S.Uemura's diary archive vol.5

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1999.8.22

早くもバグフィックス(陳謝)

mtc2w.exeのver. 0.03をダウンロードしたかたへ: cd2wav.exeへ渡すパラメータを書かないと、動作しません(忘れてました)。ということで、下のリンクも既にver.0.04になっています。パラメータファイルの例も新しくなっています。cd2wav.exeに渡すパラメータがない場合は、そこを' '(空白)にして下さい。

現実逃避

http://www2s.biglobe.ne.jp/~elfin/に、DOS用のCDリッパー(CDDAからWAVに変換するソフト)、CD2WAVがある。SCSI CD-ROMドライブ対応。
これはASPIマネージャさえあればPC-9800でも動作するので(Vectorにフリーのがある)、以前から愛用していた。
が、一つ問題がある。それは複数トラックの読み込み&書き出しに対応していないこと。Win32版が出た今、恐らくアップデートされることもないだろうから、あきらめていた。
と言っても、やっぱりあきらめきれないので、こういうのを作ってみた: mtc2w.exe。CD2WAVを複数回呼び出して複数トラックに対応させたソフト。cd2wav.exeと同じディレクトリに置いておいて、
>mtc2w filename
filenameはあらかじめ作っておいたトラックデータ。サンプル: mt.txt。ここにも書くと、
;A line begins with ';' is igonored.
;Sentences after ';' is ignored.
;A line contains no charcter (only CR) is also ignored.
;Space does not ignored.

-c -0;Paramator to cd2wav; If you have no parametor, put here 1 space(' '); Don't forget this.
c:\;Destination drive and directory (not complemented).

;In the following lines, the order of the numbers does matter.
;Track number. also index number to WAV file name.
;Start point
;Start frame point
;End point (Record Length)
;End frame point
;Destination file name is automatically created using parameter file name as prefix with index number added.
;i.e., this case, mt01.wav, mt02.wav, mt04.wav, mt07.wav

1
0
0
102
0

2
0
0
217
0

4
0
0
104
0

7
0
0
81
0;EOF;DON'T PUT CR HERE
最初がcd2wavに与えるパラメータ。次がWAVファイルを置くドライブ名&ディレクトリ名。そこから先は各トラックのデータで、これは一度CD2WAVを実行して確かめる(特にトラック長)。
>cd2wav>filename
で、cd2wavが吐き出すメッセージがfilenameに入るからそれを使うとよろしい。
僕が動作確認したのは
本体: NEC PC-9821Ae/U7(+DX4ODP 75MHz)
メモリ: 14.6MB
SCSIカード: PC9821-A-E10
CD-ROMドライブ: IOデータ製4.4倍速ドライブ(PIONEER CD-ROM DR-124X)。

mtc2wの仕様としては

こういうのを勝手に発表するとまずいかもしれないけど、まあ見る人もいないだろうし……。
もろぼし☆らむさんに感謝。


1999.8.21

なんてこった

せっかく録画した「ママ4」を「∀ガンダム」で上書きしてしまった。1ブンタ。

「∀ガンダム」第20話「アニス・パワー」感想

予告を見ただけでも話が進まない回だと思ったら、まったくその通りだった。
戦場のど真ん中で、一人自分の土地から離れようとしない婆さんの話。顔は「ラピュタ」のドーラ婆さんに似ている。「パワー」は姓ではない。アニス・ベル。だから「パワー」は「力」ということ。ベタな題だ。
ただし、その婆さんのところにゴッツォの2人組が転がり込んでいる。夜盗しようとして失敗したらしい。ロランがそこへ来るのだが、かなりアホ。ローラの女装=ロランだって。こすいところに知恵はまわるのに、肝心なところがさっぱり、という下っ端悪役の悲しいさだめ。
キエル(ディアナの扮装)には、アニスの言うことはいちいち耳に痛い。もともと何もとれない土地だったのを、ご先祖様が一生懸命豊かにしてきたのに、それを踏みにじる月の人間は……。
ギャバンたちは相変わらず戦闘にあけくれる。新手の部隊。フラットばかり。パイロットはヒッピー兄ちゃん、姉ちゃん(おっさん、おばさんかも)。ムーンレイスで先に地球に降りた人たちらしい。フラットは案外強い。ミリシャに渡ったフラットはどうなったんだろう?
メシエが戦闘で負傷。が、ロランの活躍で敵は撃退。メシエは戦線離脱。アニスもよそへ移る。ちなみに、この人の孫はキースといい仲の娘。字を読めない彼女に代わってキエルとロランが読んだ手紙で分かった。でも、何故それを黙っていたんだろう?
ゴッツォの2人はギャロップに潜入した模様。

