3日目(3月10日)

 6:30モーニングコール。初日に買ってあったパンとチーズで朝食を済ませて、8:00にはロビー集合。この日はイノキアイランド上陸の日。事前にまずくじ引きで当日昼食と翌日パーティのテーブル順決めを行う。またビールは各自持参せよ、とのお達しで。今は島内は原則アルコール禁止で、今回特別に許可が得られたが「持ち込みにするように」という指示だったとか。ソフトドリンクは永崎さんの方で用意してくれていた。徒歩でホテルのすぐ隣の船着場に向かう。ボート2艘(今度は永田号と中西号)に分乗する。塾長もこの日はここから合流。名前の好みで中西号を選んだところ、塾長も中西号に座乗する順であった。塾生は船に乗り込む際に塾長に大声で挨拶。

 昨年ワニがいた話題で盛り上がりつつミルキーウェイを抜けて、途中で水没したゼロ戦を見学。時間がごく短く主翼も無かった(砂に沈んでいたのか?)ので細かいところは見れず、何型(21,32,22,52型などのバージョン違いがある)かなども当然判別できず。写真もネス湖の怪獣の写真みたいになってしまった。プロペラが折れてないので墜落でなく不時着だったらしい、とは猪木事務所の人によるガイド。

 さらに進む途中で塾長のキャップが風に飛ばされるアクシデント、すばやく船を戻してパラオ人の船員が海に飛び込んで回収した。

 やがてイノキアイランドに到着。昨年に比べて、船着場の岸壁が立派になっており、大きな屋根とベンチ、貯水タンクと思しきものが新設されている。

 最初の一時間前後はビーチからシュノーケリングを楽しむ時間。前回の筆者は泳ぎ自体何年ぶりかだったのであまり行動できなかったものだが、今回は結構外まで出られた。

 やがて陸地に戻った塾長に着いてもどると、島の反対側に連れていかれ、そこから我々の知る表側から見れば、裏側にあたる海岸の岩場を巡る。多くは徒歩で若干は泳ぎで。


島の裏側の岩場で塾長を囲む


藤田に闘魂伝承中の塾長(大嘘 藤田のゲスト参加はなかった)

 さて戻ると...労働のお時間(^^; 年長組と女性は掃除だが、それ以外は砂袋の運搬の荷役が課せられた。既に袋詰めされた砂を数十メートル先の船着場まで運ぶ。船着場上に若干地面が凹んでいるところがあってそこを埋めるのである。百袋ほど埋めたがまだ足りず別のところから砂を採取して作業を続けることに。


2ショットタイムに出現したタイガーマスク

 休憩時間となり、やがてなんとなく参加者が2ショットを塾長にせがむようになると、永崎さんがすかさずここを2ショットタイムと決めて参加者を呼び集める。というわけで労働の合間の小憩としては大変良い具合だった。


オペミスで失敗したがタイガーと塾長

 休憩後の作業は、砂袋を担いで海水が膝まであるところを歩くのでちょっときつくなった。しかし「終わらない仕事はない」(c)元川恵美 というほどのこともなく昼飯前には終了となった。筆者も砂袋を運んでいたので労働の画像はなし。

 昼食は当初バーベキューを予定していたらしいが、前日の昼食とネタが被るのでカレーに変更となったとか。他にウインナーと魚を焼いたものが付けられた。調理は「魚魚魚」から来た人が担当したとか。チキンカレーは普通に日本で食されるタイプのものだが、味が薄すぎることもなくおいしく食べられた。いささかハエが多いのには閉口したが。

 食後は例によって塾長の話に耳を傾けていたが、やがておもむろに「すね相撲大会予選」が開始される。男性参加者は予選を繰り返して4名の準決勝進出者を決め、翌日の本選で優勝を決めた人が塾長とすね相撲対決できる、という趣旨。女性参加者4名は別途翌日の決勝に参加するのでこの日は不参加。


2回戦からは塾長の目前で            プロレスじゃないってば

 最初は地べたで一斉に一回戦を消化。次いで二回戦はテーブルの上で順番に消化される。一回戦で勝てた筆者は二回戦で同室のSさんと対決。塾長が手ずから二人の足を組み合わせ勝負を見守るのだ。さてSさんはなかなか手強く筆者も数年来忘れていた根性を振り絞っての我慢比べ。ほんの少し筆者が押し気味とはいえギブアップ寸前、というところでレフェリーストップがかかり、筆者の勝ちが宣告された。ストップがかかった時点で自分ではどっちの勝ちなのか判らなかった熱戦だった。しかし3回戦(確か準準決勝)の相手Kさんの脛は想像を絶して固く、脚力でも上回っており、むなしく3回戦で敗退。


