旅の空からの伝言


2004年6月16日 ボゴタより


♪国境を飛び越えて。

♪飛び越えてゆこう。

♪金色に輝く、雲の切れ間まで。

♪あこがれの場所に、いつかたどり着ける

中米から南米にやってきました。

ボゴタ(コロンビア)にいます。

初めての大陸・国、決して良くない治安、片道チケットでの入国、空港到着22時。

それなりの覚悟で飛んだのですが、快適・楽勝・良かった良かったの移動でした。

昨日は、偶然にも祖母の命日でした。

きっと、守ってくれたのでしょう。

これからアンデス山脈に沿って、少しづつ南下してゆきます。

元気です!







■キホさんへのレスポンスより


アバンギャルドなタイピング。

キホさんらしい書き込みグラシアス!

中米から南米。

とうもろこし(トルティージャ・タコス)からジャガイモ・豆の食文化へ移行。

米も比較的良く食べられています。

パン・パスタは世界共通のようですね。

NISSINカップヌードルは中南米共に良く見かけますが、

こちらではスープ(ヌードル入り)として売られています。







■Masaくんへのレスポンスより


こちらは、ブエノス・ディーアスです。

いろいろ世話になったね。

どうもありがとう!

とうとう南米に来た。

Masaくんの旅も、また始まるね。

日本で鋭気をやしなってさらに飛べ!

エンジョイ!







■kazueさんへのレスポンスより


こんにちは!

元気です。どうもありがとう!

いよいよ竹富島での生活が始まるんですね。

ちょうど、自分も去年の今頃、会社を辞めました。

旅の中で、環境の変化の大きさを、感じています。

きっと今頃は期待と不安が混ざりながらも、とにかく大忙しだと思います。

どんな時間も繰り返しません。

忙しさも楽しみながら、旅立ちの時を、迎えて下さい。

これから、御両親をはじめ、たくさんの方が、kazueさんの島を訪れるのですね。

笑顔の連鎖、広げて下さい。

俺も旅を続けます。

また、いつか、竹富島を訪れることを楽しみにしています。

元気で!

良い旅を!







2004年6月20日 カリより


ボゴタ(標高2600m)からカリ(標高1000m)にやって来ています。

車窓に流れる起伏・変化に富んだ風景を見ていると、なぜか日本を思い出します。

この辺りは標高差により気候が大きく変わります。

セーター&ジャンパーのボゴタから、カリでは半袖&短パンです。

ビールが美味い。

昨夜は蚊に悩まされ、寝ぼけながら、蚊取り線香を点けようとしたら、髪の毛に火が燃え移りました。

一瞬でしたが、たくさんの赤く細かい炎が闇に浮かび、綺麗でした。

これからは、アンデスに沿って、アップダウンのバス移動が続きます。

エクアドル・ペルー・ボリビアと南下してゆきます。

赤道も、もうすぐです。

この先、カリからエクアドル国境にかけては、かなりの確立でゲリラ・バスジャックが出没します。

バスが焼かれた、誘拐された(特に旅行者)、

荷物を全て盗られた(身に着けていた下着・靴下まで)といった話は日常です。

特に週末・夜間に多いので、今は宿でのんびりしています。

屋台で焼いていたチョリソを使ってパスタを作りました。

ビールは安くまあまあです。

定食に付くスープにはバナナが入っています(カボチャみたい)

気持ちはずっと静かです。

みなさんの日々はいかがですか。

良い日々の旅を続けてください。







■よりこさんへのレスポンスより


よりちんはコロンビアに3年もいたのかあ。

こちらは、お陰様で、元気にしてるよ。

ビエン、ビエン、どうも、ありがとう!

良い所だね。コロンビア。

でも、やはり治安面(特に移動時)のことは常に気になるところ。

先日起きたバスジャックではバスごと森の中へ誘導していって

乗客からドライバーまでが全てパンツから靴下まで盗られたそう。

これはもうどうしょもないなあ。

とにかくまずは命だね。

自分なりに出来る限りの防衛策とシュミレーションはしているので

もう起きた時は起きた時。

じたばたしてもしょうがない。

南米に飛んで来る前は、あれこれ考えたのだけど、今はずっと静かだ。

「神は世界を創造するにあたり、第1日目に光を作った」

なるほど。

シンクロするなあ。

「変わりたいと思う人間にとっては毎日が旅だ」

ありがとう。

旅を続けよう。







■唄者ともこぉへのレスポンスより


いろいろたくさん見てくれてありがとう!

「祖母の死」は、祖母の供養として、自分自身の区切りとして書いた。

あんなふうに祖母が生きたという事が、ほんの少しでも、誰かの記憶に残ったとしたら

それも祖母が生き続けることにもなるなあと思いアップしたんだ。

あの死は、俺にとって大きな出来事で、旅に出るきっかけのひとつだな。

なにはともあれ、あれを読んで、ともこがおばあちゃんに会いに行ったというだけで

書いた甲斐があったというものだ。

ありがとう!