「魔装機神サイバスター」第13話「(失念)」感想

「∀ガンダム」録画を人に頼んだら、これまで上書きされた(45分くらい録られた)。だから半分だけ。
つくづく作画の安定しないアニメだ。枚数けちってるわ、絵柄が違和感あるわ。しかも、最近これが2クールで終わるらしいことを聞いた。もう半分まで来てるということになるのに、観ているほうの感覚では、まだ魔装機神は揃っていないし、まだまだなんだろうなとしか見えない。
ダラスたちの捜索でいよいよ別荘が本拠だと分かってしまう。ただし、戦闘は圧勝。一方、ミズキと行動をともにしなかった連中も結局別荘を探しにやってくる。でもお前らの分の魔装機神はないぞ。

「宇宙海賊ミトの大冒険・2人の女王様」第5話「(失念)」感想

ありがちな展開だ、主人公が現在女になっている以外は。でもそれをいまいち活かしきれていない。自分の好きな女の子が敵にさらわれて、罠を承知で単身乗り込む。というまったく男の子の言動。でも体は女性。このギャップをギャグにしているわけではない。話が基本的にシリアスだから。
観る人によっては、絵として、女の子の体の葵が大まじめに勇ましい活躍をしているから笑えるのかも。でも、製作側は別にそれを強調しているわけでもないと思う。
ただ、今回はシリアスでいこうと決めた回なのかも。それでも話が相当ありがちだが。

「おにいさまへ…」第12話「きずあと」感想

れい(ひらがなが正しいみたい)の介抱を続ける奈々子。それを感謝するでもなく、アブないだけのれい。飾ってある人形が奈々子に似ているだとか。それでも奈々子は何か食べるものを作ろうとするが、冷蔵庫には古くなった冷凍食品しかない。
奈々子が電話で呼んだ薫がやって来る。いきなりれいをひっぱたく薫。割れた鏡の破片の1枚1枚に顔が映ったりして恐い恐い。薫はれいからブレスレットを取りあげる。そのブレスレットの下には傷跡が。しかし薫がブレスレットを窓から投げ捨てようとすると、れいはナイフを投げつける。窓ガラス(?)に刺さるナイフ。
とりあえず薫が来たから、奈々子は家へ帰る。薫に口止めされたので、途中で宮様に言い訳の電話をして。
かなりお人好しというか、ここまでくるとどっか変とすら思える奈々子は、翌朝、れいのためにサンドイッチとコーヒー、サラダを作って持っていく。両親には学校で勉強会があるから、学校で食べるのだと嘘をついて。
宮様に隠すために、とも子と口裏をあわせておいたが、宮様はれいと一緒にいたのだと見通していた。薫は宮様と中庭の楡の木の下に、話があると呼び出す。
薫はれいが宮様の妹だと言う。

不可解

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>

int main(void)
{
        char *s = "string_s";
        char *t = "string_t";

        printf("addressof s=%d\n", s);
        printf("addressof t=%d\n", t);
        strcat(s, t);
        printf("%s\n", s); /* (1) */
        printf("addressof s=%d\n", s);
        *t='\0';
        printf("%s\n", s);/* (2) */
        return 0;
}
で、(1)、(2)の結果が変わるのは何故? そういうものなの?

1999.8.20

トカゲのしっぽ

見事にちょん切れて、地面に落ちていた。青かったから、まだ小さいやつだろう(大きくなるとオレンジっぽくなるんだったはず)。それをアリがひきずろうとしていた。

失禁するかと思った

ウソウソ(最近下品になった気がする)。おととい(1999.8.18)落とした紹介状を図書館で受け取って、慶応大学へ。目当ての本はあった。目当てでない本まで。一橋に来て、僕の研究対象に関しては上智のほうがまだしも充実していることを思い知らされたが、慶応はさらに上回っている。もしかして、研究している人でもいる/いたんだろうか?
読むのは後回しと、とりあえずひたすらコピー。1500円くらい使った気がする。大学の場合、専用のカードしか使えないコピー機が多いのだが、慶応の場合、コインも使えるのが、多いみたい。ありがたい。
しかも、慶応の図書館は夏休みでも18:00まで開いている。今現在閉館中の上智とは雲泥の差だ(一橋は17:00まで)。もっとも僕のいたB2の書庫を含め地下の書庫は17:30で閉められてしまったが。

Evan John Jones, Medieval Heraldry - Some Fourteenth Century Heraldic Works, Cardiff: W. Lewis (Printers), 1943. (Reprint: New York: AMS Press, 1983.)
Bruno Bernard Heim, Heraldry in the Catholic Church - Its Origin, Customs and Laws, Van Duren: Gerrards Cross, 1978.
Alan Manning, The Argentaye Tract, Univ. of Tront Press, 1983.
Gerard J. Brault, Early Blazon - Heraldic Terminology in the Twelfth and Thirteenth Centuries, Woodbridge: Boydell Press, 1972, 19972.

