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2005年11月4日(金) 2005.11.3 板橋グリーンホール
▼この日も意気揚々と試合に挑んだ植松寿絵(フリー)&木村響子のツノ・タッグであったが、同士討ち・誤爆の連続となり、米山香織&松尾永遠相手に有利に攻めていた試合を落とす結果となった。「ツノの御利益はどうなった?」と詰め寄る木村に「お前のせいだ。もう金輪際組みたくない、と三行半を突きつけた植松。木村は打って変わってツノ・タッグへの未練を示す「夢があるんだ。ツノ軍団とか...」。そんな木村の懇願にも耳を貸さず「中途半端なアフロめ」と罵倒する植松に木村もキレて、場所を改めることもなく延長戦のような形でのツノ・コントラ・ツノ戦が開始される。しかしここでも一敗地にまみれた木村。木村の髪型の中途半端さを罵倒する植松。そこへ突然米山が割って入る。「木村のアフロヘアはJWPの選手もお客さんもみんなが気に入っている、それを貶すとはJWPを貶すも同じ」と木村の敵討ちを果たすために11月27日東京キネマ倶楽部での一騎打ちを申し入れ。さらに米山にババア呼ばわりまでされた植松は「もしあたしが勝ってもこれ以上ツノは増やしたくない、お前負けたら付け人になってもらう。JWPの興行を休んでも付いてきてもらう。20台前半で若いんだしメイド姿で」と応じた。米山の負けを望む米山ファンも現れるのではないかと懸念される条件マッチとなった。
▼無差別級王者倉垣翼は前タッグ王座のパートナーでもあるAKINOと組んで登場、コマンド・ボリショイ&春山香代子と対戦した。春山の巨体をプレッチェルで豪快に担ぎ上げ、叩きつけるなどパワーを見せつけた倉垣だが、終盤の詰めを欠きルナウイングを自爆、逆に後頭部に春山のダイビングギロチンを受け不覚の3カウントを聴いてしまう。「王者がそれでいいのか、私の方がふさわしい」と春山は無差別級タイトルへの防衛戦を要求。「挑戦なんか受けてやる、でもベルトは渡さない」と倉垣も応じ、12月3日新宿でのJWP無差別級選手権試合が決定した。
2005年11月28日(月) 2005.11.27 東京キネマ倶楽部
▼第一試合のタッグマッチを終えたKAZUKI、懲りずにECOにタッグベルト挑戦を持ちかけるがあえなく断られる。めげずに「渡辺!」と声をかけると「すみません、私はもっとジュニアのベルトを磨かなくちゃ」と勧誘する前に断られる始末。「ピン取られたパートナーを心配しただけだ!」と言い捨て「ちゃんと組んでくださる人がいるんだから」とリング上に招き入れたのはなんとコマンドボリショイ。しかしボリショイは「KAZUKIちょっと太りすぎたんじゃないか。もう少し痩せててかわいかったころのKAZUKIを知ってるから...」と、タッグパートナーになる条件としてKAZUKIに65Kgまで8Kgのダイエットを課したのであった。
▼敗れればメイド姿で植松寿絵の付け人を務めねばならない、という前代未聞のメイド・コントラ・アフロ戦に臨んだ米山香織。「正々堂々握手もできねえのか!」と挑発とするも噛みごしまいもって「最初の一言も喋れねえのか!」と逆に挑発。「シングルマッチは苦手」と公言するわりには試合巧者ぶりを見せつける植松は、観客にアジりながら攻め込み、逆に攻め込まれれば弱ったフリをして隙を見てがん激、執拗な丸め込みなど変幻自在。しかし米山はローリングソバットを珍しく3連発するなど勝利への執念を見せ、最後は不知火と米-ZOUを炸裂させて見事3カウントを奪った。「明日にも美容院へ行ってアフロにしてきてやるよ」と潔く?告げる植松に対して「10年プロレスやってて30歳過ぎてプロレスというものをわかっていない。次のJWPの興行でアフロ姿で試合してもらう」と答えた米山だが次の12/3新宿大会は全カード決定済み(笑)慌てて12月18日のキネマ大会で、木村響子とのアフロタッグを組むよう宣告した。米山はさらに「私のメイド姿を見たい人には残念でしたが、もし今日道場マッチのチケットが20枚売れたら12/25道場マッチで考えます」と宣言。これにつられて多くのファンが売店に走ったが、果たして20枚売れたのだろうか?クリスマスの道場マッチから目が離せない。
▼試合前の調印式でも感情を押さえきれないところを見せた倉垣翼と春山香代子、一方同じ12/3新宿での対決を控えた輝優優と日向あずみが前哨戦タッグとして激突した。両チームとも全く譲らず、トペコンヒーロ、横須賀カッター、キーンハンマー、ムーンサルトプレス、ルナウイング、ブレンバスターと双方の大技が乱れ飛ぶ30分の熱い攻防も決着がつかずフルタイムドロー。収まらない日向は輝につっかかり「こんなもんじゃすまねえぞ!覚悟しとけ」と怒鳴りつける。その日向にパートナーの春山が「自分は倉垣と凄い試合をしてベルトを巻く」と倉垣だけでなく日向にも突っかかる。日向は「お前らまとめて相手してやる」と吠えてリングを後にした。倉垣は「すごい試合をやるとか言ってるが、王者はこの倉垣翼だ!」とがなり立てた。