女王さまのノーテンキ日記

女王さまという名前の由来はMr.ビーンの一言からだった
小柄な体からは想像もできないノーテンキさ加減にして 何事も鷹揚な所は
Mr.ビーンの心配の種  稼ぎが幾らなのか 出費がどのくらいなのか全く意に介さないのは勿論のこと
やりたい放題のマリーアントワネット(略して“ネッ豚”)  Mr.ビーン曰く「ボクは女王さまにかしずく召使いだよ〜」
さぁ その日常を日記にしるしてみましたので ご覧下さい





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2001年の日記

2001年12月11日 『子どもに返ってみよう!<2>』

 
今や世界的にベストセラーになっている『ハリーポッター賢者の石』の本をフリーマーケットで見つけて読んでみた。何に興味をそそられたかと言うと、著者にであった。シングルマザーが乳飲み子を抱えて生活保護を受けながら、我が子のために書き上げているといったところだった。
早速「ハリーポッター友の会」に入会してメーリングリストに加入したとたんに毎日40〜50通のメールが飛び込んでくる。楽しい情報満載!!もうここまで来たら『ポッタリアン』である。
 3巻まで読んだところで映画の上映となった。日中は混んでいるだろうと召使いがレイトショーのチケットを買ってきたので、夕食後にイクスピアリの映画館に出かけて行った。結構長い映画だったが、なんともいえないファンタスティックな魔法の世界に引き込まれて、コンサートや映画では寝てばかりの召使いもオメメパッチリ! もう一度本を開いて読んでいる気分にさせられた。我々の年代のカップルも少なくはなかった。
たまには子どもに返ってみるのも素敵だなぁ〜!と思った一夜だった。



12月6日 『子どもに返ってみよう!<1>』

 「寒〜い!雨〜〜!行きたくない〜〜!」なんて縮こまっていても仕方がないじゃない・・・。今日は折角遠くから来た義姉をディズニーシーに誘って出かける日。
予定の一時間遅れで家を出た。マンションの出入り口で出会った若い奥さんが『いいですねぇ!今日はバッチリ空いてますよ〜』なんて慰めてくれた。そーですよ ものは考えようでよい部分ばかり見ていれば何事もOKのはず。・・・と勇んで出かけて行った。
ネタバレすると、自分ひとりでは上手に案内する自信がなくて、召使いが同伴できない時はすたばちゃんを待機させていたのだった。
 流石の召使いは「何時にどこのイベントが始まり」「ここはファストパスを取って置き」「あそこで食事の予約をとって・・・」と詳細に下調べしてくれていたので、予定していた殆どのアトラクションを廻る事ができた。歩きながらポップコーンをほおばり、『きゃ〜〜っ!』と声を張り上げ、カメラには思いっきりハデなポーズをとり、心地よい疲れを感じながら帰途に着いた。

Mr.ビーンの最初で最後の姉孝行だったかもしれない・・・(*^_^*) 


11月19日 『あ〜 途切れ途切れの願い事・・・』

 今世紀最大かもしれない「しし座流星群」をみた。昔、山の中の小学校の校庭に宿直の先生と寝転がって飽かずと眺めていたあの美しい星空をもう一度・・・と思う気持ちが高まっていたのかもしれない。
 漆黒の闇の中に天の川の白い帯が天を二分していたっけ・・・あれが牽牛であれが織女・・・宵の明星に明けの明星・・・大熊座に小熊座・・・時々星が流れると早口で小さな願い事を呟く。
 印象に残っているさそり座は南の山の稜線に尾を上にして半身だけ現していたし、オリオン座は三ツ星が行儀よく並んでいて捜しやすかった。こんなに美しい自然の天体がただで見れるのに、プラネタリウムなんてチンケなものを誰が作ったんだろうと思ったりもした。
そんな記憶を新たにしたくて、インターネットから観察マニュアルを仕入れ、渋っていた召使いを無理矢理誘って用意万端・・・なんたって気合の入れようが大変なもの。・・・とは言いながら観察場所は家の前の空き地の真中あたりに目星をつけたくらいだから、大した事はない。
 2〜3日前から納戸の片づけをしがてら6畳大の養生シート、断熱シート、寝袋に枕に毛布にインスタントカイロを出し、でっかい袋に詰め込み、ド近眼の召使いのために双眼鏡まで用意し(これ意味なかった)最後に夜食を用意した。勿論防寒コート、手袋、厚手のソックスにスキー用のセーターに帽子。並べていたらきりがない。
 そして、前日は留守電にして早寝することにした。
しかし、期待すればするほど興奮の度合いが大きくなる一方だし、寝ようと思えば思うほど寝付けなくなってしまい、とうとう時間が来てしまった。
 19日午前2時、白く薄い雲が天を覆ってはいるものの天候はまぁまぁ。目星をつけておいた草原に出てビニールシートを敷き、寝袋と毛布で体を包み、枕を頭にあてがって横になってみる。
ふむふむなかなか心地よい。
うだうだそんな事をしている間もテンペルタットル彗星から放たれる美しいほうき星が視野に飛び込んで来る。あぁ〜 なんて幸せ・・・自然は偉大だった〜〜!!
約2時間の天体ショーは、女王さまの“夢よもう一度”が叶った素晴らしい一夜であった。
召使いもかなり感動していたが一言
   
