(C)1995,1996,1997 NCALS.All rights reserved.

foreword (前書き)


文書の前書き(foreword)を識別する。
forewordは,手順書の巻(<volume>)又は部(<docpart>)に含まれる場合,
forewordの目的及び手順書の適用範囲に加え,文書で必要とされる情報を
含まなければならない。forewordでは,新しい略語及び記号を定義してもよい。

foreword要素は,開始タグ(<foreword>)及び終了タグ(</foreword>)を
必要とする。

forewordは,
  1回の項(<para0>)要素に続き,
  要素群fpi
    1回の項(<para0>)要素, 又は,
    0回以上の要素群(lists), 
       1回の順序付き並び(<ol>)要素,
       1回の順序なし並び(<ul>)要素,又は
       1回の定義並び(<dl>)要素,
    1回の略語節(<abbrsect>)要素,
    1以上の要素群(specpara)
       1以下の警告(<warning>)要素,
       1以下の注意(<caution)>)要素,
       1以下の通知(<notice>)要素 又は,
       1以下の危険(<danger>)要素,
    に続き,
    1以上の関連出版並び(<lrp>)要素,
を含む。

forewordは,挿絵(<figure>)又は表(<table>)をどこにでも含めることができる。
forewordは,前部(<front>)の一部となる。

参考

a)forewordは,著者以外の人の言葉又はその文書以外の一連の文書 との関係などを記述する。 b)forewordは,割付けされる場合,frontの出現によって,ページ換え   され,frontの終わりによってもページ換えすることが多い。 c)front中のforewordとの違いは,割付けの際の修飾にある。   このforewordは,しばしば,イアリック体で表されることがある。

属性

1. applicrefid (任意)

要素に割り当てた一意な識別子(ID)を参照する。
この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への 参照並びから成る。 属性に値が指定されていない場合,システムによって,値が与えられる。

2. asscofig (任意)

挿絵(<figure>)要素の"id"属性を利用して関連つけた挿絵を識別する。 この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への 参照並びから成る。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,値が与えられる。

3. assoctab (任意)

表(<table>)要素の"id"属性を利用して関連つけた表を識別する。 この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への 参照並びから成る。 この属性に値が指定されていない場合, システムによって,値が与えられる。

4. delchlvl (任意)

削除されたデータの変更水準を指定する。作成履歴は,間隔で分離した複数の 変更水準を並べることによって維持する。この属性の値は,最初の文字が数字 である名前から成る。 この属性に値が指定されていない場合,システムによって,値が与えられる。

5. id (任意)

最初に割り当てられる要素の識別子であって,文書が改訂又は更新されても変更 されずに残る。自動的に割り当てられた連番又は手動で割り当てた"lables"を 変更しても,要素の識別子は,変更されずに残る。"id"の値は,文書の他の部分 から当該要素を参照するのに使用する。"id"が与えられていない場合, 何も維持されず, 要素は他の要素のIDREF又は相互参照(<xref>)による相互 参照ができない。 この属性の値は,要素の対する一意な識別子を定義する。 この属性に値が指定されていない場合, システムによって,値が与えられる。

6. inschlvl (任意)

挿入されたデータの変更水準を指定する。作成履歴は,間隔で分離した複数の 変更水準を並べることによって維持する。 この属性の値は最初の文字が数字である名前から成る。 この属性に値が指示されていない場合, システムによって,値が与えられる。

7. revchg (任意)

この属性は,文書が改訂版と最終変更との間で,情報が変更されたことを 示す場合に使用する。この属性が0以外の値の場合,情報が変更されたことを示し, それによって変更マークが必要になる。docstat属性値は,この属性に意味を持た せるために"revision"にしなければならない。 docstatに"revision"以外の値が割り当てられた場合, revchgは 無視する。

8. security (任意)

安全保護水準を指定する。この属性の値は,"u"(Unclassified:等級なし), "c"(Confidential:機密),"s"(Secret:秘密)のいずれかとする。 この属性の省略時値は,"u"とする。

9. tocentry (任意)

要素を文書の目次に含むかどうかを指定する。値が0の場合,要素は目次に含まれ ないことを示す。他の値が与えられた場合,その要素は目次に含まれる。 この属性の値は,数字からなる。 この属性の省略時値は,"0"とする。

10. verified (任意)

情報の検証状態を指定する。この情報は,検証状態ページ(<verstat>)を 組み立てるのに使用する。値が0の場合,情報は検証されていないことを示す。 他の値の場合,情報は検証済みであることを示す。 この属性の値は,数字からなる。この値の省略時値は,"0"とする。

11. useratt1(任意)

利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。

12. useratt2(任意)

利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。

13. useratt3(任意)

利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。

14. useratt4(任意)

利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。

15. useratt5(任意)

利用者に固有な属性を指定する。 この属性は,名前並びとする。 <foreword asssocrefid = "id1" asscofig = "fig1" assoctab = "tab1" delchlvl = "1d" id = "id1" inschlvl = "1" revchg = "0" security = "u" tocentry = "1" verified = "1" useratt1 = "PDM1"> ... </foreword>