6月24日(火) 決戦!ヒクソン・グレイシー

ミルコとの対決を明日に迎え、俺は緊張していた。
あのキックをかいくぐってタックルで倒す、それしかない。
何万回と特訓してきたのだ。なんとかなるはず。
練習を終え、水を飲んでいると高田さんがやってきた。
「明日の相手、ヒクソンに代わったから」(さわやかに)
「ええ〜〜〜〜ッ?ヒクソンですか!?」
「問題ないよ」(さわやかに)
高田さんはそれだけ伝えると、すぐに立ち去ってしまった。
俺は混乱した。なにしろ対打撃用の対策しかしてないのだ。
俺はヒクソンに勝てるのか?いや、彼はもうとっくにピークをすぎている。
今まさに絶頂期のミルコに比べれば、楽な相手のはず。
頭ではそう考えるのだが、目の奥にはずっと同じシーンが流れてる。
腕十字を決められ苦しそうにタップしている自分の姿……。
俺はヒクソンを怖れていた。ミルコより怖い、そう感じていた。
高田道場の廊下を歩いていると、桜庭さんとすれ違った。
「明日、ヒクソンになったって?」(ニヤニヤ)
「桜庭さん、どうしたらいいすかね?」
「ダイジョーV。あははは」
そう言い残して、桜庭さんも去ってしまった。
俺は誰もいない高田道場の廊下にぽつねんと立っていた。夕暮れだった。
ヒクソン。ヒクソン。ヒクソン。ヒクソン。ヒクソン。ヒクソン…。
カーツ大佐の巨大な顔が脳いっぱいに映し出される。地獄の黙示録。
俺は一人でボートに乗っている。ジャングルを流れる灰色の大河を進む。
あの島でヒクソンが待っている。とにかくやるしかない。
そして朝が来る。コロッセオでは何万人という観客が叫んでいる。
灼熱の太陽。流れる汗。白いガウンを身にまとったヒクソン。顔は見えない。
俺は心を決める。「圧倒的な偏見をもって抹殺するんだ」。ゴングが鳴る。

……『おもちゃの交響曲』が鳴り響く。目覚ましである。
夢だった。変な夢。なんで今ヒクソン?
しかも不思議なことに俺はミルコよりヒクソンを怖れていた。
潜在意識にはまだヒクソン幻想が残っているのかな?
でもとにかく、つづきを見たかった。俺は勝てたのだろうか?
夢って、いつもいいとこで終わってしまうよなぁ。


6月23日(月) 阿修羅のごとく

秋に公開される、森田芳光の最新作『阿修羅のごとく』。
 この映画のキャストがものすごいことになっている。

 ・大竹しのぶ
(黒い家)
 ・黒木瞳  (失楽園)!
 ・
深津絵里 (ハル)!
 ・桃井かおり(メインテーマ)!
 ・木村佳乃 (模倣犯)!
  …とまあ森田作品の主演女優が揃いぶみ。さらに、
 ・小林薫!(それから・そろばんずく・悲しい色やねん)

 で、これだけでもどえらい豪華さなのに、さらに
 深田恭子、仲代達矢、八千草薫、板東三津五郎、紺野美沙子、中村獅童…etc!!
 なんかもう異様だぞ。プライドGPを軽く超えてるよ。
 原作は向田邦子だし、メジャー中のメジャーたる超大作。

 が、森田ファンとしては逆に不安になってくる。
 これだけ邦画界のど真ん中を期待されてしまって大丈夫なんだろうか…?
 モリタといえば、非ど真ん中系の作風こそが魅力なだけに心配だ…。
 『模倣犯』も大方の評価はさんざんだったし…。

 が、脚本は筒井ともみだった! 『それから』の名コンビ復活だ。
 これならきっと大丈夫だろう。モリタ脚本だと独特すぎるから…。
 しかも題材はホームドラマ! 『家族ゲーム』で証明済みなように、
 ホームドラマはモリタの得意中の得意なのだ。
 
 なにやら森田映画の集大成のような『阿修羅のごとく』。
 これは期待特大。胸が高なるるるるる〜♪(チモミンA風に)
 