『なんで土日にしてくれなかったんだろうね?』

翌日は睡眠不足で仕事にならなかったであろう事は予想していたが、知〜〜らなぃっと!



11月14日 『萩・薄・桔梗・撫子・女郎花・葛・藤袴』

 これぞ秋の七草・・・
我家の「猫額ガーデン」の七草は、月桂樹(草とは言わない)・クワズイモ・クリスマスローズ・ローズマリー・ポインセチア・アイビー・そして何処からかタネが飛んできてニョキニョキ出てきたつる性の植物。
トレリスにからまって、畳半畳ほどに広がった。きゃしゃなつるに縦長で緩いカーブのハート型の葉をつけている。
伸び始めた時は雑草だから抜いてしまおうと思ったが、健気にトレリスによじ登っているのを見たら可愛そうになってしまった。さて、何という植物だろう。



10月31日 『秋の夜長に』

 浦安に居住して8年、女王さまもそろそろ午後5時の人生にさしかかって体力知力共にダウンして来たことを実感する。それだけに自信のなさが如術に表れ、時間には余裕を持つようになり、自分が失敗を重ねることによって他人の失敗も優しく許せるようになり、忘れっぽいという事はイヤな事、つらい事があってもすぐどこかに飛んで行ってしまう・・・みたいな。
良い事尽くめのように思うかもしれないけど、どっこい他人に迷惑をかけている事も忘れる。


10月吉日 『3女王さまの結成式』

 いつの頃からか面白おかしくFAXやメールのやり取りをしているうちに、ネッ豚女王さまの周りにも相当重症の女王さま達の存在を発見してしまうのだ。
それぞれ「馬」「カバ」「豚」の動物名がついた3女王さまの結成式を銀座の道場六三郎さんのお店「懐食みちば」で執り行う事になった。
その名前の由来を書いておこう。
 馬女王・・・生まれながらの女王さま気質、略して「うまじょおう」
 カバ女王・・・「私ってバカね」と気付いて、馬鹿は口惜しいから「カバじょおう」
 ネッ豚女王・・・金銭感覚無しのマリーアントワネット、略して「ネットんじょおう」

 よく聞く「夫が汗水流して仕事をしている間に、女どもは昼間っからノーテンキに高級料理店で昼メシ食っているのは許さん」って訳ですか?いいえ〜腹をお立てになると体に良くありません!
私達は、大切な家族のためにどうしたら美味しいお料理を作ってあげられるか、研修会を開いているのでありますよ なにも無駄食いではあり得ませんです。 はい!
・・・と言い訳しているのはネッ豚だけであって、カバ女王さまも馬女王さまも主婦業を延々と重ねているにも関らず、未だに日本料理はもとより、中華、イタリアン、フランス料理を猛勉強しているという、文字通り研究熱心、良妻賢母、大切な家族の健康管理にご執心なのである。
とは言っても、ご本人たちは時間つぶしに好きな事をやって忙しがっているだけなのである。
 ところで、全く他人にとってはくだらない事であるが女王さまの定義としては、
1、自分自身を女王と自認している事
2、周りに召使いを侍らせている事(犬でも猫でも架空の人物でも自分自身でも可)
3、苦労を苦労と気付かずウイット(駄洒落も可)に富み笑いを忘れない事
4、このくだらない定義に賛同している事
・・・とまぁ 「こんな私よ」と自認する人がいればこの指と〜まれ!!


10月25日 『ルイに温かく包まれ陶酔した日』

 知人と言っては恐れながらルイ・アームストロング協会会長のJAZZプレーヤー外山喜雄さんのご案内で『ルイ・アームストロング生誕100年ジャズ創世記の旅』というライブを聴きいた。

