タイトル■長い前書き
書き手 ■谷田俊太郎
このウェブマガジンを作ろうと思った
そもそもの動機、出来ていく過程などを
書いてます。「前書き」なのに、創刊
以後もまだ続いてます。なぜならば、
「狼ガガ」はまだまだ未完成だから。
>これまでの前書き
」」」 16 」」」
第1話が最終回?
すっかり久しぶりになってしまった
「長い前書き」です。前回を読み返してみると
「狼はガガーリン空港へ行く」という
タイトルを思いついた部分まで。その後の創刊までの経過は
「現在の進行状況」や「狼男の記録」に
日々小出しに書いてしまっていたのと、
自分の感情が整理しきれなかったのが理由で、
なかなか書くタイミングが掴めませんでした。今回は創刊後、何を思ったのか?
について振り返ってみたいと思います。昨年の夏頃に
「ウェブマガジンを作ろう!」
と思いつき、
11月に「とあるウェブマガジン準備号」
というホームページを立ち上げ、
紆余曲折を経て、
12月中旬には「狼はガガーリン空港へ行く」
と命名して、このウェブマガジンは
やっと創刊しました。で、創刊した日に
僕が最も感じたことは、
実は「さびしさ」でした。もちろん完成した喜びや、
やっと形になった安堵感なども
大きかったのですが、
不思議なことに
心の円グラフでは、
「嬉しい」や「ホっとした」に
対抗するように、
「さびしい」という感情が
意外なほど
巨大な割合を占めていました。しかし、その時は
「これはイケナイ感情だ」
という理性みたいなものが働き、
それを打ち消そうと
努力していたような気がします。けれど、その感情はなかなか消えず、
ぶすぶすとくすぶり続けていたのです。なぜ俺は「さびしい」と
思ってしまったのだろう?創刊してからの数週間、
その謎について考えていました。声をかけた人達からは
毎日のように原稿が届き、
そのどれもが想像していたものよりも
面白いものです。少しづつではありますが
楽しみにしてくれる人の数も
増えてきたようです。最初は一人で始めたものが
今では宴会ができるくらいに
関係者の人数も増えてきた。何もさびしがる理由は
見当たりません。でも、1週間ほど
「オーガガ」の更新作業を離れ
少し客観的な視点で
自分を眺めてみてわかったんです。「過程」が終わってしまったから
俺はさびしくなってしまった!どうも、そういうことみたいです。
元旦に「うる星やつら2〜ビューティフルドリーマー」
という映画を久しぶりに見ました。この映画は
「学園祭の前日」という楽しい1日が
延々と繰り返されている場面から
始まります。これはある人の夢が実現
した世界なのですが、その説明は省略。僕も経験ありますが
「学園祭の当日」よりも
その日に、向って準備している期間の方が
実は楽しかったりしたもんです。それは、学園祭に限りません。
修学旅行でも、デートでも、
イベントやコンサートでも
それを楽しみにして
その期待感で胸を膨らませている過程の方が
実際には楽しかったりしませんか?「想像力」に「現実」という結果が
及ばないからか、
「結果」より「過程」の方が楽しい。
そして「美しい」とも思えます。ドラマや映画、小説でも漫画でも
「物語」のほとんどは
「夢や目的に近づこうとしている過程」
を描いたものですよね。その夢は、「甲子園」だったり
「結婚」だったり「紅天女」だったり
「天竺」だったりと様々ですが、
物語の中で美しいのは、
この「過程」の部分のような気がします。夢を達成した時点が
多くの物語の最終回です。僕は、約半年間、
「ウェブマガジンを作ろう」と
追いつづけてきた夢を
達成してしまい、
「第1話」のはずが
「最終回」になってしまったような
感覚があったのだと思います。「創刊」は「完成」ではなくて
単なる「始まり」のはずなのに
「できたぞー!!!」
とか思ってしまったのが
そもそもの間違いでした。まだまだ「できてないぞー!!!」
だったのです。先日、他のホームページをいくつか覗いてみたら、
ちゃんと「お正月」っぽい企画をやってたりしました。
テレビや雑誌はもちろんそんな企画ばかりです。我がオーガガは、力不足もいいとこで
何の準備もしてなかったもんだから、
ごく普通に新年を迎えてしまいました。それにまだまだ
やりたいことのわずかしか
実現できていません。全然「できてないぞー!!!」
さびしがってる場合ではありませんでした。
インターネットをわざわざ
表現の場として選んだのはなぜだったのか?完成形になりにくい
「永遠の過程」を
キープし続けられる媒体だから
じゃなかったのか?「学園祭の前日」を
エンドレスでできる場、
だからじゃなかったのか?だからこそ、狼はガガーリン空港へ行った、
ではなく「行く」なんじゃないか?この変な達成感・虚脱感から
完全に脱出するためには
次の具体的な大きな目標設定が
必要なのでしょう。今後どこに向うべきか?
狼が「行く」べき「ガガーリン空港」とは
どこなのか?インターネットという宇宙で
次の航路を決められずに
ただ浮かんでいる。それが今のオーガガという宇宙船、
というより自分自身かな?
そんな状態な気がします。まずいな、こりゃ。
「次なる野望はこれだ!」
とビシッと書けると
うまくオチになるのですが、
正直まだ浮かんでません!というわけで
つづく!