ftnote, Latest updated 17 July 2015

(C)1995,1996,1998 NCALS 
(C)1999 Nihon Unisys,Ltd. All rights reserved.
ftnote (脚書)
文書の中の脚書の体部(ftnote)を識別する。
ftnote要素は,開始タグ(<ftnote>)及び終了タグ(</ftnote>)を必要とする(XML対応)。

ftnoteは,
  1回以上の要素群(text)
    1回以上の要素群
      構文解析可能対象文字データ,
      1回の脚書参照(<ftnref>)要素,
      1回の相互参照(<xref>)要素,
      1回の索引登録標識(<indxflag>)要素,
      1回の強調(<emphasis>)要素,
      1回の像(<img>)要素,
      1回の下付き文字(<subscrpt>)要素,
      1回の上付き文字(<supscrpt>)要素,
      1回の外部参照(<extref>)要素 又は
      1回の数学的文面(<mathtxt>)要素 又は
    1回以上の要素群(lists)
      1回の順序付き並び(<ol>)要素,
      1回の順序なし並び(<ul>)要素 又は
      1回の定義並び(<dl>)要素
の構造を含む。

ftnote要素は,附属書(<appendix>),体部(<body>),項目(<li>),
表(<table>)及び用語(<dt>)の一部となる。

属性

1. id (任意)
最初に割り当てる要素の識別子で文書が改訂又は更新されても変更されずに残る。
自動的に割り当てた連番又は手動で割り当てた"labels"を変更しても,
要素の識別子は変更されずに残る。"id"の値は,文書の他の部分から
当該要素を参照するのに使用する。
"id"が与えられていない場合,何も保持されず,要素は他の要素のIDREF又は
相互参照(<xref>)による相互参照ができない。
この属性の値は,要素の対する一意な識別子を指定する。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。

2. mark (任意)
記号が選ばれている場合,文書の中で指定している順序で割り当てる。
この属性の値は,"ctr"(Counter: 積算器)又は"sym"(Symbol: 記号)の
いづれかとする。
この属性の省略時値は,"ctr"とする。

3. security (任意)
安全保護の水準を指定する。
この属性の値は,"u"(Unclassified:等級なし),
"c"(Confidential:機密),"s"(Secret:秘密)のいずれかとする。
この属性の省略時値は,"u"とする。

例

<ftnote id = "id1" mark = "sym" security = "u">
 ... 
</ftnote>