 黒人奴隷の孫として生まれたルイは13歳の時に少年院でトランペットと出会い、フレンドリーで偉大なサッチモおじさんが誕生したのであった。
彼の子供の頃はラグ(ragボロ布?)タイムと呼んでいて、それはそれは優しいJAZZ。
 当時の映像から生の音に繋げて演奏された1920年代のJAZZは素朴で心温まるものだった。
観客を沸かせたのは、この日のために当時と同じ楽器を作っての演奏だった。
お金の無かった黒人達がバケツとモップに玄をつないだ手製のベース、洗濯板やカズー、パイプに穴をあけただけの笛を作って黒人特有のリズム感でラグタイムやマーチを演奏したのだ。
譜面が読めない人達は聞き覚えだから、メロディーを間違えて覚えてしまったり、適当な旋律を勝手に作ってしまったりと・・・そんなところから、アドリブが始まったと言われている。
なんと楽しいJAZZの始まりではないか。
文化庁芸術祭参加イベントに相応しい感動のライブだった。
==参加ミュージシャン==
外山喜雄(トランペット・ボーカル)外山恵子(ピアノ・バンジョー)粉川忠範(トロンボーン・ボーカル)鈴木孝ニ(クラリネット・アルトサックス)マイク・レズニコフ(ドラムス)藤崎羊一(ベース・チューバ)田辺信男(サックス・クラリネット)原 朋直(トランペット)シャーリー・マッキャリー(ゴスペル・ボーカル)ドリー・ベーカー(ボーカル)下間 哲(トランペット)関 泰子(バイオリン)清水万紀夫(クラリネット・アルトサックス)阿部 寛(ギター・バンジョー)ジム・ターナー(バンジョー)曽我清隆(トランペット)瀬川昌久(ジャズ評論家)山口義憲(司会)

そんな音楽を愛する外山さんご夫妻が「JAZZの故郷の子供たちに眠っている楽器を送ろう」という運動をしている。ご賛同していただけると嬉しい。

皆さまのまわりの使われていない楽器をください!!
連絡先:日本ルイ・アームストロング協会事務局

    〒279-0011千葉県浦安市美浜4-7-15
    TEL:047-351-4464/FAX:047-355-1004
    (こちらまでお送りください)


「外山喜雄とデキシー・セインツ」の活動拠点はディズニーランドと新浦安オリエンタルホテル
地下1階「HUB」だよ〜〜〜ん!


10月18日 『三島由紀夫14歳の戯曲』

 朝日新聞朝刊の38面を開いたら三島由紀夫さんが14歳にして完成度の高い戯曲、キリストの受胎告知を題材にした『路程』を書いていた事が解ったという記事が載っていた。
600字詰め用紙40枚・・・彼の天才ぶりが伺われる作品がもう一つ世に現れたのだ。
そいうえば・・・女王さまが16歳の時『道程』という詩を学校新聞に投稿して、その『道程』の文字を見ない不逞の輩からからかわれたのを思い出した。文字的に似たタイトル。
天才少年とただの文学少女風だった女王さまの落差・・・。



10月13日 『泣き入れは効を奏したか?』

 ○○大学××会の15周年記念パーティーが「ディズニーアンバサダーホテル」で行われた。
この企画は7月あたりから本格的に準備を始め『あっ!!』と言う間の当日を迎えたのだった。
超豪華な200人収容の宴会場を予約してしまったので、集客に苦労するのではないかとの思いがあって当市以外の友人知人に「泣き」を入れて出席者集めに奔走したのだった。
幹事さん達の協力でミニコミ誌への掲載、地道に案内状を配り歩く作戦に記念誌作り。当日まで出欠の訂正と席次の変更etc・・・。普段はさり気なく夫を顎で使っているもう一人のK女王さま(これは決してお世辞ではない)と二人下女になり下り名簿や名札作りを手伝った3ヶ月だった。
「貴女のは遊びよ」と決め付けられていたパソコンもこの時初めて役に立った事を実感した。
そんな努力が効を奏したのか市民でもまだ行った人が少ない「ディズニーアンバサダーホテル」の人気があったのか・・・当初の予想をはるかに越える人数を動員する事ができた。

さて、当日・・・!!
スマートでお行儀の良いT氏の司会進行でフォーマルな雰囲気の中にパーティーが進み、着席ディナーのメニューも気取らず上品で美味しく、みなさんに喜んでもらえた。
女王さまもタンスの奥から引っ張り出してきた家宝?(みたいなもの)を身に付けドレスアップして参加したのだけれど、そこは身についたサビ・・・動くたびにショールがくずれてお笑い草で終ってしまったことは言うまでもなかった。
そして、泣きを入れたMr.ビーンを憐れに思って参加して下さった心優しいY夫妻と魔王魔女子夫妻、小さな紳士を同伴して下さったI氏に心から感謝を申し上げたいと思う。 
そうそう女王さまは抽選会で自転車をGetしてしまった!ホント
神の思し召し・・・
我が娘夫婦の結婚記念日までも一緒に祝ってしまったこの親の真意がしりたい。(余談)


