。涼しい部屋に座って、強い日差しの外を眺める。スーパーでしこたま買い物をして、一旦ホテルに戻る。
６時になって出発。日本最南端の駅赤嶺駅に初めて下車。人の流れについて行き、防衛省那覇基地に入る。や～、広いなあ。広々としたところに病院やプールが点在している。しかし、見えてるところはほんのほんの一部。パンフレットとうちわをもらい、会場へ。
ステージの前にテーブルが並んだ広い招待席があり、一般席はその後ろ。ステージははるか向こう、遠すぎてステージにいる人の顔は全く分からない。招待席は一般人立ち入り禁止で、はっぴを着た何人もの自衛官がお盆に飲み物を載せ、歩き回っている。
一般席（と言っても単なる芝のグランド）では、大勢の人がビニールシートを広げ座っている。自衛官とその家族、友人らしき人がすごく多そう。みなさん飲んでる食べてる。一般席の後方にはいくつも屋台が出てにぎわっている。
あ、飲み物ホテルに置いてきた…。屋台をひやかすも、食べたいものがないなあ。この大勢の中で、飲まず食わずはきっと私だけだ。
自衛官の踊りやら太鼓やらあいさつやら、はよディアマンテス出せー！と、プログラムの時間ぴったりにディアマンテスが始まる。３０分くらいかなと思っていたら、１時間たっぷりあって、得した気分。
聞き終えたらサッサと帰るつもりが、エイサーが始まる。いつの間にか招待席をしきるロープを越える人が増えているので、私もロープを越えてズンズン前に行き、真横でエイサー見物。最後のカチャーシーまで付き合って基地を出る。
県庁前駅まで戻って、ジャズクラブ「green ants」へ。ジャズクラブ初体験。どこで勘違いしたのか、１０時半開始と思いこんでいたライブは１０時開始で、あと１０分ほどしか時間がない。どこかで食事するつもりが、そのまま店に入り、一番お腹のたしになるものくださいとチヂミを注文。
エレモ（Element
of The
Moment）のライブが始まる。ピアノ、サックス、トロンボーン、ウッドベース、ドラムの男性５人。ボーカルはありません。うひょ～、かっこいいなあ。と、チヂミ到着。演奏している目の前３歩ほどのカウンターで、いいのかなあと気になりながら、高速で食べる。演奏の切れ目を待って、泡盛ください。これでいいでしょう。
泡盛が、濃い！これロックですか？いきなり頭がグラグラになる。ぼんやりしていると、隣に若い女性が座り、話しかけられる。２回目のライブが始まり、曲の合間に彼女と二人で「かっこいい！」を繰り返す。
また休憩時間になって、話が弾む。乞われてアドレス交換。１時前になり、３回目のライブも聴きましょうと彼女に引き止められるが、帰ることにする。いつの間にか、店内は女性客だけになっていた。なかなか沖縄の女性は夜更かしだなあ。
料理工房てだこ(^o＾)亭 那覇市松尾２－１１－４ TEL ０９８－８６０－０１５１ 月・火曜定休
うちなー茶屋ぶくぶく 那覇市壺屋１－２８－３ TEL ０９８－８６１－２９５０ 水曜定休
JAZZ CLUB green ants 那覇市久茂地３－９－５ TEL ０９８－８６１－７５２０