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2009年7月3日(金) 2009.06.24 板橋グリーンホール
▼7・19後楽園ホールで、コマンドボリショイ&藪下めぐみが保持するJWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王座に挑戦することが決まっている米山香織が、春山香代子&倉垣翼と組んで、ボリショイ&日向あずみ&藪下と対戦するも、ボリショイにローリング・ダブルレッグロックを極められ、ギブアップ負け。試合後、ボリショイは防衛を宣言したが、米山も「絶対に獲ってやる」とリベンジしての王座奪取を誓った。また、日向が7・19後楽園で闘獣牙Leonとの一騎打ちを要望。Leonが快諾して正式に決定した。
▼第2試合で、Leonがアマンドラの江本敦子と対戦するも、木村響子や中川ともかが介入。中川の毒きりで視界を失ったLeonを、江本が首固めで丸め込んで勝利した。これに激怒した蹴射斗がアマンドラに殴りかかり、そのまま第3試合に突入。またもやアマンドラはセコンドが介入し、凶器を使うなどやりたい放題に暴れ、最後は木村チェーンを持ち出し、蹴射斗の首を絞めたまま両者リングアウトに終わり、後味の悪さばかりを残した。
2009年7月9日(木) 2009.07.05 北千住シアター1010ミニシアター
▼JWP認定無差別級王者の春山香代子に、7・19後楽園ホールで挑戦する木村響子が、中川ともかと組んで春山&蹴射斗と対戦。この日、アマンドラの江本敦子はセコンドに付かなかったものの、やはりチェーンとイスを持ち出して反則のオンパレード。終盤、右足を負傷したと見せかけた中川が、木村のイス攻撃を食った蹴射斗 を騙し込んでトモクラッチ・改で丸めて3カウントを奪った。この行為に見かねた倉垣翼が木村と中川をラリアットで薙ぎ倒し、7・19後楽園ホールで蹴射斗と組んで江本&中川との対戦を要求。これに対し、中川は新たに助っ人を1人用意することを明かしたため、倉垣は会場で試合を見ていた松本浩代を招き入れ、6人タッグで 激突することが濃厚となった。また、木村は春山に対し、「後楽園まで2週間、せいぜい怯えていろ」とテロに打って出ることも示唆。春山は「後楽園では3分間、もつか分からない木村を見に来てやってください」と悠然と構えた。
▼JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定タッグ両選手権の前哨戦第2ラウンドが行われ、王者のコマンド ボリショイ&藪下めぐみは倉垣と、挑戦者の米山香織&さくらえみは闘獣牙Leonと組んで6人タッグで激突した。試合は、カレイドスコープの関節技に加え、倉垣のパワーに苦戦した米山&さくらだったが、Leonの好アシストから、独特のコンビネーションで藪下を惑わせると、最後は米山がヒールホールドを狙った藪下 を変形マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪取。7・19後楽園ホールに向けて弾みをつけた。
2009年7月24日(金) 2009.07.19 後楽園ホール
▼JWP認定無差別級王者の春山香代子に木村響子が挑戦。反則裁定なしの特別ルールが採用されたこの試合、序盤から木村のセコンドに付いた江本敦子と中川ともかが介入。木村が場外戦に持ち込むと、早くも春山は流血に追い込まれた。さらに、チェーンで春山を2階のバルコニーから宙吊りにした木村は、そこから飛び降りて フットスタンプを敢行。長い間、起き上がれなかった春山だが、何とかリングに戻ると、今度は有刺鉄線の餌食に。畳み掛けるように蛍光灯を手にした木村だが、これを奪った春山が木村に蛍光灯を浴びせて形成を逆転。そして、伝家の宝刀であるキーンハンマー2連発で木村を沈めた。試合後、春山は木村を認め、またいつでも受 けて立つと宣言。一方、木村も「まだ何も得ていない。また乗り込む」と言い残して会場を後にした。
▼コマンド ボリショイ&藪下めぐみが保持するJWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王座に挑戦した米山香織&さくらえみは、王者組の関節技に苦しめられながらも、コンビネーションでこれを打破。終盤はボリショイと米山が一進一退の攻防を繰り広げる中、さくらのアシストを受けた米山が米−ZOUでボリショイから3カウントを奪って2冠タッグ王座を奪取。笑顔のさくらに対し、米山は涙を流して喜びを爆発させた。
▼日向あずみと闘獣牙Leonの一騎打ちは、JWPらしいハイクォリティーな一戦となったが、キャリアに勝る日向が延髄ニーでLeonを仕留めて勝利。Leonから引退までにもう一度、シングルマッチを要求された日向は、「いつでもLeonのやりたいタイミングで」と快諾した。
▼JWP認定ジュニア&POP両選手権は、挑戦者のピンキー真由香がヒザを痛めていたこともあって、王者の大畠美咲が貫録勝ち。2度目の防衛に成功した。