くぼた沖縄日記 2009  2月なのに半袖

 

★2月24日(火) 本島中南部大ドライブ

 

今日はシェフが車を出してくれて、三枝子ちゃんと3人でドライブ。私の希望で、南部のカフェに行くことに決定。天気も上々。走り出してしばらくして、逆方向に走っていることが判明。遠回りだが、ま、いいでしょうとそのまま国道331号線を南下する。ちょうどサトウキビの収穫時で、所々にさとうきびが道に落ちている。

 

 

糸満を過ぎ、ここからは行ったことがない所だ。沖縄戦跡国定公園、ひめゆりの塔、平和祈念公園、どれも訪れたことがないと言って、シェフに驚かれる。案内の看板を見ながら通過。奥武(おう)島にもちょっと寄って、海岸でアーサ(海藻。おつゆ、天ぷら美味)取りをしている人が見える。

 

 

百名ビーチにある、「Café やぶさち」到着。平日なのに繁盛している。全面的に若い女性向けのお店。百名ビーチが目の前に広がり、お天気がいいのでとてもきれいだ。食事の後は、飲み物を持って、屋外のテラスへ移動。こんなに気持ちいいのに、外へ出てくる人は少ない。おしゃべりしながらも、次々やって来るお客さんの層や、回転の様子、接客など、ちゃんとシェフは見ていて、プロはこういうところを見ているのかと感心。

 

次は、うるま市の宮城島の製塩工場に行ってみようかとシェフが提案してくれて、行く行く〜!今度は国道329号線をどんどん北上。与那原(よなばる)町から西原町、中城村(なかぐすくそん)、北中城村(きたなかぐすくそん)と来て、うるま市。世界遺産の勝連(かつれん)城跡へ。私はもちろん初めて。三枝子ちゃんによると、ここは遠足の定番だそうだが、シェフも初めてだという。

 

 

高台に建つ城跡へ。沖縄の城(グスク)らしく、うねるような城壁が美しい。座喜味(ざきみ)城と同じで、建物は何もなく、一種シュールな空間。頂上に登ると360°の見晴らし。

 

 

海中道路を通って、平安座(へんざ)島へ。海中道路(水中ではなく、ようするに橋です)は、本島在住男子が彼女をまずドライブに連れて行く場所だそうだが、海の色は宮古島にやや負けるものの、道の両側に青い海が広がって納得のコース。

 

 

 

さらに隣の宮城島。この島はシェフのお母さんの出身地。シェフから、まだ橋がなかった子どもの頃、遠浅で船が接岸できず、靴を脱いで歩いて島に上がったこと。また島の子ども達は竹馬で海を渡って、学校に通っていた話を聞く。その話、以前確か「探偵ナイトスクープ!」でやっていた。あれって、ここの島の話だったのか!

 

 

製塩工場はどこかな〜?塩買うぞ〜!サトウキビ畑の中に、立派な建物が現れる。あ、「ぬちまーす」だったのか。ミネラル含有世界一でギネス認定。「粟国(あぐに)の塩」と並んで有名で、那覇のどのスーパーでも売っている。

 

 

 

工場見学もさせてもらって、レストランの海が見えるテラス席でお茶。デザート5種盛りが豪勢。儲かってるからか?デザートどれもおいしゅうございました。おみやげの塩はとみると、スーパーの方が安い…。

 

 

シェフの息子さんNくんと那覇で合流して、「ピッツバーグ・フォーラム」で夕食。ここで食事をするのは初めて。家族経営でもう45年以上も続いているお店で、シェフは昔からのおなじみさん。クラッカーが付いているスープに始まって、サラダ、ステーキ、デザートのパンも自家製のガーリックトーストにクッキー。ぽってりした米軍払い下げのカップ(欲しい!)に入ったコーヒーまで。いや〜、満腹。これで1200円って…。家の近所にあれば、どんなにいいだろうと激しく思わずにはいられないお店でした。

 

 

初めて尽くしの充実の一日、シェフ、三枝子ちゃん、大事なお休みを付き合ってくれて、ありがとう!感謝!

 

 

 

 

 

Café やぶさち  南城市玉城字百名646−1 TEL098−949−1410

           11:00〜日没まで  水曜定休

 

観光製塩ファクトリー ぬちうなー  カフェたかはなり うるま市与那城宮城2768 

TEL 098−983−1140  11:00〜17:30 無休

 

ピッツバーグ・フォーラム 那覇市泊3−7−14 TEL 098−868−2687

                 12:00〜15:00 18:00〜1:00 木曜定休

 

 

                                        ←BACK    TOP PAGE     NEXT→