おととい(1999.8.18)書いたこととは関係なく、梨が食卓に並んだ。毎年この時期を楽しみにしているが、うまい。

1999.8.19

カマキリ

道の真ん中にいた。ウスバカマキリか、オオカマキリか、どっちにしてもかなり小さかった。あの腹の具合からすると、コカマキリってことはないはずだが、この時期にまだあんなに小さいもんだっけ?

せいてはことをし損じる

バイトの話。納品先から、直してくれいという要求がきた。明日までに。おおわらわ。あせってると、単純なミスにもなかなか気づかない。同じ関数を誤って2回呼び出しているなんてミスにも。そんなことで小一時間浪費。

読書感想文

増田四郎『ヨーロッパとは何か』, 岩波新書, 1967。こういう本は論評すべきで「感想」なんて書くべきでない、という気もするが、その程度のことしか書けないので。
この本を買ったのは大学2年の終わり。現在、某大学の学長をしている某東南アジア史の大御所先生の講義のレポートを書くため。その授業は、東南アジアを南アジア世界=インド(と東アジア=中国)の影響によって成立した歴史世界であるという立場で東南アジア各国におけるインド文化を論じていた。
レポートは自分の関心のある社会における、他の(母胎となる)文明圏からの影響を論ぜよ、というような課題だった。
僕は、ヨーロッパ史専攻だったから、インド=古代ローマ、東南アジア=ヨーロッパという関係でとらえた。ただ、古代ローマの場合、時間的にヨーロッパに先行していて、「古代ローマの消滅=ヨーロッパ世界が成立」であるのが、少々厄介だ。それでも、古代ローマとヨーロッパは「継受」よりは「影響」ととらえるべきなんじゃないかと思う。古代ローマはヨーロッパの重要な要素ではあるが、「継受」というほど、全面的に「継受」したわけではないと思う。むしろクレオールの変種と見るべきではないか。
一つ断っておくが、古代―中世―近代という言葉づかいをすると、古代ローマの後を受けたのが中世ヨーロッパであるかのように思えるが、僕が言うまでもなくそういう見方をする人間は今時皆無だろう。古代ローマも、ヨーロッパもそれぞれ一つの(従ってまた別々の)歴史世界だ。
結局そのレポートを書く期限までにこの本を読むことはなく、大学4年間で最悪のできのレポートを、しかも〆切に1日遅れて提出した(なのにAだった*)。
この本は、古代ローマとヨーロッパが異なった歴史世界であるという立場に即しているが、それでも(前者と後者の)「転換期」という言葉を使っているように、「継受」と捉えていると言っていい。前者が滅びることによって後者が生まれた、あるいは前者が行き詰まったから、後者に変わっていった、という考え方だ。
こうした差異は、僕がどちらかというと文化の面でのことを言っていて、この本は社会的な面を論じているからかもしれない。どちらが正しいということはない、はず。

* I先生には何と申し上げたらいいのやら。

ウマオイ

「スイーッチョ」って鳴く虫。ちょうど今、家の庭のあたりで鳴いている。名前がどうしても思い出せなかった。クツワムシ、マツムシ、キリギリス、ツユムシ……。

ボツネタ

「ルチーナですぅ。きょうね、マルロとかくれんぼしたの。スコットおにいちゃんのおへやにかくれることにしたのよ。そしたら、『いっ、いきなりドアを開けないでくれないか!!』ってすごくおっきなこえなのよ。マルロにみつかっちゃったし、クレアおねえちゃんもなんだかふきげんになっちゃったの。へんね。さてじかいは(以下略)」

「シャロンです。オレのイチゴのパンツがなくなっちまったんだ。オレが探してんのによ、男子はケードロなんかして気楽なもんだよな。と思ったらよ、信じらんないぜ。あいつら、ナニ考えてんだーっ!!よりによって、オレのイチゴをタカラにすんなーっ!!おかげでまた洗濯し直したんだぜ、ったく。さて次回は(以下略)」

