Copyright (C) 1995 Nihon Unisys,Ltd.

"た行"の用語の定義(#148-#188)


"た..だ"の用語案内(#148..#159)

"ち..ぢ"の用語案内(#161..#167)
"つ..づ"の用語案内(なし)
"て..で"の用語案内(#168..#185)
"と..ど"の用語案内(#186..#188)

用語の案内へ戻る。
SGML案内へ戻る。


"た..だ"の用語の案内

(148) (内容字句の)対応内容[corresponding content 
     (of a content token)]
(149)(短縮参照)対応表[(short reference) map]
(150) 対象体容量(object capacity)
(151) タグ(tag)
(152) 多符号核具象構文(multicode core concrete syntax)
(153) 多符号基本具象構文(multicode basic concrete syntax)
(154) 多符号具象構文(multicode concrete syntax)
(155) 短縮参照(列)[short reference(string)]
(156) 短縮参照区切り子機能(short reference delimiter role)
(157) 短縮参照集合(short reference set)
(158) 短縮参照使用宣言(short reference use declaration)
(159) 短縮参照対応表宣言(short reference mapping declaration) 
(160) 単純連結(処理定義)[simple link (process definition)]

用語の案内へ戻る。
SGML案内へ戻る。  



(148) (内容字句の)対応内容[corresponding content (of a content token)]
内容字句に対応する文書の中の要素群及び(又は)データ。
(149) (短縮参照)対応表[(short reference) map]
短縮参照対応表宣言によって宣言された関連の名付けられた集合であって, 各短縮参照区切り子は,一般実体名に対応付けられるか又は何にも対応付 けられない表。
(150) 対象体容量(object capacity)
実体文の文字,定義された実体などの特定の種類の対象体の容量制限。
(151) タグ(tag)
記述的マーク。

備考 開始タグ及び終了タグの2種類がある。

(152) 多符号核具象構文(multicode core concrete syntax)
多符号化した核具象構文であって,符号拡張が行われている場合に, その中でマークとして認知しないもの。
(153) 多符号基本具象構文(multicode basic concrete syntax)
多符号化した基本具象構文であって,符号拡張が行われている場合に, その中でマークとして認知しないもの。
(154) 多符号具象構文(multicode concrete syntax)
SGML文字として符号拡張制御文字を許す具象構文。
(155) 短縮参照(列)[short reference(string)]
具象構文によって短縮参照区切り子機能に割り当てられる文字列。
(156) 短縮参照区切り子機能(short reference delimiter role)
具象構文によって0個以上の文字列で割当て可能な区切り子の役割。 短縮参照文字列が認知された場合,短縮参照文字列は,一般実体の名前が現対応表 で対応付けられていれば置換され,対応付けられていなければ分離子又はデータ として扱う。
(157) 短縮参照集合(short reference set)
一緒に使われる短縮参照対応表,短縮参照使用及び実体宣言の集合。

備考 短縮参照集合は,公開文であってもよい。

(158) 短縮参照使用宣言(short reference use declaration)
短縮参照対応表と一つ以上の要素とを関連付け又は現要素に新しい現対応表 を指定するマーク宣言。
(159) 短縮参照対応表宣言(short reference mapping declaration)
短縮参照対応表を定義するマーク宣言。
(160) 単純連結(処理定義)[simple link (process definition)]
応用によってすべて暗黙的に指定される結果要素型及び属性の連結(処理定義)。 その連結属性は,一つの集合だけが指定でき,原始文書型を基本としなければなら ない。 "ち..ぢ"の用語の案内 (161) 置換可能引数データ(replaceable parameter data) (162) 置換可能文字データ(replaceable character data) (163) 置換文(replacement text) (164) 置換文字(replacement character) (165) 注釈(comment) (166) 注釈宣言(comment declaration) (167) 抽象構文[abstract syntax (of SGML)] "た行"の用語の案内へもどる。 用語の定義へ戻る。
(161) 置換可能引数データ(replaceable parameter data)
認知及び置換される引数実体参照中の又は文字参照中の文字データ。

