(C)1995,1996,1997,1998 NCALS

xref(相互参照)

相互参照される要素の"id"に値を与える。要素の"id"値は,出力時,
割り当てられた文字列に,自動的に,置き換えられる。

例: 
<step2>
図
<xref xrefid = "abc">参照。

出力時,処理システムは,"図4-29参照"のような正しい文字列を挿入する。

xref(相互参照)要素は,開始タグ(<xref>)及び終了タグを必要とする。

xref要素は,データを含んではならない。

xrefは,変更情報(<change>),日付(<date>),定義(<dd>),強調(<emphasis>),
表胞(<td>),挿絵表題(<figcap>),脚書(<ftnote>),項目(<li>),
段落(<para>),用語(<dt>),表題(<caption>)の一部となる。

備考  この要素の使い方は,応用に依存する。利用者が図表の自動番号付け
     などを望まない場合,この要素の属性を使用しない。自動番号付けを
     望む場合,この要素の属性で識別子をあたえる。
       この相互参照の値は,割付け処理の前では記号列であるが,表示のときに,
     この属性値で指定された名前に置き変わるように,応用系(表示系)が
     実現されることを期待している。
 

属性

1. xrefid (必須)

値は,情報の相互参照のための一意な識別子とする。この属性の値は,他の要素の 一意な識別子として,前もって入力した名前を参照する。

2. security (任意)

安全保護水準を指定する。この属性の値は,"u"(Unclassified:等級なし), "c"(Confidential:機密),"s"(Secret:秘密)のいずれかとする。
この属性の省略時値は,"u"とする。 <xref xrefid = "id1" security = "u">