10日(3日目)
北海道上陸!雨の出迎え
フェリー内では、隣のおっさんのいびきが非常にうるさく、ほとんど眠れませんでした (--;
さてさて、北海道に到着です。船室から外を見ると憂鬱な空模様。下船すると結構な勢いで雨が降っています。 どうしようもないので、自分と荷物に雨対策を行ったら、出発です。本日の目的地は屈斜路湖の砂湯。妹とペンションで落ち合う約束です。
まずはえりも岬経由で帯広を目指します。道道259号から国道235号へ入るため、 右よりの車線を走行していました。しかし、4車線のうち、右側2車線はなぜかぜ〜んぜん動きません。左側2車線は流れているのに…。とはいえ、もうすぐ右折なので、おとなしく渋滞にはまっておきます。
そんな時、頭上から声が降ってきました。
「どこ行くの?」
驚いて、声がした方向、左上を見上げると、トラックの運転手さんでした。
「この先の交差点で事故があったから、当分動かないよ。帯広に行くの?早く、前に入って!早く!」
え?でも…、と戸惑いましたが、運転手さんに急かされて、トラックの前に車線変更をしました。ちょっと走ると、確かに交差点で事故があり、警察が調査中でした。しかもそこは道道781号との交差点で、私が曲がる交差点はもっと先だったのです。だから、トラックの運転手さんは自分の前に入れてくれたんですね〜。運転手さんに、感謝!
国道235号に入ったら、雨の中をひたすら南下します。そういえば、バイクでえりも岬に行ったことなかったっけ…。よし、行ってみよう!
しか〜し!道道34号に入ると横風が強く、バイクでは吹き飛ばされそうになります。ついでに、岬はガスっていて何も見えないし、寒くて長居する気にもなりません (--; フリースを着込んだらさっさと出発。まぁ、学生時代、晴れたときに来て、景色は見ているので今回はいいや…。
さてさて、朝からずっと降っていた雨も、帯広に近づくにつれて弱まり、幸福駅に着くころには止んでいました。帯広には何度か来たことがありますが、幸福駅には来たことがなかったのです。 私が着いたときには、韓国からのツアー客が詰め掛けております。こっちを見て指差しながら何か話していますが、何を言っているやらさ〜っぱりわかりません f(^^; 売店で、お約束の“愛国から幸福ゆき”の切符を購入。格好からライダーと丸わかりなので、売店のおじさんがお決まりの質問をしてきます。 どこから来たの? 今日はどこまで行くの? 一人? 以上3項目はどこででも聞かれますね〜。今回は丁寧に屈斜路湖への道をアドバイスしてくれました。 妹に現在地と到着予定時刻をメールしたら出発です。 |
![]() |
![]() |
足寄を過ぎるとまたもや雨が降ってきました。日没後、雨の中の山越えはかなり大変です。対向車が減光してくれないと、マジで前が見えず、怖いです。さてさて、苦労しつつも、なんとか屈斜路湖畔に到達しました。道道52を、砂湯を目指して走っていたときのこと。対向車が通り過ぎた直後、フクロウが舞い降りてきました。路上で片方の翼を広げています。え?もしかして、さっきの車と接触した?怪我したのかな?などなど気になりますが、普通に脚で立っていたため、引き返すのは止めておきました。慌てて戻っても、フクロウを驚かせてしまうだけですからね。
なんとか砂湯に到着したものの、ペンションの場所がわかりません (--; ひとまず屋根の下に入り、携帯で妹に連絡を取ります。え?入り口にコーヒーの看板?あ!それさっき前通った!
到着はできたものの、すぐに建物内に入れるような状態ではありません f(^^; ひとまず、玄関フードでジャケットやレインウェアを脱いで置かせてもらいます。濡れたものは着替えて、まともな格好になったらひとまず夕食。妹とは久しぶりの再開。積もる話をしつつ、料理に舌鼓を打ちます。北海道らしく、味付けがしょっぱいのを引いても、かなり美味しいです d(^^)
それから、部屋のバスルームに新聞紙を引いて、ずぶぬれのウェアを持ち込んで乾かします。それから楽しみにしていた温泉へ♪屋内の温泉も良かったけど、露天風呂は最高でした。
本日の走行距離 502km
久しぶりの北海道。ただでさえ肌寒いのに、雨の中の走行はフリース必須。