9月26日 『ミッキーがやってきた』

 昨年の初冬に我家にやってきたMr.ビーンのそっくりさん人形が隅っこに放りやられた理由。
あまり衝動買いをしない女王さまが、たまたまスーパーの時計売り場で「アウトレット商品」の文字を見つけてしまったから大変だ。
そこに立っていたのは「音声認識クロック」と書かれた背丈40p程の青いトンガリ帽子を被り赤いガウンをはおり、右手に箒を持つプラスチィック製のミッキーマウスだった。
迷わず手にしてしまった女王さまでしたが・・・なかなか可愛い声で反応してくれるので、Mr.ビーンは喜んで毎朝声を掛けている。
 Mr.ビーン『お〜い!おはよ〜』
 ミッキー『えぇ〜なぁに? もう一度言ってくれるかなぁ?』
 Mr.ビーン『おはよう!!』
 ミッキー『いってらっしゃ〜ぃ! 忘れ物はないかな?』
ある時は・・・
 Mr.ビーン『いってきまぁ〜す!』
 ミッキー『ボクは起こさないけど、このままでいいかな? おやすみなさ〜い!』

 Mr.ビーン・・・ズルッ!!

・・・ってな具合で、どうもオジサンにはなつかないらしい。
寂しい二人だけの部屋にミッキーの元気な声がこだまする今日この頃である。
たまには「Mr.ビーンそっくりさん人形」の埃をはらってやろっと。


9月15日 『Aちゃんの就職祝い』

『彼に貰ったシルバーリングが左手の薬指にしか入らないんですよ〜
と罪のない笑顔が幼いMr.ビーンお気に入りのAちゃんの就職祝いをした。
その指輪が曲者だとかで会社では『私、27歳と言われちゃったんですよ〜〜!ひどいですよねッ!』先輩には『あんたとは違うのよ!この肌の張りを見てくださいっちゅ〜〜のっ!』と内心声を大にして
言ってやりたいと・・・。
そんな話をニコニコ笑いながらMr.ビーンが聞いている。
女王さまがお祝いをしてあげると言ったのだから自分でご馳走を作ればいいのに、Aママのサンドイッチが“超お気に入り”だからってわざわざ持ってこさせて、お祝いをしたのだった。
Aちゃんは今年成人式を終えたばかり。

9月9日 『ブロードバンドばんざ〜〜ぃ!』

『今日は何回メールチェックしたの?』『最後にメールチェックしたのは何時?』と毎日のように召使いから細かくチェックを入れられた女王さまが“ばんざ〜〜〜ぃ”する日がきた。
パソコンはあるものの電話回線はアナログだし、5個のアドレスを取って家族で使っているのに、接続40時間を過ぎると超過料金を取られてしまう始末。
その上、女王さまが頻繁に接続を切断するのを忘れて、最大2時間も繋ぎっ放しにした失敗あり。

イヒヒヒヒっ!それが・・・ようやくADSLが繋がったのだ〜〜〜。
火災やガスの警報装置がついたホームテレホンがやっかいで、スプリッタの設置場所によってはあちこちに不具合が生じて設置に時間がかかってしまった。
アナログ系思考回路おじさんとおばさんは「ばんざい」ならんぬ「お手上げ」状態だから、プロの知人にご足労ねがって設置に至ったのは言うまでもない。
でも、素晴らしいですよ!! 今まではジ〜コジ〜コと接続されるのをトイレに行ったり、お茶を飲んだりしながら待っていたものが、速攻でメールチェックできるし、ダウンロードもちょっ早!
イヒヒヒヒっ!と自然に笑えちゃうのも伺えるでしょ? さぁいらっしゃい!!


9月2日 『こうじが来る』

 かなり前から「Mr.ビーンの煎れるモーニングコーヒーを飲みに来て」と誘っていた我等の「ホテルで朝食を仲間」の魔王と魔女子夫婦を迎える日がようやっと巡ってきた。
この二組の夫婦は1年に数回しか会わないんだけど、千葉は幕張から都内は勿論のこと神奈川の横浜あたりまで朝食を食べに車を走らせる。魔王が北の果てに行ってもそんな行事が続いていた。
カーキチの魔王・ピアノパソキチの魔女子はお似合いの夫婦で、それは会話が弾んで面白い!!
 朝の7時半、時間キッチリに二人揃ってやって来た。
我家で朝食といってもパン・サラダ・コーヒー・少々のフルーツくらいなモノで、休日の早朝にわざわざ東京からBMのロードスターで駆けつけて頂くほどの事ではないんだけど・・・。
9月4日にオープンする『ディズニーシー』の話、写真にのめり込みそうな魔王の話、ADSL接続に至っては話に留まらず、モデムの取り付けにかかり部屋中にコードを這わせて遊んでしまった。
そうしておいてMr.ビーンは朝食を終えると「はい!さいなら〜〜」と出かけてしまうもんだから、残された3人の内のパソキチ女達は魔王にお尻を向けて話が盛り上がっているし、一人しょんぼり雑誌とテレビにお相手してもらって寂しそうにしている魔王。
そして、大したおご馳走もないままにお返ししてしまった。
・・・ややあって魔女子からランケーブルを下さるという電話を頂き、Mr.ビーンの帰りにでも立ち寄らせていただくお返事をした。
魔女子『こうじが来るのでずっと家にいます・・・』と電話を切った。