おばあちゃん、喜んだだろう。







2004年6月23日 イピアレスより


コロンビア国境の町、イピアレスにいます。

明日にはエクアドルに入ります。

標高が高いのでしょう。

赤道が間近だというのに寒い寒い。

セーターにジャンバー、息が白いです。

ミカンを五つ食べました。

元気にしています。







■Mayu-Hattoriさんへのレスポンスより


ありがとう!

寒い寒いとメルカドを歩いていたらミカンがあってね。

風邪をひかないようにビタミンを補給しようとコタツに入ったつもりで食べまくったよ。

ちょっと頭痛がしてたのだけど、どうやら軽い高山病だったようです。

エクアドルは元気です。

太陽は元気です。

俺も元気です。

そんなことで満足出来るなら、俺を指差し、いくらでも笑えと歩いてます。







2004年6月25日 オタバロより


国境を越えてエクアドルにやってきました。

オタバロというインディヘナの町にいます。

明日、この町で市が立つので、それを覗いてからキトへ向かいます。

バスはアンデス山脈を縫うようにアップ・ダウン。

車窓から見える風景のスケールが、あまりにも大きく、これが地球なのかと改めて思いました。

エクアドルには「チーファ」と呼ばれる中華料理屋が、割とあります。

メニューは全てスペイン語、arroz=米、 cerveza=ビール以外、全く分かりません。

英語の話せるお客さんが通訳してくれて、「スープ・ウィズ・ヌードル?」としつこいほど確認して

「シー・シー(イエス・イエス)」と出てきたのが、スープだけ。

どんぶり一杯に入ったコンソメ風塩辛いコーンポタージュが昨夜の夕飯でした。

相変わらずスペイン語には不自由しています。

コラソン(心)という言葉が好きです。







■めいちゃんへのレスポンスより


ひさしぶり!

書き込みどうもありがとう!

旅を見ていてもらえるのは励みになります。

中南米は治安の面で必ずしも安全ではなく、日本を離れる前は、色々危険な話を聞いて

ナーバスになったりもしたのですが、今はフラットな気持ちです。

実際に色々なことが起こりましたが、そのたびに冷静でいられる自分に驚いているくらいです。

まあ、油断することなく、慢心することなく、この先も旅を続けたいと思います。

穏やかな出来事ばかりでは無いけど、静かな心と、永遠の目で見てゆきたいと思います。

めいちゃんも良い日々の旅を!

同じひとつの旅です。







■Masaくんへのレスポンスより


その後、元気ですか。

色々とありながらもとにかく南下、エクアドルまで来たよ。

明日には赤道を越えます。

Masaくんの旅も何処に流れてゆくのか楽しみだね。

パクチーがんがん喰ってプライベート・レボリューション。

俺もMasaくんからバイブレーションもらってるよ。

また何処かで会おう!







■ ★さんへのレスポンスより


はじめまして!

書き込んでいただいて、とても嬉しいです。

静かな振動へようこそ!

一緒に旅を楽しんでもらえたら、

日々の暮らしに旅の感覚を少しでも織り交ぜてもらえたら、

でも、もう見てもらえるだけで嬉しいのです。

これからもよろしくお願いします!







2004年6月28日 キトより


みなさん、お元気ですか。

日本は梅雨から夏ですね。

俺は、これから冬に向かう南半球を南下してゆきます。

今は、エクアドルの首都キトにいます。

赤道直下の街なのですが、標高が2600Mあるため暑くありません。

(エクアドルとは赤道の意味)

ガイド・ブックなどには、一年中、春のような気候と書いてあります。

季節の起伏があまりないのでしょう。

陽射しは強いです。

キトは人口密度が高いのですが、至るところに無駄(広場・ベンチ)があって居心地良い街です。

流れる空気もゆったりです。

スーパーに入るとマヌーチャオが流れていて、思わず体が揺れました。

「旅」に「拝啓 ハヤシコウジ様」をアップしました。

コウジ君は、訳あってペルー(リマ)からニューヨーク経由で日本に戻ることになりました。

今頃、ニューヨークを歩いていると思います。

彼が長年勤めていた店のマスターは「その目を濁らせるなよ」と帰って来た旅人を迎えるのだそうです。

ホントの旅は、これからです。

また会いたい人です。

毎日、 たくさんの人と出会います。

もっともっと知り合えたかもしれないと思うこともありますが、すれ違うのもまた旅なのでしょう。

旅を続けます。

■「拝啓 ハヤシコウジ様」: http://www1.u-netsurf.ne.jp/~silent/a-world-0156-kouji.htm







おおお、たった今、キューバからメールが届きました。

なななななんと、ななちゃんのお父さんがキューバに来たそうです。

そして病気が癌で無いことが分かったそうです。

良かった。

ホント良かった。

石田さんは明後日、帰国です。

■「VAGABONDS IN CUBA」: http://www1.u-netsurf.ne.jp/~silent/a-world-0134-ishida.htm







2004年7月7日 ピウラより


皆さん、書き込み&メールありがとうございます!

順調に南下を続けペルーに入りました。

ピウラという町にいます。

落ち着いたらお返事させていただきますね。

元気にしています。







■みかんさんへのレスポンスより


こんにちは!