6月22日(日) スパイ・ゾルゲ

大百科を作っているとき、60〜70年代の雑誌や書籍を大量に見て、参考にした。
 大伴昌司が作ってた少年マガジンのグラビア記事とか怪獣大百科とか
 小学館の入門シリーズとかテレビマガジン仮面ライダー大百科号とか。
 で、つくづく思ったことは、当時のデザインってすばらしい。惚れ惚れする。
 タイトルも小見出しもほとんど手描きだし、レイアウトも凝りまくり。
 効率化なんて全然無視。今じゃあり得ないほど手間ひまかけて作ってる(ように見える)。
 アイディアも書体もレイアウトも独創的で魅力的。見てるだけで楽しい。
 組み版のデザインには、なんというか手作業のぬくもりを感じるんだよなぁ。
 味もそっけもない、没個性なDTPデザインとは根本的に何かが違う。
 今は便利になったのは確かだし、それはそれでもちろん良い面もあるのだけど、
 コンピュータの進歩の功罪とは…!? なんて改めて考えさせられてしまった。

映画にしても、CG技術があまりに進歩しすぎて、どんなにすごいSFXを見ても
 正直インポ気味。「CGなら当然でしょ」と思うだけ。驚くことは滅多にない。
 俺はほとんどやらないけど、ゲームなんかもきっとそうじゃないのかな。
 たとえば『バーチャ2』の頃の「うっひょ〜ポリゴンが動いてるよ〜!」
 なんて感激はもうないのでは? リアルはもういいっすよ、みたいな。

というわけで文明の進歩には懐疑的なのだけど(とか言っても仕方ないけど)、
 こんなCGなら大歓迎!と思ったのが 『スパイ・ゾルゲ』。
 この映画は、びっくりするくらい昭和初期の風景を見事に再現してた。
 再現といっても、実際には俺はその頃は生まれてないわけで、
 まあ想像上の昭和初期ということですが、本当の記録映像みたいに見えた。
 この絵がまた味があるのだ。どうやって撮ってるのか謎。
 でもきっとCGなんだろう。GGもこういう風に使われると夢が広がる。
 その昔「鉄人28号」で言ってたように、どんな機械も使う人、使い方次第なんだよね。
 ふつうすぎる意見だけど、しみじみそう思った。

 それにしても、その頃の東京は建築にせよ街並にせよ服装にせよカッコイイ。
 いま一番いきたい場所は、昭和10年代の東京だな。もちろん戦争が始める前の。

夜はテレビで『チャーリーズ・エンジェル』を見た。やっぱサイコ〜!
 この映画だってCGばりばりだけど、んなことどーでもいいーか!
 と、ただただワクワクドキドキ。大好きです。カッコいいっす。
 俺もエンジェルになりたいっす。『フルスロットル』早く見たいっす。


6月21日(土) 湘南へ

天気がよかったので湘南へ。逗子、葉山マリーナ、藤沢、江の島と散策する。
 江の島には「
サムエル・コッキング苑」なるものができたそうで、やたら宣伝してた。
 いったいそれはなんじゃろう…?と想像を膨らませながら、エスカーで上へ。
  俺の予想は大バーベキューランド。「〜宛」って焼肉屋っぽいすよね。
 …でも、なんのことはなかった。ただの植物園だった。前からある植物園がきれいになっただけ。
  展望台もリニューアルされてた。でも昔のボロいやつの方が風情があって好きだった。
  昭和風味満点だったへぼい遊園地もなくなってた。残念…。

ところで初めて知ったのだけど、藤沢市と、我が故郷・松本市は姉妹都市なんだそう。
 東洋のマイアミと東洋のスイス、だって。ふーむ。

江の電・腰越駅の近くにある「しらす屋」で、しらすづくし定食を食べる。
 生しらすってうまいっすね! 初めて食ったような気がするけど、バツグンです。
 「しらす!しらす!しらす!しらす!しらす!しらす!しらす!」
 と叫んでた、「夢カリ」の恵子ちゃんたちの気持ちがわかったです。