タイガーは結構強い        途中からテーブルの上に舞台を移した

 この後は再びシュノーケリングに興じる。向かい側の島まで泳いでいった人もいたが、この人はそのせいで戻るのが遅れて集合写真に参加しそこなったらしい。


水深数メートルの海底


種類は知らないが貝、エロ親父の唇みたいに動く


シャコ貝の生きたやつは中がまだら模様で結構気色悪い

 やがてイノキアイランドを後にして、前年も訪れたシュノーケリングポイント「セメタリー」へ。最近来た台湾の団体観光客がサンゴを踏み荒らしてしまったとかで、復旧のためにサンゴに立つことは厳禁された。とはいえそれほど不自由はなかったが。

 帰りは塾長は「永田号」に座乗。「中西号」から見ると何やら随分盛り上がっていた。その「中西号」では塾長が残したマカダミアナッツをありがたく回し食いなどして帰途の時間を潰す。

 やがて船着き場に到着。上陸するとなぜかこんなところで豚の解体(の前工程か?)の作業が行われていた。

 この日は塾長とはここでお別れ、ボートで去って行く塾長をみんなでお見送り。


後部で手を振ってるのが塾長

 部屋に帰りシャワーを浴びた後、近辺の店で買い出し。ホテル最寄りの店と、ちょっとだけ離れた店とをはしごした。離れた店の方では冷蔵庫に日本製の大福餅を置いていた。食べてみたが普通の大福餅だった。

 地方とかでしか見かけない缶飲料などを収集している知人のために集めたドリンク各種。左端は純然たる日本のメーカーのコーヒー。次いでポッカのイチゴミルク。オロナミンCのバッタもんと名前だけ「リポビタン」と名乗った怪ドリンク、怪しさ満点の中国製ドリンク、の順。

   

 夕刻には、昨夜の夕食を御一緒した方々と今度はWCTCでのショッピングを兼ねて夕食に出発。今夜は「中国飯店」でディナーにしよう、という話だったが、タクシーで行き先を告げるときだれもその店の英語名を知らなかったのでWCTCを行き先にして出発。なしくずしにまず買い物からということになった。2Fには土産物フロアがある。お土産の定番のチョコレートは免税店よりここで買ったほうが安いとか。6箱パックが30ドル弱だったので、これを1パック+二箱購入、他に石鹸や胡椒などを購入。

 ついでに使い捨て水中カメラを買おうとも思っていたのだが、どれも20ドル弱で、ホテルのフロントで買うのと変わらない。もともとドルフィンパシフィックとイノキアイランドで27枚撮り2本で十分だと思い、実際そこで2本を使い切ったのだが、4日目のオプショナルのロングビーチツアーにもダイビングが含まれていることをその後で知ったのだ。とりあえずカメラは買わずにおいた。日本から持っていった2本は1200円ちょっとしたのだが、空港だと1500円、現地だと約2400円とどんどん高くなる。また使い捨て水中カメラはかさばることもあるんどえ、枚数を気にせず取りまくりたい人は通常の水中カメラを買う方が良いかも知れない。

 WCTCから5分弱程度歩いたところが「中国飯店」。たまたま団体客が帰ったあとらしく空いていた。メニューは日本の中華料理店と大きくは違わないようだが、見たことのない料理もあった。酢豚、炒飯、卵とトマトの料理、麻婆豆腐、海老のクリームソースなどを頼んだが、後者二つが特に良かった。のであるが、美味しかった料理ほど撮影し忘れた(間抜け)。

 
美味しかった海老料理にかかってたソースは右のサラダにかかってたのと同じだったような記憶が

 これも人数が多いせいか男性20ドル、女性はも少し安くぐらいで済んだ筈。料理は良かったが、店のトイレは極端に汚いわけではないが古くて便器が小さすぎてちょっと頂けなかった。

 帰りもタクシーを使ったが、このパラオの中心街から歩いてホテル(ウエストプラザマラカル)に帰ると一時間ぐらいかかるらしい。


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