 そんな訳でお礼のメールを書き『こうじくんが来るんですって?よろしくお伝えください』と結んで送信した。すると間もなく返信メールが来て『こうじが来るのではなく、トイレの工事が来るのです』
笑って笑って笑い転げた。いい日だった。


8月22日 台風と幼少体験

 のろのろ台風11号が早朝に関東地方を襲うという予報だったのに、東京湾を通過したのが夕方になっていてそれもかなり衰えていた。
台風接近と聞くとワクワク!ドキドキ!喜びみたいな感情になってしまうのは何故なのだろう?

 稲穂は頭をもっと垂れて目の前一面黄色の大波を作っていた。山村の小さな小学校の窓から背伸びをするように私は、窓ガラスに額をくっつけて長い時間外を眺めていた。
その窓ガラスは叩きつけてくる雨に濡れて、その景色をモザイク模様にしていた。
学校の運動場の向こうではゴーゴーと荒れ狂う暴風雨に立ち向かうかのように、
稲をかけてあるハサが足を踏ん張ってザワザワと呟いているように聞こえてきた。
突如!!何か力強いものがムクムクと沸きあがってくるような快感を覚えたのだった。
あの現象はなんだったのだろうか? 遠い記憶の中にもなお鮮明に浮かんでくる光景。
 死者や怪我人が出て多くの被害を被った人がいるというのに、なんと不謹慎な!と叱られても「仕方がない」と思ってしまう自分が・・・なんかヘン。
そして、昔読んだ誰かの名作のコピーみたいな文章が・・・またヘン!


8月18日 読んで得する『Disney Sea』のお薦め

 笑っちゃいます!Mr.ビーンったら・・・浦安市からご招待を受けていた『ディズニーシー』が19日だったのに、18日に変更した理由がこうです。
『団地の全員がディズニーに行ってしまったら、防犯上良くないから・・・』と。それはそうだと半分納得しながら変更して行ったのですが、翌日は殆ど出歩いていたMr.ビーンでした。(>_<)
★長い行列をしないで入場する方法
 ファストパスを利用しよう・・・「センター・オブ・ジ・アース」と「インディ・ジョーンズ・
 アドベンチャー」と「マーメイド・ラグーンシアター」は入場口の横に発券機がありますので、
 お好みの時間を決めてチケットを貰っておきましょう。
★ゆっくりお食事をする方法
 美味しいものにありつこう・・・レストランによっていろいろみたいですが、「S,S,コロンビ
 ア・ ダイニングルーム」は予約を受けていますので、朝一番に取っておきましょう。
★お好みブース
 人気のアトラクション・・・『海底2万マイル』『センター・オブ・ジ・アース』『ストーム
 ライダー』『インディ・ジョーンス・アドベンチャー』
 女王様お薦め・・・ブロードウェイの再現ミュージカル『アンコール!』人魚アリエルとその
 仲間たちが踊る空中ショー『マーメイドラグーンシアター』
★見なけりゃ損!
 水上での光と音のショー『ディズニーシー・シンフォニー』
 (当日は強風の為に中止になってしまったのら〜〜〜〜トホホホホ(T_T))

  
 

8月4日 『Jazzyのハレの日』
   Mr.Jazzyにかわって大勢のみなさまにお礼と感謝の気持ちを込めて・・・。


 心配していたにわか雨もなく夢の島マリーナの『Twilight Jazz Festival』が終った。
予定時間をはるかに過ぎても、心地よい音楽と少々のアルコールの余韻と涼やかな夜風に吹かれながら、仲間達は何時までもその場所を離れることはなかった。
Jazzyが率いるアマチュアバンド『CLOOZZ』は今回がはじめての結成メンバーだった。
全員が社会人で練習する時間も少なく、ボーカルとの音合わせも充分出来ないまま・・・。
しかし、楽しむ事となれば何でもやっちゃう心の広〜い東京ヨットクラブの会長さんはじめ多くの方々のお蔭で、パワーボートでクルージング(初体験)させて頂き、舞台装置やPAにはかなりの時間とお金をつぎ込んで頂き、メンバーは十二分に楽しみ満足することが出来たそうだ。
ところが、女王さまの私設応援団“チア婆〜ル”達は本来の実力を発揮することなく、貴婦人と化してしまっていたのには疑問が残るが、あの場で“ぎゃ〜ぎゃ〜”やったら顰蹙物か・・・。