どこぞのボツネタ。


1999.8.18

「∀ガンダム」第19話「ソシエの戦争」感想

全体的に漫画的な演出が多い回だった。
掘り出したギャロップを、グェンは「ウィル・ゲイム」と呼んでいたので、てっきりそれが名前になるのかと思っていたら、キエル(ディアナの扮装)の発案で「ギャロップ」になってしまった。おいおい。しかも艦長はロラン。グェンが呼んできたムーンレイスの技術者が乗り込んだだめ、ミリシャの連中は不満たらたらだけど、自分たちの手におえないのは確か。
ロランは、ディアナがキエルの振りをしているのを知ってから、やはり態度が変わる。金ダライと洗濯板で自分のパンツを洗うなんてもってのほかだが、ディアナはきかない。……でも、ミリシャの連中の下着も洗ってるわけ、ひょっとして?
ムーンレイスの技術者はまるで、仏さん。白亳まである。でも知識は確かなようで、ヒゲのナノマシーンのすごさに驚いていた。ナノマシーンが、ヒゲの体全体のかたちを記憶しているから、装甲は元どおりに治っているそうだ。まさか、1つのナノマシーンが、それぞれのパーツに分化しつつヒゲになったんじゃあないだろうかと思ったら、治るのは装甲だけだと。それにしても便利な設定。それから、掘り出したMSにもナノスキンがかぶさっていて、これが腐食からMSを守る。それだけでなく、土をつくって、MSが埋もれるようにしていたそうだ。
突如ソシエがやってきて、ロランにギャロップを任せられないから自分によこせと言い出す。自分は前線で毎日戦っているのに、ロランは戦う気がないじゃないかと。怒っているソシエや、それに答えるロランの顔は相当崩れていた、ギャグ風に。
戦闘はしちゃいけなくても、爆撃はいい、とかいう無理な理屈で戦いに出るフィル、ポォ。ロランは、テテスが気になるからとギャロップで見回りに。これも無理なような。しかもそれをとめないキエル(ディアナ)。
ウォドム3機に立ち向かうソシエ。ヒゲは頭を外して整備中。頭をつけようとして、攻撃にあい頭が宙を舞う。それをキャッチ……、またすっとんで今度こそキャッチ。しかもそれをクルクル首にねじこむ!!
シールドに加えて、ライフルも用意されたが結局使わず。一本背負いでウォドムを飛ばしたり、とどめをさされそうになったソシエを救ったりと、大活躍。ポォは泣きながら撤退。泣くなぁっ。
ギャロップは撃とうとした砲が暴発して2名死亡。それにショックのソシエ。ボロボロ乗員が死んでいたこれまでのシリーズとは大違い。ソシエも正常な思考になりつつあるみたい。
ギャロップは掘り出しているのとは違うのかも。しかもこのギャロップは、大きさがオリジナルと全然違うとか。
これまでのガンダムだと、MSと操縦しているパイロットと両方画面に入れるのに、画面の一部を三角に区切ってパイロットの顔を入れていたけど、今回は代わりに漫画の吹き出しみたいなのを使って、そこに顔を描いていた。
次回予告の「風に棹さす」は言葉の使い方が間違っているような。「棹さす」は、「流れに乗る」って意味なんだけど。

なんてこった

VIFAM diary(日記本体)が、また100KBに到達しそう。よもやそんなことはあるまいと思っていたというのに。今年の3月くらいまでは、ネタを書くより、ネタを思いつくペースのほうが常に上だったのと、「バイファム」、「13」その他の感想という連載があったから、何とかやってこれたけど、今年の4月の時点で、書くペースのほうが上回ったから、もうあかん、はずだった。実際、「あかん」ことになっているのだが、それでも自転車操業でここまでやっているのは、我ながらあきれる。

乳繰りあうも他生の縁

……。アホ。思いついたからには、メモしておく(使い道はなさそうだけど)。「袖振りあうも」ね、念のため。

ヒキガエル

帰り道に、変な影が道路を横切ったと思ったら。車に轢かれやしないだろうな。

駅前でたたき売り。もう出回っているとは、早生か?

