数学的内容(mathcon,意味:mathematical content)を識別する。
mathconは,eqn又はTeXの構文で記述されていなければならない。 mathconは,受理系によって,処理する(つまり,外部処理)。
mathcon要素は,開始タグ(<mathcon>)及び終了タグ(</mathcon>)を 必要とする。
mathcon要素は, 文字データ(CDATA) の構造を含む。
mathconは,表胞(<td>)及び段落(<para>)の一部となる。
属性
1. applicrefid (任意)
要素に割り当てた一意な識別子(ID)を参照する。 この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への 参照並びからなる。属性に値が指定されていない場合,システムによって,あ る値が与えられる。
2. asscofig (任意)
挿絵(<figure>)要素の"id"属性を利用して関連つけた挿絵を識別する。
この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への
参照並びからなる。 この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
3. assoctab (任意)
表(<table>)要素の"id"属性を利用して関連つけた表を識別する。 この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への 参照並びからなる。 この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
4. delchlvl (任意)
削除されたデータの変更水準を指定する。生成履歴は,間隔で分離した複数の
変更水準を並べることによって保持する。 この属性の値は,最初の文字が数字である名前からなる。 この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
5. id (任意)
最初に割り当てる要素の識別子であって,文書が改訂又は更新されても変更
されずに残る。自動的に割り当てた連番又は手動で割り当てた"lables"を
変更しても,要素の識別子は変更されずに残る。"id"の値は,文書の他の部分から
当該要素を参照するのに使用する。"id"が与えられていない場合,何も保持 されず,要素は他の要素のIDREF又は相互参照(<xref>)による相互参照ができない。 この属性の値は,要素の対する一意な識別子を指定する。この属性に値が指定されて いない場合,システムによって,ある値が与えられる。
6. inschlvl (任意)
挿入されたデータの変更水準を指定する。 生成履歴は,間隔で分離した複数の変更水準を並べることによって,保持する。 この属性の値は,最初の文字が数字である名前からなる。 この属性に値が指示されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
7. revchg (任意)
この属性は,文書が改訂版との間で,情報が変更されたことを示すために使用する。 この属性が0以外の値の場合情報が変更されたことを示し,それによって
変更印が必要になる。docstat属性値は,この属性を有効にするために"revision" にしなければならない。docstatに"revision"以外の値が割り当てられた場合,
revchgは無視する。
8. security (任意)
安全保護の水準を指定する。 この属性の値は,"u"(Unclassified:等級なし),"c"(Confidential:機密), "s"(Secret:秘密)のいずれかとする。 この属性の省略時値は,"u"とする。
9. useratt1(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前群とする。10. useratt2(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前群とする。11. useratt3(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前群とする。12. useratt4(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前群とする。13. useratt5(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前群とする。例 <mathcon applicrefid = "id1" asscofig = "fig1" assoctab = "tab1" delchlvl = "1d" id = "id1" inschlvl = "1i" revchg = "0" security = "u">
...
</mathcon>