日本中央競馬会(JRA)とは、農林水産省の監督下に置かれた特殊団体の事である。 まあふつう競馬といえば、この日本中央競馬会のレースを言い、一般的に中央競馬と か、アルファベット3文字のJRAと呼ばれてますが。 中央競馬の資本金は国庫出資でまかなわれ、売上の1割と剰余金の1/2が国庫に入 いり、日本国政府は、それらの3/4を畜産振興と1/4を社会福祉にあてている。 この中央競馬が主宰するレースは、原則として毎週土日に行われ、計8日間のレース を開催の単位として1回と称している。馬券を買うと、一番上の行に「東京 ’97年 2回3日」等と書かれているのがそうである。 全国に10個所ある競馬場のどこかで、毎週末に必ず開催され、1年間に36回開催 それを日数にすると、延べ年間288日行われている。レースの数は約3300を数 え、延べ約27000頭の馬が出走している。 中央競馬は、農林水産省に年貢(提供料じゃないのか!)を収める資金は、私達の投資 馬券費用の一部である! もう少し詳しく説明しよう。 中央競馬の払戻し金は、売上の75%である事を皆さん御存知だろうか?! 表上は、農林水産省を出して裏では25%ピンハネしているのである。まあ開催料を を考えると致し方無いのかでおさめるのは馬鹿らしい。 でもね年間4兆円の売上がある中央競馬。普通会社の営業の方が4兆円を稼ぐのに、 どれだけ足を棒にして働き稼ぐかを考えると、黙ってても25%ピンハネ出来る事を 考えると、「ピンハネ」という言葉が丁度良い。 だから、次々とビルや場外馬券場等を建てても赤字にならない競馬運営団体。 これだけ、中央競馬が黒字なのは「それだけ負けている人が多い」と言う事だと思う。 つまり、払戻し金100%−25%=75%のこの数字は、外れ馬券を買わされた人 達の「涙の結晶」を全競馬ファンで取り合うゲームである事を肝に命じておきたい。 私達は、馬券を買う以上は75%に参加しなければ、中央競馬に煮え湯を飲まされる ことになることも重ねて肝に命じておきたいものだ。
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