6月20日(金) プロレスの宴

大百科の打ち上げ第2弾。明大前のプロレスパブ「梵婆家」にて。
 制作トリオのメソポさん、森さんに加え、編集鈴木さん、
 官能画界の美人マダム・星恵美子先生、気鋭のイラストレーター中川画伯、
 プロレスを撮り続けて20年(?)歴戦の名写真家・平工さんと賑やかに。
 タイガー・ジェット・ピザ、橋本チャーハン、木戸クラッチなどを食す。

星先生が絵を描いたという本「フラワー」を見せてもらった。
 女性向けのセックス指南書だそうだけど、これがスゴイ。はじけてる。
 特に「こんなにいろいろな形がある!」という性器のサンプル画集
 “フラワー花びら畑”“ペニスの森”には大爆笑しつつも大感心。
 しかしながら星先生、なにを参考にしてこれを描いたのだろうか?
 うっかり聞きそびれてしまった。ちなみにこの本、かなり売れてるとのこと。
  
店内では懐かしのプロレス・ビデオが流れていた。いろいろとリクエストする。
 久しぶりに見たブロディ(4.18両国、vs猪木戦)のかっこよさに改めてシビれる。
 もしもブロディが今生きていたなら……、とついつい妄想が加速する。
 ノゲイラをゴリラスラムで叩きつけ、ヒョードルをチェーン攻撃で悶絶させ、
 ミルコをキングコングニーで粉砕するシーンなどが次々とフラッシュバック。
 ブロディならPRIDEの選手なんか軽く蹴散らしてしまうはずだ…!

 まあ、これはあくまでイメージでは、ということなんだけど、
 ブロディには、そんな幻想を抱けるだけの強さの説得力があった。
 今のプロレス界が哀しいのは、そんな妄想すら抱ける選手がほとんどいないこと。
 つーか、もっと哀しいのはこれを<妄想>と軽く言えてしまうことか。
 20年前は、ふつうにブロディやアンドレ、ボックが世界最強だと信じていたんだよなぁ。


次に流れたのは、橋本vs小川の「負けたら即引退スペシャル」に至る2連戦。
 これはやっぱり尋常じゃない面白さだった。みんな無言で見入ってしまってた。
 結果も知ってるし、もう何度も見てるのに、それでも興奮できるってのはスゴイ。
 しかも我々だけでなく、店内にいた他のカップルたちまで同じ状態だった。
 この対決は、間違いなくバーリトゥードより面白かった。刺激も緊張感も感動も上の上。
 ガチンコよりも面白いプロレス。それは間違いなく、ある。
 プロレスにだって、まだまだ可能性は残っているのだ!こういうプロレスを見たいのだ!
 …とか思った。 期待してます、破壊王!!
 

6月19日(木) 暑さのせい?

暑かった。夏みたいだった。中板橋で取材だった。
 山の手線に乗ってるつもりが京浜東北線に乗っていて、気づいたら王子だった。
 あわてて引き返した。遅刻しなくてよかった。


6月18日(水) ペンタくんもビックリ!

ななななななななんと!吉田がプライドGPに参戦だって!? 
 ウソだろ、ベスさん! ペンタくんもビックリ!
 思わず目をうたぐった。耳をかっぽじった。死んだら驚いた!(謎)
 梅雨なんてぶっとばす、マグマ級のビッグニウスじゃい!!
 もう仕事なんてしてる場合じゃないよ。興奮しすぎて「すぽると」見逃したよ。
 (長くなったので以下
こちら
 

6月17日(火) ドニー・ダーコ

雨を見ながら、梅雨を前向きに捉える方法を考えてみる。

港区芝にある、紅茶専門店アメージングカフェで、
 “紅茶界の貴公子”熊崎俊太郎さんをインタビュー。
 2種類の紅茶とシフォンケーキが実においしかった。
 
公開当時から友達に薦められていた映画『ドニー・ダーコ』を見る。
 世界の終わり、ウサギの予言、謎めいた登場人物たち、転校生の美少女、
 どうにでも解釈できるストーリー、80年代のUKニューウェイブ音楽、etc…
 俺の大好物な要素が、てんこもりの映画だった。
 あ、ドリュー・バリモアも。