備考 置換可能引数データを終了するマークは,その中で参照される 実体の置換文中では認知されない。

(162) 置換可能文字データ(replaceable character data)
認知及び置換される一般実体参照中の又は文字参照中の文字データ。

備考 置換可能文字データを終了するマークは,その中で参照される 実体の置換文中では認知されない。

(163) 置換文(replacement text)
実体参照に置換される実体の文。
(164) 置換文字(replacement character)
文字参照に置換される文字。
(165) 注釈(comment)
文書を使う人を補助する説明又は留意事項を含むマーク宣言の一部。
(166) 注釈宣言(comment declaration)
注釈だけを含むマーク宣言。
(167) 抽象構文[abstract syntax (of SGML)]
文書データにマークの付加を規定する構文であって,マークを表現 するために使う特定文字に依存しない構文。 "て..で"の用語の案内 (168) 定義文字実体集合(definitional character entity set) (169) 適合SGML応用(conforming SGML application) (170) 適合SGML文書(conforming SGML document) (171) 手続き(procedure) (172) 手続き集合(procedure set) (173) データ(data) (174) データ実体(data entity) (175) データ専用文字(dedicated data character) (176) データ属性(data attribute) (177) データ内容(data content) (178) データ内容記法(data content notation) (179) データタグ(data tag) (180) データタグ群(data tag group) (181) データタグ形式(data tag pattern) (182) データ文字(data character) (183) 点(point) (184) 添加部分要素(included subelement) (185) 添加要素(inclusions) "た行"の最初の案内へ戻る。 用語の案内へ戻る。
(168) 定義文字実体集合(definitional character entity set)
実際には表示しない図形文字に対する実体名の定義を目的とする文字実体集合。

備考1. その公開識別子は,公開文表示版を含まない。 2. システム処理中は,定義実体集合を特定の出力装置に対応する 表示文字実体集合に代替する。

(169) 適合SGML応用(conforming SGML application)
適合SGML文書の要件を満たしている応用。
(170) 適合SGML文書(conforming SGML document)
この規格に適合した文書。
(171) 手続き(procedure)
特定の要素に働くように応用によって定義される処理。

備考1. 単一の手続きは,一つ以上の要素型と関連付けられ,一つ以上の 手続きが文書中の異なる位置の同一の要素型に働くことができる。 2. 手続きは,通常,手続き集合の一部である。

(172) 手続き集合(procedure set)
与えられた応用の処理に対して,一緒に使われる手続きの集まり。

備考 通常,SGML応用において,手続き集合は連結処理定義に対する応 用処理を構成する。

(173) データ(data)
固有の情報内容を表現する文書文字のうち,マークとして認知されない文字。
(174) データ実体(data entity)
データとして宣言し,参照のときに構文解析しない実体。

備考 これには,文字データ実体,特定文字データ実体及び非SGML データ実体の3種類がある。

(175) データ専用文字(dedicated data character)
マークにならないSGML文字によって構成される文字種別。

備考 その箇所は,データ文字としてだけ扱う。

(176) データ属性(data attribute)
特定のデータ内容記法に適合するデータの属性。

備考 データ属性の値は,その記法に従って解釈する前に既知でなけれ ばならない。

(177) データ内容(data content)
マークでもなく部分要素でもない要素内容の一部。
(178) データ内容記法(data content notation)
要素のデータ内容又はデータ実体の応用依存の表現法であって,通常の文書 文字集合の意味を拡張又は変更を表す。

備考 記法属性によって要素内容を指定し,実体宣言の記法名引数 によってデータ実体を指定する。

(179) データタグ(data tag)
開いている要素のデータタグ形式に適合する列。

備考 開いている要素の終了タグ及びデータタグを含む要素の中の 文字データとして作用する。

(180) データタグ群(data tag group)
データタグ形式と目標とする要素型とを結合するモデル群の字句。

備考 目標とする要素の実現値の中で,データ内容及び部分要素の データ内容からデータタグ形式に適合する列が探索される。

(181) データタグ形式(data tag pattern)
適正な文脈中で出現した場合にデータタグを構成する列を特定するデータ タグ群の字句。
(182) データ文字(data character)
文脈中でデータとして宣言されているか又はマークとして認知しない ことによって,データとして解釈されるSGML文字。
(183) 点(point)
記憶装置の相対的要求量を大雑把に指し示す容量の測定単位。
(184) 添加部分要素(included subelement)
親要素に許されていないが,添加の例外によって許された部分要素。
(185) 添加要素(inclusions)
適用モデルが許していなくても,要素又はその部分要素の内容中の どこにでも許されている要素。 "と..ど"の用語の案内 (186) 等価参照列(equivalent reference string) (187) 登録所有者識別子(registered owner identifier) (188) 特定文字データ実体(specific character data entity) "た行"の用語の案内へ戻る。 用語の定義へ戻る。
(186) 等価参照列(equivalent reference string)
実体参照,記録終了RE及び(又は)記録開始RSを含む文字列であって, 文書が短縮参照を支持する具象構文から短縮参照を支持しない具象構文へ 変換されたときに短縮参照を置換する文字列。
(187) 登録所有者識別子(registered owner identifier)
ISO 9070に従って構成した所有者識別子。

備考 登録所有者識別子は,所有者識別子の中で一意であり, ISO所有者識別子及び未登録所有者識別子とは異なる。

(188) 特定文字データ実体(specific character data entity)
参照時に,実体のもつ文が文字データとして扱われる実体。特定の システム,装置又は応用処理に依存する。

備考 特定文字データ実体は,通常,異った応用,システム又は 出力装置に対して再定義すべきである。

"な行"の用語の定義に続く。