変更された情報の範囲を識別する。
change要素は,開始タグ(<change>)及び終了タグ(</change>)を必要とする。
change要素は,
  1回以上の要素群
    1回の構文解析可能対象文字データ,
    1回の脚書参照(<ftnref>)要素,
    1回の相互参照(<xref>)要素,
    1回の索引登録標識(<indxflag>)要素,
    1回の像(<img>)要素,
    1回の下付き文字(<subscrpt>)要素,
    1回の上付き文字(<supscrpt>)要素,
    1回の外部相互参照(<extref>)要素 又は
    1回の数学的文面(<mathtxt>)要素
の構造を含む。
change要素は,変更情報(<change>)を含んではならない。
changeは,体部(<body>),前部<front>)及び後部(<rear>)一部となる。
属性
1. change (任意)
変更の種類を識別する。この属性の値は,"add"又は"delete"のいずれかとする。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
2. level (任意)
変更の水準を識別する。
この属性の値は,数字から成る。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
側線を変更の印に使用するかどうかを指定する。
値が0の場合,側線を使用しない。0以外の値の場合,側線を使用することを示す。
値が省略時値に任されている場合,側線は"level"属性の値が文書の変更水準の値と
等しいときだけ使用する。
この属性に値が指定されていない場合,システムによって,ある値が与えられる。
4. security (任意)
安全保護の水準を指定する。この属性の値は,"u"(Unclassified:等級なし),
"c"(Confidential:機密),"s"(Secret:秘密)のいずれかとする。
この属性の省略時値は,"u"です。
例
<change change = "add" level = "1" mark = "0"
 security = "u">
 ... 
</change>