小暮 慎一(G) 東京電気大学出身。神田にあるジャズバーでソロ演奏する程の実力派。
(仲間がいないといううわさも?)繊細で美しい音色の持ち主。
住永 憲治(P) 同じく東京電気大学出身。新婚ほやほやなのに新しいピアノを衝動買いしてしまった情熱家。その情熱を内に秘めた演奏を魅せる。
国分 航一(B) 東海大学出身。「音楽の為なら会社をいつでもやめる」と豪語するうつけ者。
とりあえず演奏の場があればベース(コントラバス)片手にどこへでも。
多田 貴宏(Dr) 東海大学出身。ジャズ、ポップス、ロックを同時にこなすマルチプレイヤー。
その知的でクールなプレイからは高い音楽性を感じさせる。
  以上Mr.Jazzyの紹介
といったメンバーで、曲はジャズスタンダードから「Stella By Starlight」、Sadeの「Love Is Stronger Than Pride」などを演奏した。
かわいいボーカリスト松本綾子さんが入ったと思ったら、やにわに場が盛り上がって3曲を披露。
やっぱり若さには華がある。
Cloozzの曲目紹介
1.Bluse 2.Girl from ipanema  3.Soiar 4.Love is Stronger ThanPrid
5.My Girl 6.Unchaned Melody 7.Satin Doll 8.Foot Prints 9.Stella by Starlight 
10.On Green Dolphin Street (Piano trio) 11.Memoeies of You12.Close to You
13.Only You 14.Take The A Train


7月30日 『ネッ豚女王さまのおもちゃ』

 6年前に召使いから与えられたノートパソコンをおもちゃに、今日まで試行錯誤でやってきた。Wordは興味本位でやっていたので、自己流といえども文字入力は苦労しなかったし、その流れでExcelもなんとかこなした。今度は可愛いペットのメールソフトを買い、アドレスをとって接続の設定にかかったが、それがなかなか繋がらない・・・。
召使いに何度聞いても理解できないで苦しんた。今だったら悩まずインフォメーションセンターに電話しているところだけどなぁ〜・・・。
そして、単発に無料講習を受けたりしながらやって来た。しかし独学にも限度がある事に気づき、もっと学びたい気持ちで昨年の12月パソコンボランティアサークル“遊ねっと”に入会させていただき、沢山のメル友もできた。
「継続は“力”なり」とはよく言ったものである。言うのもおこがましいが先輩の皆さまに助けられながら、サポーターの一人として一週間に2度自分自身も学びながら、会員の皆様のサポートをさせていただいている。

学べど学べど老齢期の女王さまの頭脳は拒否反応を示し、前へ進めない現状であるが・・・(^^ゞ



7月20日 『海の記念日がBirthday』2

 召使いというものはどこへ行っても召使いは召使い。
共同オーナーがクルージングした後の船の点検や掃除をしているのである。なにも、「海の記念日」というのに・・・自分の誕生日だというのに・・・海をこよなく愛する大勢の仲間をしりめに汗水たらしてやらなくてもいいのに〜〜〜〜!と女王さまはひねもすうつらうつら
しながら、キャビンの中でガサゴソやっている召使いを一応頭の中で気遣っていた。
召使いの心配のとおりバッテリーがONになったまま、エンジンがかからなくなっていた。
今夜は横浜の花火大会の日。共同オーナーの某先輩が夕方からクルージングするというので、慌ててバッテリーの交換をした。
『ほっ!』と一息入れた時には灼熱の太陽もそろそろ傾きかけていたのであった。
『腹減った〜〜〜!美味しいものを食べた〜〜〜い!』とグルメ街へと足を早めて行った。


7月25日『真夏の夜のJazzはいらんかねぇ〜』

 
♪Twailight Jazz Festival♪

    Cloozz       
      Shinithi Kogure (g)         Yumenoshima marina 2f terrace
      Kenji Suminaga(p)          start .18:00Aug.4.sat.
      Kouichi kuniwake(b)
Mr.Jazzy    table charge free
      Takahiro Tada(dr)
         pruduced by tokyo yacht culb
        

