表(table)を識別する。
table要素は,開始タグ(<table>)及び終了タグ(</table>)を必要とする。
table要素は, 1回の表題(<caption>)要素に続き, 1回以上の表群(<tgroup>)要素 の構造を含む。 備考 XMLでは,titleをcaptionに変更した。
table要素は,表(<table>)又は挿絵(<figure>)を含んではならない。
table要素は,脚書(<ftnote>)をどこに含んでもよい。
tableは,附属書(<appendix>),章(<chapter>),変更記録(<chgrec>), 前書き(<foreword>),序論(<intro>),段落(<para>),序文(<preface>)の 一部となる。
属性
1. applicrefid (任意)
要素に割り当てた一意な識別子(ID)を参照する。この属性の値は,他の
要素の一意な識別子として前もって入力した名前への参照並びから成る。
属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
2. assocfig (任意)
挿絵(<figure>)要素の"id"属性を利用して関連つけた挿絵を識別する。 この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への 参照並びから成る。 この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
3. assoctab (任意)
table要素の"id"属性を利用して関連つけた表を識別する。 この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への 参照並びから成る。 この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
4. delchlvl (任意)
削除されたデータの変更水準を指定する。生成履歴は,間隔で分離した複数の
変更水準を並べることによって保持する。 この属性の値は,最初の文字が数字である名前から成る。 この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
5. id (任意)
最初に割り当てた要素の識別子であって,文書が改訂又は更新されても変更
されずに残る。自動的に割り当てた連番又は手動で割り当てた"labels"を 変更しても,要素の識別子は変更されずに残る。"id"の値は,文書の他の部分 から当該要素を参照するのに使用する。 "id"が与えられていない場合,何も保持されず,要素は他の要素のIDREF又は 相互参照(<xref>)による相互参照ができない。 この属性の値は,要素の対する一意な識別子を指定する。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
6. inschlvl (任意)
挿入されたデータの変更水準を指定する。生成履歴は,間隔で分離した
複数の変更水準を並べることによって保持する。この属性の値は,最初の
文字が数字である名前から成る。 この属性に値が指示されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
7. orient (任意)
この属性の値は,"port"(Portrait: 縦)又は"land"(Landscape: 横)の いづれかとする。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
8. revchg (任意)
この属性は,文書が改訂版と最終変更との間で,改訂版に対して情報が変更された ことを示すために使用する。 この属性が0以外の値の場合情報が変更されたことを示し,それに
よって変更の印が必要になる。docstat属性値は,この属性を有効にするために
"revision"にしなければならない。docstatに"revision"以外の値の場合,
revchgは無視する。
9. security (任意)
安全保護の水準を指定する。この属性の値は,"u"(Unclassified:等級なし),
"c"(Confidential:機密),"s"(Secret:秘密)のいずれかとする。 この属性の省略時値は,"u"とする。
10. tocentry (任意)
table要素を文書の目次に含むかどうかを指定する。 この値が0の場合table要素は,目次に含まれない。 この値が0以外の場合,そのtable要素は目次に含まれる。 この属性の値は,数字から成る。 この属性の省略時値は,"0"とする。
11. verified (任意)
情報の検証状態を指定する。この情報は,検証状態ページ(<verstat>)を組み 立てるのに使用する。 この値が0の場合,情報は検証されていないことを示す。 この値が0以外の場合,情報は検証済みであることを示す。 この属性の値は,数字から成る。 この値の省略時値は,"0"とする。
12. useratt1(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。13. useratt2(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。14. useratt3(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。15. useratt4(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。16. useratt5(任意)
利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。例 <table applicrefid = "id1" assocfig = "fig1" assoctab = "tab1" delchlvl = "1d" id = "id1" inschlvl = "1i" orient = "port" revchg = "0" security = "u" tocentry = "1" verified = "1">
...
</table>