南魚沼ではお世話になりました。

さりげないお気遣い良く覚えていますよ。

番組へのFAXも嬉しかったです!

息子さんの高校合格、良かったですね。

おめでとうございます!

それから準備期間を終えて始まる母の挑戦。

彼にも良い刺激になるのではないでしょうか。

ずいぶんと遠くまでやって来ましたが、また南魚沼の皆さんに会えるのを楽しみにしています。

また一緒に飲んで歌いましょう!

みかんさんの新しい旅、応援しています!







■コーヘイくんへのレスポンスより


ありがとう!元気だよ!

何があってもまずは元気じゃないとね。

コロンビア、エクアドルは町の標高によってずいぶんと暑さが違う。

ボゴタではカモノハシ(Hotel Platypus)に泊まりました。

空港からのことについてはメールするね。

気をつけて飛んで来い!







■tomoさんへのレスポンスより


書き込みありがとうございます!

また描けるようになったこと、ホント良かったです。

いろいろな旅がありますね。

どんな旅も、自分の旅でしかありえない。

全て引き受けて上を向いてゆきましょう。

俺は俺の旅を続けます。

またtomoさんの絵を見せてもらうのを楽しみにしていますよ。

元気で!







■さざ波さんへのレスポンスより


いつも味のある書き込みありがとうございます!

眠くなったら寝る。

目が覚めた時に起きる。

これが基本です。

22時くらいに眠くなって、6時くらいには起きてるというのが、平均的でしょうか。

健康的でしょう。

わりと早起きなのです。

朝の斜めの光で写真を撮るのが好きなのですが、南米はレイジーですね。

8時くらいにならないと人影もありません。

これがアジアだと暗いうちから市場が始まってるのでペースが合うのですが。

南米ではシエスタ(昼寝)をするので夜が遅いのでしょうかね。







■こげぱんさんへのレスポンスより


こんにちは!

相変わらず八重山な日々ですね。

子供の頃に憧れたガラパゴスは、それほど惹かれず素通りしました。

バカ高いツアー料金(現在ハイシーズン)や、

自然保護料と称して徴収される100ドル(近々倍になる)のほとんどが、

役人の懐に入っているというのもその理由です。

日本のガラパゴスは安く楽しく遊べる島だと思いますよ。

八重山でテントが張れるなんて貴重です。

工夫して楽しみましょうね。

お金を使わない生活は平和へと繋がる。

名も知らぬ植物ともたくさん出会いました。

イリオモテヤマネコによろしく!







■葉っぱさんへのレスポンスより


こんにちは!

よく覚えています!

ヤドカリ・ダンスでの見送りありがとう!

波照間島から、ずいぶん遠くまで来ました。

見上げる星の配置がずいぶん違い、南十字星が当たり前に見えます。

今は南米大陸をぐんぐん南下。

今年の12月までには、世界の最南端ウシュアイアにたどり着くつもりでいます。

お互い良い旅を続けよう。そして、また、いつか会おう。

旅も勉強もスタッカートでね!







■こうじくんへのレスポンスより


旅が一区切り。

お疲れ様でした。

また新しい旅が始まったね。

もらったメールも楽しく読みました。

(こうじ君は立ち寄ったニューヨークで道行く人から大リーグのチケットをもらい

それがヤンキースVSメッツの松井対決で、その試合でゴジラ松井の満塁ホームランを見たそうです)

グランド・スラムが、新しい旅を祝福しているようだ。

俺も毎日の新しい旅が光と祝福に包まれるように元気に飛び出してゆくよ。

おいしい串焼きの屋台を見つけたので、ビールを買って、これから出かけるつもりです。

感謝しながら旅を続けよう。

先生なんてとんでもない。

恐縮です。

同じ生徒の俺です。

ありがとう。







■MASAくんへのレスポンスより

MASAくんも、ゆたたも、元気に旅を続けてるようだね。

旅は終わらない。

ペルーはトゥクトゥクが走っていたり、屋台が多かったり

アジアを思い起こす国だよ。

明日からまたアンデスに向かいます。

良い旅を!







■helloくんへのレスポンスより


ありがとう!

元気にしてますか。

旅は順調ですか。

撮った写真の人たち、良い顔と言ってもらえたら嬉しいな。

世界は鏡だからね。

やっぱ良い顔じゃなくちゃね。

広い世界は、ますます広がってゆく。

ますます近所になってゆく。

良い旅を!







2004年7月9日 トルヒーヨより


先日は七夕でした。

この場所でたくさんの人に会えて俺は幸せ者です。

バス移動が続いています。

ペルーに入ってからグングンと標高を下げ砂漠地帯にある街、トルヒーヨまで来ました。

この辺りは、ほとんど雨が降らないらしく、日干しレンガで作られた古い遺跡が残っています。

今日は太陽のワカ・月のワカと言われる対になったピラミッドを見に行って来ました。

明日には夜行バスに乗り、標高3000Mを越えるワラスを目指します。

コンドルは飛んでいるのか。