カプセル化したものをオブジェクトと呼ぶ。 (オブジェクト = データ + 手続き) オブジェクト指向設計とは、このオブジェクトの集まりをもとにして システムを構築することである。オブジェクト指向言語の考え方は、 データと手続きの結合関係が弱い従来のプログラム言語の考え方とは 根本的に異なる。 決められた手続き以外にはデータをアクセスできないことを情報隠蔽と呼ぶ。 ☆例えば10人で分業して10個のオブジェクトを作るのであれば、各々は 「オブジェクトにどんな指示が来ればどんな答えを返すか」ということ のみに注視して作成すればよい。他の9つのオブジェクトの内部データや ロジックについては知る必要がない。 なお、オブジェクト指向においては、手続きのことをメソッド(振舞い)と呼ぶ。