7月20日『海の記念日がBirthday』

 なんと幸運な海の男がここにいる。7月20日が誕生日で『国民の休日になったのだから、
熟年ヨットマンMr.ビーンの誕生日にはどこかしらのヨットハーバーでお祭りをしてくれる。
今年は「横浜ベイサイドマリーナ」で「もやい祭り」をやっていたので遊びに付き合った。
このクソ暑いのに例の真赤なロードスターをオープンにして100Kを越すスピードで走って。
暑さに全く抵抗をみせない彼に付き合うのは至難の業である。
女王さまは日焼け止めを更に厚塗りして、サングラスに目深に被った帽子は風に飛ばされないように襟にクリップで留める。あはははは〜そこまではMr.ビーンの言いなりになるけど、後は彼を召使いにしている根っからの女王さま振りを発揮。
早速にエアコンを要求。(Q=オープンカーにエアコン? A=はい!そーーです)
朝食はスターバックスのコーヒーフラペチーノとチキンサラダサンドとシーザーサラダをご注文。
簡素だけども休日らしいゆったりとした時間の流れを体感。
それからマリーナのデッキで繰り広げられていたフリーマーケットを徘徊し、彼の愛艇『デルメールV』で優雅にクルージング・・・・と思いきや〜〜〜〜 掃除が始まる〜〜!!!
これに参った女王さまは、心地よい潮の香を肌に受けながら甲板の小さな日陰に身を置きお昼寝にこうじてしまったのは、言うまでもない事である。           つづく


7月11日『トップ?サロン?アート?』

 4ヶ月ぶりにカットをするために美容院へ行った。予約を入れろと言われてたので、電話をかけた。電話に出たスタッフが『トップスタイリストにしますか?サロンディレクターにしますか?それともアートディレクターにしますか?』と問われて女王さまの頭はパニック。
『どれでもいいんですが・・・』と言ってみたが、料金体系が違うらしくどれかを選べと言う。
仕方がないので『中位でいいのでお願いします』と言った。今度は『時間は?と問われる。
『じゃぁ すぐお願いします』と頼んだら『その時間は空いておりません』だって・・・。
『どーすればいいんだよ〜〜〜』と叫びたくなるのをグッっと飲み込んで、言いなりになった。
そして、敵地に乗り込む気分で出かけていった。
『いらっしゃいませ〜〜〜』・・・と、可愛い〜声♪
『自動シャンプー機で大丈夫ですか?』・・・と、若くてカッコよいお兄さん♪
『カットはどのようになさいますか?』・・・と、ちょっと年上のおにいさん♪
・・・そして40分経過・・・
『ありがとうございました〜』超少ない髪の毛はチョチョイのチョイで短くされていた。
『あの方アートディレクターで店長なんです。お客様にはサービスさせていただきました〜』
・・・と、支払いの時に受付の女の子が嬉しそうに言った。
『当たり前ジャン』・・・とは思ってみたものの何だか得した気分〜〜〜!

夏バテ寸前の女王さまの暑気払いだった〜〜〜〜


7月7日『七夕の夜はパジャマパーティー』

 Mr.Jazzyから電話が入ったのは週末直前の金曜日だった。「明日M子と行くから手巻き寿司をよろしく〜!日本酒持って行くからさぁ」と。
お調子者の女王さまは一つ返事で「あいよっ!」ときたもんだ。
さて当日、Mr.ビーンの存在をすっかり忘れてすたばちゃんと4人で手巻き寿司の材料の買出しに出たところでMr.ビーンに出会ってしまったから大変。
「ボクちゃんも一緒に行きたいなぁ」と物悲しげに呟くのを横目で見て4人はニタニタ。
だって仕方ないよ!ず〜〜〜と前から出かける予定が入っていたんだもの・・・(-_-メ)
「イヒヒヒヒ〜 これはシメシメ」と誰が思ったかは知ったこっちゃないけど・・・
かくして4人はお風呂で汗を流し、パジャマになって食卓に向かったのでありました。
そして、この日ばかりはくだんの女王さまも下女になり下がっていました。


7月4日『ささやかな豪遊』

 先月から少々体調を崩していたすたばちゃんがようやく元気を取り戻したので、Mr.ビーンからデパートのお買物券をせしめて銀座へと繰り出した。
すたばちゃんの洋服を買い、夏生まれのMr.JazzyとMr.ビーンのためのバースデープレゼントを買い、女王さまはなぜかソックスのみ・・・。
中華料理を食べ、スターバックスマロニエ店のソファーでお茶し、ITOYAでカードを買った。
これで二人とも『ひゃぁ〜 満足満足!』なんて言いながら帰ってきてしまった。
なんと御しやすい女王さまとすたばちゃん。
これだからMr.ビーンは召使いが務まるんだわな〜〜
★すたばちゃん悲話(1)
 銀座ITOYAに向かう途中「こちらがイトーヨーカドーでございま〜す」と言ってしまった。
 イトーヨーカドーがすぐ近くにある女王さまの家に長逗留してしまった弊害
★すたばちゃん悲話(2)
 スターバックスマロニエ店のゆったりソファーでさんざんくつろいだ末に、マロニエ店の
 オリジナルブレンド試飲させてもらった。
 「マロニエブレンド」の感想を聞かれたすたばちゃん「はい!酸味がなくてとっても美味し
 かったで〜〜す」とハズした。あれは酸味の強いエチオピアシダモ(3)カフェベロナ
 (1)スマトラ(1)のブレンドだった。
 それでもバリスタさんは笑顔を絶やさなかったプロ意識。


