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"ま行"の用語の定義(#252-#283)

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"ま"(#252..#266)の用語案内

(252) マーク(markup)
(253) マーク規則(markup convention)
(254) マーク区間(marked section)
(255) マーク区間開始(marked section start)
(256) マーク区間終了(marked section end)
(257) マーク区間宣言(marked section declaration)
(258) マーク区間の有効状態(effective status of a marked 
      section)
(259) マーク最小化機構(markup minimization feature)
(260) マーク宣言(markup declaration)
(261) マーク付け(mark up)
(262) マーク文字(markup character
(263) マーク認知開始文字(markup-scan-in characters
(264) マーク認知終了文字(markup-scan-out cahracters)
(265) マーク認知抑止文字(markup-scan-suppress characters)
(266) 前書き(prolog)
 
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(252) マーク(markup)
情報を伝達するために文書のデータに付け加えられた文字。

備考 記述的マーク(タグ),参照,マーク宣言及び処理指令の4種類がある。

(253) マーク規則(markup convention)
実体名の形式化のための規則又は許された短縮参照区切り子の好ましい 部分集合のようにマークを統制する応用規則。
(254) マーク区間(marked section)
特別の目的のために認識される文書の区間。
(255) マーク区間開始(marked section start)
マーク区間宣言を開く区切り子。
(256) マーク区間終了(marked section end)
マーク区間宣言を閉じる区切り子。
(257) マーク区間宣言(marked section declaration)
マーク区間を識別し,その取扱いを指定するマーク宣言。
(258) マーク区間の有効状態(effective status of a marked section)
マーク区間宣言で指定される優先順位の最も高い状態見出し語。
(259) マーク最小化機構(markup minimization feature)
タグの短縮,省略又は実体参照の短縮によってマークが最小化されるこ とを許すSGMLの機構。

備考 マーク最小化機構は,文書型定義に影響しないので,省略 されたマークを回復することによって,これらの機構を支持しな いシステムに最小化された文書を送ることができる。 SHORTTAG,OMITTAG,SHORTREF,DATATAG及びRANKの5種類がある。

(260) マーク宣言(markup declaration)
文書の中のマークの解釈を制御する宣言。

備考 SGML,実体,要素,属性定義並び,記法,文書型,連結型,連結 集合,連結使用,マーク区間,短縮参照対応表,短縮参照使用及び注 釈の13種類がある。

(261) マーク付け(mark up)
文書にマークを付け加えること。
(262) マーク文字(markup character)
文脈に依存してマーク又はデータとして解釈可能なSGML文字。
(263) マーク認知開始文字(markup-scan-in characters)
マーク認知終了文字の出現するまで,マーク認知がされている状態にす る機能文字から構成される文字種別。
(264) マーク認知終了文字(markup-scan-out cahracters)
マーク認知開始文字又は実体終了が出現するまでマーク認知を抑止す る機能文字から構成される文字種別。
(265) マーク認知抑止文字(markup-scan-suppress characters)
同一の実体中で,すぐ後に続く文字のマークの認知を抑止する機能文 字からなる文字種別。
(266) 前書き(prolog)
SGML文書又はSGML部分文書実体の一部分であって,文書型宣言及び連 結型宣言を行うもの。 "み"(#267..#268)の用語案内 (267) 見出し語(keyword) (268) 未登録所有者識別子(unregistered owner identifier) "ま行"の用語の案内へもどる。 用語の案内へ戻る。 SGML案内へ戻る。
(267) 見出し語(keyword)
具象構文によって定義された予約名である引数。

備考 引数としては,見出し語又は応用が定義した名前を指定で きるが,見出し語の前には,いつでも予約名標識が付く。そのため, 具象構文によって使われているかどうかに関係なく,応用が名前 を定義できる。

(268) 未登録所有者識別子(unregistered owner identifier)
登録所有者識別子及びISO所有者識別子と区別可能な所有者識別子。

備考 登録規格に従って構成されていないので,他の未登録所有 者識別子と重複することがある。 "め"(#269..#271)の用語案内 (269) 明示内容参照(explicit content reference) (270) 明示連結(処理定義)[explicit link (process definition)] (271) 命名方法引数(naming rules parameter) "ま行"の用語案内へもどる。 用語の案内へ戻る。 SGML案内へ戻る。

