山荘日記 (2014年9月22日〜9月24日) 今年16回目、累計305回目

父入院 妻同伴 ドライブ(河口湖、八代ふるさと公園、美しの森、まきば公園) 高枝鋏買換え 

山荘日記に掲載しなかった写真や、写真の拡大は 深まる秋の彩り  と 山荘の花 を御覧下さい。

1日目:9月22日(月) 晴れ


河口湖
大石公園

花のナイアガラ
大石公園

八代ふるさと公園
  • 自宅→病院(9時頃)→八王子IC(9:26)→河口湖IC(10:11 \1970)→大石公園→八代ふるさと公園→御勅使川(昼食)→(12:50)着荘 走行時間(3時間) 走行距離 152.6km
  • 前回離荘時からの最高気温 24℃ 最低気温 9℃、外気温 20℃ 室温 16℃
  • 自宅で介護をしていた父は、今月の初め頃から体調が悪化し、介護をする私と妻は疲れ果ててしまったため、今週から父のレスパイトケアを予約していた。
    ところが、父は先週の木曜日に呼吸が苦しいと訴えたため、急遽、入院してもらった。
    その後は容体が安定しているし、昨日までに お彼岸の来客も一通り済んだので、台風が来る前に山荘で気分転換をすることにした。
    (レスパイト:一時的中断、休息、息抜きを意味する英語(respite)。レスパイトケアとは、高齢者など要介護者を在宅でケアしている家族の精神的疲労を軽減するため、一時的にケアの代替を行うサービスのことをいう。)
  • ここ数年は妻と私が交代で介護をしていたため、妻の訪荘は一昨年の10月以来、約2年ぶりとなる。
    病院へ寄って父の顔を見てから出発。
  • 中央道からは富士山が見えていたので河口湖へ寄ってみた。ところが、大石公園へ到着すると富士山に雲が湧いて来てしまった。
    観光バスが到着し、団体で賑やかになったので「花のナイアガラ」は遠目に見ただけで済ませた。
  • 若彦トンネルを使って御坂山塊を通り越す。(r719)  芦川町でr36に合流したら右折し、鳥坂峠を過ぎ、八代町に下ったら「みやさか道」を左折。今年の春に立ち寄った「八代ふるさと公園」へ妻を案内する。
    古墳跡に登って甲府盆地やリニア新幹線を見下ろす。
  • その後は「新山梨環状道路」を使って南アルプスICへ出て、r12を北上。御勅使川公園で昼食(コンビニ弁当)。
  • 着荘後、妻は台所の大掃除を始めた。私はガスレンジ周辺の掃除は手を抜いていたのだ。
  • 外気温より室内が低く、寒く感じたので、窓を全開にして薪ストーブの試運転を行う。(なお、この3日間、薪ストーブのお世話になった)
  • 落ち着いてから「道の駅&エブリ」へ買い物に出掛けた。平日にもかかわらず駐車場は混んでいた。なお、道の駅は相変わらず品薄状態だった。売り切れなのか、入荷が少ないのかは不明。
  • 帰荘後、私は庭仕事を始めた。
    前回に引き続き、南側の2Fデッキに迫るコナラの太い枝を、自宅から持参の高枝鋏(鋸)で切断を試みるが、切れ味が悪く疲れ果てたので諦めた。(明日は高枝鋏を長坂のJマートで買い換える予定)
  • 敷地西端の花壇周辺は雑草が生い茂っていたので草むしりを行う。毎年咲いてくれる野生のリンドウが見当たらない。雑草を刈払うと、何とか一輪のみ生き残っていた。

2日目:9月23日(火) 秋分の日 晴れ


南アルプス展望
清春白樺美術館手前の空地にて

清里
美し森にて

咲き残るマツムシソウ
美し森展望台直前にて

ハナラッキョウ

美し森 展望台

川俣川渓谷 赤い橋


白州の秋祭り

白州花壇

ヤマボウシの赤い実

ヒガンバナ
(若宮八幡神社)

キクイモ

今年も豊作(B&Bさん付近の田圃)