 …ではあるのだけど、不思議ともうひとつのめりこめなかった。
 なぜだろう? 見終わったあと考えこんでしまった。
 古い夢みたいだった。10代の頃だったら確実にハマっていたと思う。
 ではなぜ? うーん、もう一度見てみよう。

セブインイレブンに売っている、いくらのおにぎり(¥180)はうまい。
 

6月16日(月) 悪

『海辺のカフカ』再読終了。
 一度めに読んだときよりも、ゆっくりと文章を味わえ、
 気づかなかった伏線にも気づけ、じっくりと楽しんだ。
 改めて、非常によく練りあげられた小説だと感心する。

 「悪」というものとどう対峙すべきか?
 それがこの物語の大きなテーマ(のひとつ)だと思うのだけれど、
 一度めに読んだときは、ジョニー・ウォーカーがその象徴だと感じた。
 でも、ニ度めの今回は少し違う感想を抱いたのだった。
 この物語における最大の悪は「佐伯さん」だったんじゃないだろうか?

『ほぼ日』の“オトナ語の謎”が、むちゃくちゃおもろい。
 会社を辞めた俺には懐かしくもある。こういう世界にいたんだよなぁ。
 しかし、このネタにはもっと早く気づくべきだった。残念。
 
 
6月14日(土)〜15日(日) ガープとカフカ

曇天。どこかにでかけたかったが、どこにも行く気がしない。
 そんな週末がつづく。梅雨である。

 録画しておいた『BJ〜』『大奥』などをまとめて見たり、
 『少年カフカ』の影響で『海辺のカフカ』を再読したりしてすごす。
 久しぶりに『ガープの世界』も見た。やはり好きな映画だ。
 
 で、『カフカ』と『ガープ』には、ずいぶんたくさんの
 共通するモチーフやテーマがあるなぁと気づいた。
 どちらも片親の主人公で、男であり女である人がキーパーソン。
 そして物語の最大のテーマとなっているのが、
 非寛容さとそれに対する憤り、とりかえしのつかない罪とゆるし。
 おっ、これはなかなかの発見かも。
 


<5月の終わりから6月13日の金曜日までのメモ>

しばらくメモしてないと思ったら、2週間以上もすぎていた。
 結構いろんなことがあった。おもな出来事をメモしとこう。


5月29日(木)はゼロワン後楽園大会で我々が作った本、
 
『橋本真也のプロレス大百科』の先行発売が行われた。




 青いビルの1階エレベーターホールでは、オッキーさんが
 「『橋本真也のプロレス大百科』、本日先行発売でーす」
 とマイクでアナウンスしている。おお、なんかすごい。
 ロビーではメディアファクトリーの人が元気に販売していた。

 ホールの中に入ると、かなり多くの人が大百科を読んでいた。
 自分が作った本を大勢の人が読んでいる光景を見るというのは、
 考えてみると初めての体験で、かなりドキドキした。
 しかも、この時点では俺たちは完成した本を見ていないので、
 ミスがなきゃいいいが…、などと余計にズッキンドッキン。

 この日に売れなきゃ今後の売れ行きは絶望的と思っていたが、
 用意された200部がなんと完売。いやーまずはよかった!

 表紙モデルのスティーブ・コリノ選手も2冊お買い上げとのこと。
 ありがとうございます!

5月30日(金)、サノ、マツダくん、チバちゃんと銀座で飲む。
 サービスが悪いくせに尊大な態度の店員に腹がたって文句を言った。
 でも、それはともかく3人に会ったのは久しぶりで楽しい夜だった。

6月2日(月)、平井のおばちゃんの店で斉藤と飲む。
 おばちゃんが元気そうでよかった。ここで飲むビールはとびきりうまい。

6月3日(火)、精神障害者移送サービスという仕事をしている、
 
押川剛さんを新宿の事務所でインタビュー。よく晴れた日だった。

 押川さんの著書を読むと、患者さんの大半が手に汗をかいているのだという。
 つまり手汗は心のバランスを崩している人のサインのようなものらしい。
 手汗については俺自身の長年の悩みだったため、この見解は衝撃的だった。
 しかも、押川さんの
『愛というとるが』という本に書いてあった、
 <手汗をかく人・25の傾向>は、確かに自分に当てはまっていた。

