日本縦横断無謀!?ツーリング
6日目 初!高速自動車道走行
翌朝、起きて気付いたのだが、道の駅に泊まっていたのは私達だけではなかった。車内で眠っていた人たちが結構いたのだ。
7:10 昨夜お世話になったご夫婦を見送り、私達も出発。ヤマイヌはなんとかエンジンがかかった。
西へ向かい、高山市街地へ入る。ガソリンスタンドを見つけ、給油とともにバイク屋さんの場所を教えてもらう。地図とお店の名前を書いてもらい、お礼を言って出発。まだ朝の8時だけど、お店開いてるかな?と心配しつつ、バイク屋さんへ。
お店に着くと、お客さんが帰っていくところで、お店のご主人が外にいた。事情を話すと、外装を外し、バッテリーを見て、「あ、ネジが外れかけてますね。多分これが原因でしょう。一応、充電してみますか?」本当にバッテリーが上がっていたら充電には数時間かかる。そのため、バッテリーが上がっていたとしても30分充電したら、ひとまずしばらくは持つから出発することにした。
数分後、充電終了のランプが点った。やっぱり、ネジが外れかけていたのが原因だったらしい。
R158を白川郷へ向かう。途中、道の駅 桜の郷 荘川 で「さくらソフト」を食べる。寒いけど、名物は食べてみたいもんね。香りはさわやかだけど、味は…?そういえば桜の味ってどんな味なんだろう?これが桜の味なのかな?おいしいからまぁいいか。
R156を北上し、世界遺産白川郷を目指す。 朝から曇っていたが、白川郷に着くころには小雨になっていた。 南側から合掌造り集落へ入る。 まるでタイムスリップしたような風景が広がっていた。 しかし、集落の北側へ少し進むと、観光客だらけで、しかも観光客相手のおみやげ物屋さんが軒を連ね、ものすごく興ざめだった。 まだ朝9時だというのに、道には空いている駐車場を求める車や観光客であふれていた。 私は、勝手な思い込みだけど、古い日本の景色を想像していたので、集落の南側の、右の写真のような風景が広がっている辺りの方が好きだな。 |
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R156を岐阜市まで一気に南下し、R21に入り、西へ向かう。R21は市街地を走っているが、高架部が多くて渋滞もそれほどなく、快適に進めた。
琵琶湖畔の彦根市に入り、R8を大阪・泉大津フェリーターミナルを目指して南下する。ここ、彦根市には高校時代のクラスメイトが住んでいる。でも、事前に連絡していなかったので、訪ねるのはあきらめる。
ここまで来て、フェリーの時間までに港に着かないかも知れないことに気付く。彦根ですでに午後5時過ぎ。これから渋滞することを考えると後約2時間半では間に合わない。このフェリーに乗れなかったら母親との約束を守れないので、しぶしぶ高速に乗ることにする。あ〜ぁ、水戸に行くときも高速使えばあんなに迷惑かけずにすんだのになぁ、Iさん、ごめんなさい m(_ _)m
高速に入る前に給油。驚いたことに、「ハイオクをレギュラー価格で入れてくれる」というサービスをしていると言われる。ハイオクは今まで入れたことないけど、店員さんに薦められ、入れてみることに。
彦根ICから初めての高速道路に入る。少しずつ加速していくと、110km/hまでくるとヤマイヌが怪しい振動を始めた。あ、これ以上は無理なのか。
高速走行は想像以上に体力を消耗し、途中のSAで休憩しようとしたときにはヤマイヌから降りると同時にその場に座り込んでしまった…。しばらく休憩して、出発。大阪に近づくにしたがって高速の分岐は多く、不安の中の走行となった。
しかし、もうすぐ泉大津というところで分岐を違う方向に進んでしまった!仕方がないので、ひとまず高速を降り、再度入りなおす。下道を通ることも考えたが、出港まで1時間を切っており、迷ったら間違いなく乗り遅れてしまうため、高速に入りなおすことにした。
高速を泉大津ICから高速を降りる。すると、出口からフェリーターミナルはすぐそこで、しかも看板が誘導してくれた。
ターミナルで乗船名簿を記入して列に並ぶ。出港まで一時間を切っているのに、窓口には長蛇の列。
手続きを終え、乗り込み、必要な荷物を持って船室へ行き、指定された客室に入るとまもなく出港。
船内から実家へ、無事に乗船したことを船舶電話で伝え、お風呂に入って就寝。
周囲から聞こえるのは大阪弁だったり、九州弁だったり…
あぁ、もうすぐ九州なんだなぁと実感した。
本日の走行距離445.8km
今日もほとんど移動日だなぁ