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foreword (前書き)
文書の前書き(foreword)を識別する。
forewordは,手順書の巻(<volume>)又は部(<docpart>)に含まれる場合,
forewordの目的及び手順書の適用範囲に加え,文書で必要とされる情報を
含まなければならない。forewordでは,新しい略語及び記号を定義してもよい。
foreword要素は,開始タグ(<foreword>)及び終了タグ(</foreword>)を
必要とする。
forewordは,
1回の項(<para0>)要素に続き,
要素群fpi
1回の項(<para0>)要素, 又は,
0回以上の要素群(lists),
1回の順序付き並び(<ol>)要素,
1回の順序なし並び(<ul>)要素,又は
1回の定義並び(<dl>)要素,
1回の略語節(<abbrsect>)要素,
1以上の要素群(specpara)
1以下の警告(<warning>)要素,
1以下の注意(<caution)>)要素,
1以下の通知(<notice>)要素 又は,
1以下の危険(<danger>)要素,
に続き,
1以上の関連出版並び(<lrp>)要素,
を含む。
forewordは,挿絵(<figure>)又は表(<table>)をどこにでも含めることができる。
forewordは,前部(<front>)の一部となる。
参考
a)forewordは,著者以外の人の言葉又はその文書以外の一連の文書
との関係などを記述する。
b)forewordは,割付けされる場合,frontの出現によって,ページ換え
され,frontの終わりによってもページ換えすることが多い。
c)front中のforewordとの違いは,割付けの際の修飾にある。
このforewordは,しばしば,イアリック体で表されることがある。
属性
1. applicrefid (任意)
要素に割り当てた一意な識別子(ID)を参照する。
この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への
参照並びから成る。
属性に値が指定されていない場合,システムによって,値が与えられる。
2. asscofig (任意)
挿絵(<figure>)要素の"id"属性を利用して関連つけた挿絵を識別する。
この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への
参照並びから成る。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,値が与えられる。
3. assoctab (任意)
表(<table>)要素の"id"属性を利用して関連つけた表を識別する。
この属性の値は,他の要素の一意な識別子として前もって入力した名前への
参照並びから成る。
この属性に値が指定されていない場合, システムによって,値が与えられる。
4. delchlvl (任意)
削除されたデータの変更水準を指定する。作成履歴は,間隔で分離した複数の
変更水準を並べることによって維持する。この属性の値は,最初の文字が数字
である名前から成る。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,値が与えられる。
5. id (任意)
最初に割り当てられる要素の識別子であって,文書が改訂又は更新されても変更
されずに残る。自動的に割り当てられた連番又は手動で割り当てた"lables"を
変更しても,要素の識別子は,変更されずに残る。"id"の値は,文書の他の部分
から当該要素を参照するのに使用する。"id"が与えられていない場合,
何も維持されず, 要素は他の要素のIDREF又は相互参照(<xref>)による相互
参照ができない。
この属性の値は,要素の対する一意な識別子を定義する。
この属性に値が指定されていない場合, システムによって,値が与えられる。
6. inschlvl (任意)
挿入されたデータの変更水準を指定する。作成履歴は,間隔で分離した複数の
変更水準を並べることによって維持する。
この属性の値は最初の文字が数字である名前から成る。
この属性に値が指示されていない場合, システムによって,値が与えられる。
7. revchg (任意)
この属性は,文書が改訂版と最終変更との間で,情報が変更されたことを
示す場合に使用する。この属性が0以外の値の場合,情報が変更されたことを示し,
それによって変更マークが必要になる。docstat属性値は,この属性に意味を持た
せるために"revision"にしなければならない。
docstatに"revision"以外の値が割り当てられた場合, revchgは
無視する。
8. security (任意)
安全保護水準を指定する。この属性の値は,"u"(Unclassified:等級なし),
"c"(Confidential:機密),"s"(Secret:秘密)のいずれかとする。
この属性の省略時値は,"u"とする。
9. tocentry (任意)
要素を文書の目次に含むかどうかを指定する。値が0の場合,要素は目次に含まれ
ないことを示す。他の値が与えられた場合,その要素は目次に含まれる。
この属性の値は,数字からなる。
この属性の省略時値は,"0"とする。
10. verified (任意)
情報の検証状態を指定する。この情報は,検証状態ページ(<verstat>)を
組み立てるのに使用する。値が0の場合,情報は検証されていないことを示す。
他の値の場合,情報は検証済みであることを示す。
この属性の値は,数字からなる。この値の省略時値は,"0"とする。
11. useratt1(任意)
利用者に固有な属性を指定する。
この属性は,名前並びとする。
12. useratt2(任意)
利用者に固有な属性を指定する。
この属性は,名前並びとする。
13. useratt3(任意)
利用者に固有な属性を指定する。
この属性は,名前並びとする。
14. useratt4(任意)
利用者に固有な属性を指定する。
この属性は,名前並びとする。
15. useratt5(任意)
利用者に固有な属性を指定する。
この属性は,名前並びとする。
例
<foreword asssocrefid = "id1" asscofig = "fig1"
assoctab = "tab1" delchlvl = "1d" id = "id1"
inschlvl = "1" revchg = "0" security = "u"
tocentry = "1" verified = "1"
useratt1 = "PDM1">
...
</foreword>