 そんなわけでインタビューが終わった後、それについて聞いてみると
 「ライターやってるような人なら当たり前ですよ。
  そうじゃなかったらおかしいですわ」とのこと。

 ちなみにインタビュー中や原稿執筆中は激しく手汗がでるが、
 仕事が終わって酒を飲んでるしてるときは手がさらさら。
 そういうものらしい。霧が晴れた気分。

大百科の見本誌が届く。やっと終わったという実感がわいた。
 作業が終わった時点では、「もっとこうすればよかった…」といった
 反省の感情の方が強かったが、出来てしまえば「ま、いっか」と思え、
 愛着がわいてくるものである。何度も繰り返しながめた。

6月4日(水)、Amazonで入手した期待のDVD、
 
『天国と地獄の美女 〜江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」』を見る。
 土ワイだし、『恐怖奇形人間』と比べるとどうなんだろう?
 と思っていたのだが、これが驚くべき傑作!人間花火もバッチリだ。

6月5日(木)、週プロの斉藤文彦氏のコラム『ボーイズはボーイズ』で
 大百科を好意的にとりあげて
くれていて感激。ありがとうございます!
 あと、いち早くHPで取り上げてくれた高井さん、ありがとうございます!

 近所の書店まわりをしてみると、いい場所に平積みしてる店が多かった。
 うれしい。売れそうな雰囲気は発しているが、実際に売れてほしい。

養老孟司先生の『バカの壁』はおもしろい。y=axか〜。
 ちなみに4月に発売して、もう8刷りだった。
 

6月7日(日)、『マトリックス リローデッド』を見る。
 昨夜テレビで第1作を復習したのに、ストーリーはさっぱりわからん。
 にもかかわらず、むちゃくちゃ面白かった!
 なにしろいきなりネオが空を飛んでいるのだ。なんだこりゃ(笑)。
 ストーリーなんてどうでもいいんじゃい!かっこよければいいんじゃい!
 …と開き直ったような作品で、実に爽快だった。
 これだけすごいアクション映画は、他に見たことないかも。
 妙に理屈っぽかった1作目より断然好きである。
 
 これだけすごいもん見ちゃうと、ヤバイかも…
 と思いながら、横浜アリーナ/PRIDE26 REBORNへ。

ところが、この日のプライドは稀に見る面白さだった!
 ミルコの圧倒的な強さにシビれた。誰が今のミルコに勝てるんだ?
 藤田のことは正直評価してなかったけど、今日は感動した。
 ヒョードル初のピンチには冷や汗をかいたが、最後は劇的な大逆転勝利!
 初めて弱さも見せたことで、ヒョードルはより魅力的になった。

 そしてヒョードル×藤田は、前田と猪木の最終決着戦と考えると
 (あるいはUWFvs新日本プロレス)
 リングス・ファンとしての10年間の思いは成就したと思え、大満足。
 残るはリングスvsKー1の最終戦争、ヒョードル×ミルコだけだ。
 「リローデッドより面白かったよ〜!」と興奮して帰途につけた。

 これだけの高揚感は、伝説の92年5月8日、Uインター横浜アリーナ、
 高田×オブライト、山崎×北尾のあの日に匹敵するかもしれない。

6月9日(月)午前中、鮫州で取材。そのあとで、
 所用でこちらに上京した市川先生と一緒に昼飯を食べる。

6月11日(水)高井さんとうちで飲んだ。いろいろと叱咤された。

6月12日(木)メソポさん&森さんと大百科の打ち上げin五反田。
 リベラで巨大なステーキを食べ、昭和風な居酒屋で飲んだ。

6月13日(木)雨がやみ、夕暮れがきれいだった。
 
 
 

 




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※狼男=狼はガガーリン空港を主宰している男の略