第6回 闘魂猪木塾 旅行記

(2002年2月28日〜3月4日)

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初日(2月28日)

 今回で第6回を数えるという「闘魂猪木塾」に初参加した。旅行の主催は近畿日本ツーリスト。私が過去4回参加した「JWPサンダークイーンツアー」と同じ永崎安基さんが担当している。しかしこのツアーはちょっと勝手が違う。今回永崎さんは現地合流らしいし、何より関西空港発が設定されておりいつもの成田発とは違う。

 それとは全然関係なく、また遅刻してしまった(馬鹿)。自宅の最寄り駅から出ている関空リムジンバスを利用したのだが、道が混んでいて朝8:10発のバスが遅れたのだ。考えてみればこんな時間のリムジンバスを利用したことはいままでなかったわい。

 というわけで出発カウンターに着いたころには他の関空発参加者は既に手続きが済んでいて先に行ってた。待っていてくれた女性係員に簡単に説明を受け、手荷物を預ける。さらに両替窓口で手持ち現金から70USドルばかり両替。既に500ドルほど持っていたが、現地でオプショナルツアーに180ドル支払うことが決まっているのでちょっと心細い。しかし出国手続きに一時間ぐらいかかると聞かされていたのでとりあえずそちらへ急ぐ。しかしなんのことはなく10分も待たずにあっさり出国手続きは済んでしまう。なら金をおろしておけば良かった(--;)

 売店で使い捨てカメラを購入。40枚撮り「写るんです」2個パックと防水タイプ1個を購入。あとで思えば個数は逆の方が良かった(デジカメも持っていたのだ)。4000円以上お買いあげ、ということで「うどんですかい」等ミニサイズ3個入りを貰ってしまい、えらい荷物になってしまった。

 搭乗するのは、11:20発のコンチネンタル航空、機種はB737。機内でやっと他の参加者各位に挨拶。空路4時間ほどかけてグアムへ。機内でシーフードシチューとサラダ、パン、ワインの昼食。こんな遠くを絶対国防圏とか言ったって(それも戦争に本格的に負けだしてから)守れやせんわ、とか思いながらグアムに到着。

  

 入国審査で乗り継ぎ確認のスタンプを押して貰い、逆戻りして空港ロビーに。ここで愛用の野球帽を機内に忘れたことに気づいて、再度入国審査にいる人に話をして、(多分コンチネンタル航空の)係員に確認してもらったが結局「無かった」とのことで諦める。

 で、空港のフードコートみたいなところで他の関空発の人達と談笑。みんな初参加らしい。この席で、グアムは時差が一時間ある、と聞かされ焦る(^^; そんなん出発のとき聞かなかったぞ。あやうく飛行機が出た一時間後にのこのこと搭乗口へ、なんてことになるとこだった(といいたいところだが、実際には便数はあまりないわりにパラオに行く人は多いので間違えることはなかろうが)。

 何か軽食でも、と値段が一番手頃に見えたドミノピザのドミノ・サブを注文。4.75ドル+コーラSサイズ1.5ドル。大小2サイズあるうちの小サイズを頼んだが、日本のサブウェイの大サイズより大きいのではないか。すっかり満腹する。

 DFS(免税店)にはWWFの雑誌が数種類おいてあり、そのひとつを買ってきた人がいるのでみんなで閲覧。妙に女性マネージャーのカラーグラビアが多い。1/4か1/5のページ数だが、印象としては1/3から1/2だ(笑)。私もフレアー様が表紙の雑誌を購入。4.99ドル也。

 そのうち周辺に日本人が増えてくる。後でわかったことだが成田発の参加者がその中に含まれていたわけだ。成田発の方が乗り継ぎが短くて済むようだ。手持ち現金が不安なので100ドルほどクレジットカードのキャッシュサービスで引き出す。手数料2ドル。ちなみに金額は60、100、140とか180とか(だったと思う)、ともかく数種類から選べる。日本のキャッシュサービスより選択肢が細かい。

 3時間以上待ってからパラオ行きに搭乗して出発。空路2時間ほど。機内食は小さなバターロールサンドイッチにフルーツ、クッキーで夕食としては軽すぎる。近ツリがくれた日程表では機内食なしと記されているぐらいだから無理もないか。

 21:30前後にコロール空港に到着。コロール空港といいながらコロール島でなくバベルダナウ島にあるのはなぜだろう。永崎さん他が出迎え。日本のローカル空港以下の規模だなあ。

 バスでコロール島へ。途中のスーパーマーケットというには小さいが、いわゆるコンビニでもないようだ、みたいな店で買い物。食品や日用品が中心で、サンドイッチや手焼きのケーキも売られており、それとミネラルウォーター、バドワイザーを購入。パラオでは空港の出入り以外22:00以降の外出が禁止されているとかで、7:30ごろから21:00か22:00くらいまで開けている、こういうタイプの店が多いようだ。

  
こんな看板が出るとはパラオの主食は米?   品揃えはコンビニっぽい        妙に色の悪いオレンジジュース

 ウエスト・プラザ・ホテル・バイ・ザ・シーに到着してキーを貰い3Fの部屋に。エレベータがないので怪談で3Fまで。そのための配慮かか預け荷物はホテル側で部屋に既に運び込み済みであった(荷物用エレベータだけはあるのだ)。部屋は広くキッチンまである。バスルームも広い。しかしバスタブに栓がない! 聞けばパラオでは節水中とかでバスタブに湯をためてはいけないということらしい。

 ロビーで初日のオプショナルツアーの料金支払い。これはカヤック、カヤック&ジェリーフィッシュレイク、ガラマツオの滝トレッキング、トローリングの4種類から事前に選択していたもので、私はトローリングを選択した。他のツアーの2倍近い高価なツアーだが、泳いだり歩いたりしなくていい、という果てしなくネガティブな理由からこれに決めたのだ。選択したのは2月25日のことで、そのころから出発まで私は体調が最悪だったのだ。何のことはなくパラオに着いたら体調はケロリと良くなっていたのだが。

 ちなみに太平洋戦争での激戦地として知られるペリリュー島へ行く手段はないか聞いてみたら、一日かかるツアーでないと行けないらしい。通常年輩の人しか参加しないので今回のオプショナルの選択肢には入れなかったらしい。残念。

 以前JWPツアーで一緒だったTさんの名前が参加者リストになかったので、どうしたのかなと思っていたが、なんとこのツアーは今回から、過去4回以上参加が条件となる「上級コース」が設定されておりそちらに参加しているとのこと。ホテルも日程も違っているらしい。

 このツアーも基本的には2人1室なのだが、私の同室の人がいつまでも来ない、と思ったら、この人はスケジュールの都合で翌日から参加とのこと。本来なら上級コースに入るべき人らしい。

 他に某偽社長の話などを永崎さんとした後、部屋に帰ってシャワー浴びて就寝。過去のJWPのツアーなら「朝まで生プロレス」に耽るところなのだが。


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