2.キーワード解説

  1. カプセル化
  2. メッセージ・パッシング
  3. クラスとインスタンス
  4. インヘリタンス(継承)
  5. オーバーローディング★
  6. ポリモフィズム(多態性)
  7. クラスライブラリ

オーバーローディング

同一手続き名に対して複数の意味を与えること


手続き(メソッド)の起動は,インスタンスがどのクラスのものか,
どのクラスを継承しているものかで決まる。

従業員クラスと組合員クラスは共に「表示」手続きを持つが、その
ロジックは異なるため、同じ「表示」メッセージをSE、営業それぞれに
送ってもその振舞いは異なる

    ↓


SEのスーパークラスを組合員に変更するだけで、同じメッセージを
送ってもSEは組合員としての振舞いをするようになる。


スーパークラスのメソッド名と同ーのものをサブクラスにも
定義し直すと、サブクラスのメソッドが使用される。


応用例

  1. 4つの職種があり,全て同じ<合計計算><表示>メソッドを使用する場合

  2. 事務職のみ<給与計算>メソッドが異なる場合

  3. 職種(技術職)が増えた場合


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