(269) 明示内容参照(explicit content reference)
属性指定中に規定された内容参照。
(270) 明示連結(処理定義)[explicit link (process definition)]
結果要素型及びその属性の連結(処理定義)であって,複数の連結属 性値の集合を指定することができる。
(271) 命名方法引数(naming rules parameter)
標準の名前英文字種別への追加の指定並びに英大文字への代替の指定 のSGML宣言の引数。 "も"(#272..#283)の用語案内 (272) 目的要素(target element) (273) 黙示属性(impliable attribute) (274) 文字(character) (275) 文字参照(character reference) (276) 文字集合(character set) (277) 文字種別(character class) (278) 文字実体集合(character entity set) (279) 文字データ(character data) (280) 文字データ実体(character data entity) (281) 文字番号(character number) (282) 文字レパートリ(character repertoire) (283) モデル群(model group) "ま行"の用語案内へもどる。 用語の案内へ戻る。 SGML案内へ戻る。
(272) 目的要素(target element)
それがもつ共通識別子がデータタグ群で指定される要素。
(273) 黙示属性(impliable attribute)
属性指定の必要がない属性であって,その属性値は,指定されない場 合,応用によって定義される。
(274) 文字(character)
文字レパートリで定義されて個々に意味をもつ情報の原子(atom)。

備考1. 図形文字及び制御文字の2種類がある。 2. 文字は,文脈上に出現し,マーク又はデータ内容記法に よって定義され,文字レパートリの中でその意味を変更又は補 足する。

(275) 文字参照(character reference)
1文字に置換される参照。

備考 名前指定文字参照及び数値指定文字参照の2種類がある。

(276) 文字集合(character set)
各々の文字が符号化表現で関連付けられるような符号集合に割り当て た文字レパートリ。
(277) 文字種別(character class)
非SGML文字又は分離子文字のように,抽象構文の中で共通の目的をも つ文字集合。

備考 特定の文字が次の4通りの方法で文字種別へ割り当てられ る。 1.抽象構文によって明示する方法(Special, Digit, LC Letter及び UC Letter)。 2.具象構文によって明示する方法(LCNMSTRT,FUNCHAR, SEPCHARなど)。 3.区切り子機能又はその他の文字種別への明示的な割当 て結果のように,絶対的な方法(DELMCHAR及びDATACHAR)。 4.文書文字集合によって明示する方法(NONSGML)。

(278) 文字実体集合(character entity set)
図形文字である一般実体からなる公開実体集合。

備考1. 文字実体は,文書文字集合の中で符号化表現をもたない 文字を表すため,又は容易にけん盤から入力できない文字若しく はビット組合せがすべての出力装置で適切に表示することのでき ない文字を装置に独立にするために使用される。 2. 定義用及び表示用の2種類の実体がある。

(279) 文字データ(character data)
文字データの終りを示す区切り子の他にはマークがない文脈に出現す る文字。

備考 そのような文字は,データ文字として宣言されるので,デ ータ文字に分類される。

(280) 文字データ実体(character data entity)
参照された文字データであって,特定システム,装置及び応用処理に依 存しない文の実体。
(281) 文字番号(character number)
文字の符号化表現を等価の10進数で表す番号。

備考 ビット組合せの並びを一つ以上の2進数として取扱うこと で得られる。

(282) 文字レパートリ(character repertoire)
同時に使用される文字の集合。

備考1. 各々の文字又は複合文字の制御シーケンスに対して,意 味を定義することができる。 2. 文字が制御シーケンスの中に出現した場合,その並びの 意味は,個々の文字の意味を破棄する。

(283) モデル群(model group)
内容モデルの構成要素。ただし,要素の内容モデル中及び他の開いて いる要素の内容モデル中に指定した例外によって修正される。その要素は, 要素の内容中の要素及び文字列の出現の順番を指定する。

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