「SCW 蓼科ツアー2002 〜 私を女神湖に連れてって 〜

第4章 ペンションへ

4章にしてやっと3台の車が合流。
この時点で総勢10名。
数時間遅れると連絡のあった名古屋発のMT以外が揃ったことになる。

しかし前日睡眠十分の俺、車内での睡眠十分のオッチーを除いた他の車2台の
メンツは初日の朝10時に既に疲れていた。
パンクのアクシデントに見舞われた大ちゃんカーのメンツはさらにグロッキー状態。
とりあえず温泉組と車で寝る組に分かれることになった。

この温泉は「すずらんの湯」という名前でちょっと大き目の銭湯+露天風呂ってな感じ。
しかしこの温泉の利点は風呂ではなかった。
それは足つぼマッサージ機やマッサージチェア、金魚運動器、それに広い座敷という
リラックスアイテムだ。

俺はみんなより少し先に風呂を出て一人で5分100円の足つぼを満喫し、かなり
気持ちよかったので後から出てきたクロちゃんやセロ、マツオに勧めることにした。

TOK「ちょっと痛いけど気持ちいいよ。」
クロ 「試しにやってみます。」

てな会話の後、クロちゃんは100円を足つぼマシンに投入した。
俺はその後ジュースを買いに座敷のほうに移動したのだが、それから約10分の間
クロちゃん達の痛そうで気持ちよさそうな悲鳴が入り口のほうまで響き渡っていた。

座敷で休むこと30分。
11時半になった頃、俺達は温泉を出てまずは腹ごしらえをすることにした。

場所はクロちゃんの地図に乗っていた手打ちそばの店「銀平」(やったっけ?銀次??)。
みんなどうにかして美味しいと思おうとしていたようだが手打ちとは思えない麺の
柔らかさに苦労していた。
値段は観光地価格だが味は駅そばより若干上と言ったところか。

そしてついに一行は目的地となるペンション「ウィンドベル」へ向かったのであった。

ウィンドベルは2年前にもお世話になったところで、親切なオーナーが美味しい料理を
出してくれる居心地のいいペンションだ。
部屋や食堂も綺麗に保たれておりカップルが泊まるにもいい雰囲気だろう。
今回は男11人が2人部屋に分かれて泊まるのだがどうやら他の客はおらず貸切の
ようだった。
「3連休の初日が貸切状態で大丈夫なのか?」とかペンションの経営状態を心配
しながらも荷物を置いてフットサル場へと移動した。