7月1日『食後に生の音楽とお酒はいかが?』

 いやぁ〜〜〜(前回と同じフレーズで)夕べは暑かった。夕食後、暑気払いにオリエンタルホテルのHUBに行って外山喜雄さんのデキシーランドJAZZを聞いた。
・・・ら、団体さんが二つも入っていて大騒ぎ。ゆっくり音楽を楽しむ余裕なしだった。
せっかく美浜の女王さま夫妻とすたばちゃんをご案内したのに、大失敗。
でも、お散歩気分で行って、生の音楽が聴けて、ちょっとお酒を頂いて、そして安い!


6月25日『Mr.Jazzyのライブ』

 いやぁ〜〜〜 嬉しいねぇ 8月4日は夢の島マリーナでライブ、5日は浦安でライブ、11日は浦安オリエンタルホテルのHUBでライブだって? なんかこの夏一気に仕事よりJAZZに入れ込みそうな雰囲気のMr.Jazzy・・・
女王さまはそのへんのお母たまと違って、「仕事なんか放ぽり出してやっちまぇー!!!」みたいなノリでいくから応援バッチリよ チア婆ール(チアガールでなく)で少々迷惑がられる嫌いがあるけどね ご容赦願いますよ あはははは〜〜〜


6月24日『ウインナとサラミ』

 すたばちゃんがこの前買ってきたコーヒー、「モカサナニ」の話をしたら美浜地方の女王さまが虫の幼虫の「さなぎ」と聞き違えた。「小さい頃ウインナコーヒーを飲んだ時、ウインナーの味がしたんだよね」とその話を聞いたステーキが思い出したように言った。
コーヒーにもいろんな思いがあるんだなぁ と思った。
スターバックスのコーヒー(ユーコンブレンド)をお土産に買ってきてくれたステーキに、ちょっとこだわってミルで挽いてカップを温め、ミルクをフォームしてコーヒーをいれた。
ビーン不在の小さなキャビンには幸せなコーヒーの香りが立ちこめていた。



6月23日『返されたご仏前』

 田舎のおじいちゃんの父親の50回忌はお祝いにも等しい形で親子親戚郎党集まって盛大に行われた。みんなが精一杯のご仏前を用意してくれたと思ったおじいちゃんは、「こんなに沢山もろーて、気の毒ななぁ」ともらした。ホッと一息入れたところで、遠方から
来た者以外は三々五々帰っていった。
 おじいちゃんおばあちゃんと女王さまがコタツに入って休んでいると・・・。
おじいちゃん「ほれ!これはお前達で使こーてや」とご仏前の袋を差し出した。それを見た女王さま「おじいちゃんそんな事言わないで納めてくださいよ」 おじいちゃん「うんにゃ〜お前達が使こうて」 女王さま「おじいちゃん!そんなのダメ!」とさらに押し返した。
そこでおもむろにおじいちゃん「は〜〜 中身は抜いとるよ〜〜」 
女王さま「へっ? だは〜〜〜〜〜」 コッテン!



6月20日『よっ!召使いの鑑』

 聡明にしてユーモアを解する、しかも私なんぞを“師匠”と煽てる貴重な友人の一人にツルちゃんという人がいる。
この夫婦、こっちの上をいくたまらなく可笑しな召使い&女王さま。
 ある日葛西臨海公園の観覧車に乗った時のこと、ご主人神妙な顔でのたもうた。
「もし地震が起きて観覧車が止まってしまったら、貴女ををおんぶして鉄塔を伝って降りるんだけど、貴女は両手で自分の体重を支えきれないだろーなー? そしたら二人とも落っこちちゃうんじゃないかしらん」と・・・。
それを聞いたツルちゃん「な〜んてやさしい夫でしょう!」と大感激したそうな。
 「よっ!」 これぞ勇猛果敢な召使い これぞ召使いの鑑!!


6月19日『Mr.ビーンが壊れる時』

 自由が丘マダムのスタバちゃんが浦安に遊びに来るとMr.ビーンは壊れる。
ビシッときめたスーツにネクタイが突然崩れて「ごろにゃ〜〜ん」ってな感じ!
「すたばちゃんに会えなくて寂しかったよ〜」になってしまう。
おねだりされたスタ〜バックスのコーヒー(モカサナニ)やレモンスコーン、キャロットケーキにブルーベリークランブルケーキを袋いっぱい買って来た。
 そして次の朝は、Mr.ビーンがコーヒーの香りを充満させたところで女王さまとすたばちゃんが起床するのである。


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