相互参照される要素の"id"に値を与える。要素の"id"値は,出力時, 割り当てられた文字列に,自動的に,置き換えられる。 例: <step2> 図 <xref xrefid = "abc">参照。 出力時,処理システムは,"図4-29参照"のような正しい文字列を挿入する。 xref(相互参照)要素は,開始タグ(<xref>)及び終了タグを必要とする。 xref要素は,データを含んではならない。 xrefは,変更情報(<change>),日付(<date>),定義(<dd>),強調(<emphasis>), 表胞(<td>),挿絵表題(<figcap>),脚書(<ftnote>),項目(<li>), 段落(<para>),用語(<dt>),表題(<caption>)の一部となる。 備考 この要素の使い方は,応用に依存する。利用者が図表の自動番号付け などを望まない場合,この要素の属性を使用しない。自動番号付けを 望む場合,この要素の属性で識別子をあたえる。 この相互参照の値は,割付け処理の前では記号列であるが,表示のときに, この属性値で指定された名前に置き変わるように,応用系(表示系)が 実現されることを期待している。属性
1. xrefid (必須)
値は,情報の相互参照のための一意な識別子とする。この属性の値は,他の要素の 一意な識別子として,前もって入力した名前を参照する。
2. security (任意)
安全保護水準を指定する。この属性の値は,"u"(Unclassified:等級なし), "c"(Confidential:機密),"s"(Secret:秘密)のいずれかとする。
この属性の省略時値は,"u"とする。 例 <xref xrefid = "id1" security = "u">