軽トラで巡行する御神輿
  • 祭日なので混む前の午前中に観光地へドライブに行くことにした。目的地に迷ったが、手軽な清里に決めた。
    途中の清春芸術村手前にある空地に車を止めて南アルプスの展望を楽しむ。長坂を抜けて八ヶ岳へ向かうが、八ヶ岳には雲が湧いていてガッカリだ。
    (山荘7:30→美し森8:15 距離27.8km)
  • 「美し森」の駐車場から展望台への遊歩道を登ると既に紅葉した木々が散見され、道端にはマツムシソウが一輪のみ咲き残っていた。
    展望台は標高が高い(1542.3m)ため意外と寒いが、相変わらず眼前の八ヶ岳には雲が湧いていたので周辺を散歩しながら時間を潰していたら、赤岳などの山頂が見えて来た。
  • 駐車場まで戻り、「まきば公園」へ向かう。途中の川俣渓谷“赤い橋”で車を止めて写真を撮るが、未だ紅葉には早かったので冴えず。
    なお、レストランは老朽化→施設解体のため営業休止中だった。
  • 「まきば公園」では広大な牧場に放牧された牛や羊を眺めた。人気のソフトクリームだが寒いので止めた。
  • 山荘への帰路、長坂のホームセンター「Jマート」に立ち寄り、店員に高枝鋏でノコギリ付の最も長く伸びる商品を教えてもらう。
    結局、高さ4mのを買った。バーベキュー用の炭と、野鳥用のヒマワリの種も買う。
  • 昼食は台ヶ原宿の蕎麦屋「くぼ田」に行く予定だったが、白州へ戻ったのは未だ10時過ぎだったので諦めた。
    「はくしゅう道の駅」の隣の神社(若宮八幡神社)にて御祭りが開催されていたので見に行くことにした。
    しかし、駐車場が満車のため、道の駅裏の関係者用Pへ停める。道の駅はレジに行列が出来ていたので買物は止めた。
  • 「若宮八幡神社」の本殿では神社総代による“直会(なおらい)”が行われていた。神社へ登る階段わきに咲いていたヒガンバナが綺麗。
  • 山荘へ戻る途中、甲斐駒を背景にした“はざ掛け”を撮りたかったので、ペンションB&Bさんへ寄り道する。
    ちょうど、B&Bさんの前に軽トラが停まり、子供神輿が庭に入っていくので、遠巻きにして眺めた。
    この付近は、一軒一軒が離れているので、お神輿を軽トラに乗せて“練り歩く”のだった。
  • 午後は買って来た高枝鋏で枝の伐採を始めた。最初は2Fのデッキから鋏で枝を切ったが、鋏の威力は弱く、極細の枝しか切れなかったのは不満。
    目的の枝元は高さ5mにも及ぶ位置で太さは10p近くあるため、高枝鋏の先端に付属の鋸を装着し、目一杯伸ばしたが、やはり重過ぎて疲れる。少し長さを縮め、脚立を使って伐採に再挑戦。
    何とか切り落としたが、危なかった。枝が落ちる寸前に脚立から降りて逃げたので良かったが、葉を一杯付けた太い枝が脚立に向かって落ちて来たのだ。
    この枝を落としたおかげで、山荘の室内に光が当たり、明るくなった。
    その後は、切り落とした枝を整理し、薪棚に積み上げる。
  • 今回も「尾白の湯」へ入りに行く。玄関で回数券の有効期限について注意書きが貼ってあったのに目が留まる。
    何と、来年の3月末までだと言うのだ。私は未使用(13回券)の回数券を持っているが、有効期限が書いてないし、現在は内風呂修理中のため、回数券より安い420円で入れるので使わなかった。
    工事は11月末まで掛かるそうなので、12月〜3月の4ヶ月で使い切って下さいということになる。
    苦情を言ったら、3ヶ月の工事期間分、有効期限を延長するそうだが、それでも毎月2回利用しないと無駄になってしまう。(家庭の事情で訪荘は月に1〜2回のペースなのだ)
    (団体で利用することを考えようと思う。)

3日目:9月24日(水) 曇り

山荘の庭 及び 周辺の散歩道に咲く花など

カクトラノオ

ユウガギク

オトコエシ

アキノウナギツカミ

ツリフネソウ

コスモス

ツリガネニンジン

紅葉始まる

アキノキリンソウ
  • 庭に咲く花の写真を撮る。ユウガギクなどの野菊がアチコチで咲いている。オトコエシは咲き終わりだ。自宅の庭から移植したカクトラノオが増えて来た。沢の土手にはアキノウナギツカミが繁茂。キツリフネが咲き残っていた。昨年までは無かった紫色のツリフネソウが一株だけ咲いている。畑にはケイトウが未だ咲いている。今年のコスモスは元気が無い。なお、2m以上の高さまで伸びたコスモスがあるが未だ咲いていない。次回の訪荘までに台風が予想されるため倒れてしまうと思われる。
  • 近隣の林を散歩に出掛けた。雲が湧いていて山は見えない。使い古したホダ木集積場にも寄ったが、雨の降らない日が続いていたので椎茸は生えていなかった。
    道端に咲くツリガネニンジンやアキノキリンソウの株が大きい。広範囲に雑木林を切り開いた場所が目立つ。山桜?の紅葉が始まっていた。
  • 帰荘後、端材を整理し、薪ストーブの焚付け用としてデッキに積み上げる。腐った端材を見るとシロアリが湧いていたので焚火を始めて焼く。
  • 台風16号の影響で午後から雨が降る予報だったし、帰宅前に病院へ寄るため、正午前に離荘。
    真原桜並木の「アグリーブルむかわ(レストランさくら)」に寄ったが、生憎、休業日だった。次は韮崎のR20沿いにある長浜ラーメンに寄ったが、ここも休みだった。
    (どちらも通常は火曜日が定休日。火曜日が祭日の場合は水曜日が休みなのだった。)
    しかたなく、R20の左側にある九州料理のお店「博多屋九州韮崎店」で長浜ラーメンを食べる。意外とサービスは良かった。
  • 離荘(11:50)→昼食(韮崎)→韮崎IC(12:56)→双葉SA→八王子IC(14:14 \2780)→病院→帰宅(15:06) 走行時間(2:06) 走行距離(127.4km)

9月27日(土)の正午前に御嶽山で突然の噴火が起こり、多数(10月5日現在51名)の方が不運にも亡くなりました。
紅葉の見頃、晴天の土曜日、山頂での昼食時という偶然が重なってしまいました。 心より哀悼の意を表します。

 

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