まぬけ

慶応の図書館の紹介状を書いてもらったら、それをいきなり落とした。(一橋の)図書館で落としたらしいからいいようなものの。

アリと葡萄

昨日(1999.8.17)の信玄餅と同じく、土産物で葡萄をもらっていて、今日食べた。そしたら、葡萄にアリがたかっている。かなり小さい奴。体長2m程度の。
それだけ、産地直送(産直に程度があるのか知らないが)ということでもあるのだが、食べるときには困る。もっとも、昔アリの巣を掘り返して、卵を食べていたりして……(別にひもじかったわけではない)。

「デビルマンレディー」第7話「霧」感想

総集編的ナレーションで始まる。ナレーターなんていたんだね。今回デビルマン時に岩男潤子?の声でしゃべった。少なくとも女性の声で。どうやら巨大化すると瞳が消えて、声が化け物じみるらしい。
タバコをぎりぎりまで吸って、バーでつけてもらうような記者氏が登場、どうなるんだろう? 哀れな末路をたどるんだろうか?
ジュンの子ども時代登場。何故和服? いや、田舎出身なんだけど、にしても。雰囲気があるのは分かるが、あれじゃ忍者の隠れ里。

1999.8.17

寝過ごした

コミケ後遺症か。それ以前にもっと早寝るべき。

間が悪い

所用あって、上智の図書館へ。しかし閉館していた。時期が時期だからなあ…。どうもやることが後手後手にまわりがちに感じる今日この頃。

バグ発見

バイトの話。納品した後にバグ発見。がーん。あと、
if(A) {
        func();
}
の場合、func()を実行する前にAを必ず評価する(この用語あってるかな?)なら、func()の中で
if(!A) {
        return();
}
とすることも考えられるわけだが、Aが偽だった場合、func()を呼び出す前にAを評価したほうが、func()を呼び出すより処理は速くなる。でも、そんなこと、こだわるほどじゃあないよな……。VBって、こういう時に便利なマクロはあったっけ??いや、でも仮にマクロで実現したとしても、保守しにくいのは確かだしなあ。

スカ

CDを返しに行ったら、ケースだけでCDが入っていなかった。前にもやったぞ、これ。期限までまだあと3日あるからいいようなもの。

WAV2MID

前に書いた気がしないでもないが、PCMのデータをMIDIに変換するソフトがないかと思っていた。演奏された音を記録したデータから楽譜を作る、つまり、いわゆる耳コピーをPCにやらせようという試みだ。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~araki/soft/にある、「採譜の達人」はそれをやってくれる。が、試してみたら、まだまだという感じ。曲にもよるのだろうけど(この時点ですでに「まだまだ」だが)、ソースがピアノソロでも完璧とは言えない。再現率65%くらいか。まして、複数の楽器を使った曲は……。もっと高機能なソフトが市販されているのかもしれないけど。
技術的に難しいのは確かだからしょうがないけど。耳コピーする人の参考にはなるかも。

危険な食べ物

信玄餅のキナコを吹き飛ばさずに食べるのはとても難しい。食べるには口を近づけなくてはならない。口を近づければ呼気でキナコが飛びかねない。いくら黒蜜をキナコと混ぜても、完全には混ざりきらない。従って、息を止めて食べなくてはならない。何かの実験か何かみたいに細心の注意を要する。疲れる食べ物だ。しかしおいしいから、おみやげでもらったら、誰かにあげる気にはなれない。

蜘蛛の巣

うちのトイレに、ちょっと前に蜘蛛が巣を張った。そんな所でも、何故か虫はひっかかって生き延びていたのだが、掃除の時に撤去されてしまった。かわいそうに。

買ったもの。"Oh!PC"8月号。明日が新しいのの発売日だから危なかった。FreeBSD(98)の連載をし始めてから、購読している。でも今月はUnixWare(商用だが、サポートなしならフリー)導入記だった。これはAT用しかない。98用の商用Unixって昔はあった気がするのだが。


1999.8.16

セミの抜け殻

家の近所で発見。昔はよく集めていた。そんなことしたってどうにもならないし、細部を破損しやすいのだけど。浦安に住んでいた頃は、近所のネムノキによく抜け殻がくっついていた。しかし、僕が住んでいたあたりは、ついこの前まで海だった埋め立て地だから、そんな土地に早くもセミの幼虫がいるのも、なかなかすごい話だ。

ケヤキ

近所の公園のケヤキが1本枯れていた。毎日その下を通っているのに今日まで気づかなかった。

おそるおそる

CD屋で借りたCDのうち1枚のケースの上カバーのちょうつがい部分が折れていた。僕は折ったつもりはないが、僕が折ったことにされるかもしれない。折れたほうも残っていて、たまたま、閉じた状態ならそれをはめこんでしまえばぱっと目には折れていると分からなかったので、そのまま返却。普通CDの中をチェックするから、ケースを開けることになる。僕の目の前で折れたところがぽろっと落ちたが、店員は気づかず。僕は逃げるように帰った。悪いやつだ。

そっくり

「よあけのみち」と「ロックリバーへ」の2番、3番、どちらも「小麦畑」、「りんご並木」でほとんど差がないやんけ。

「宇宙海賊ミトの大冒険・2人の女王様」第6話「(失念)」感想

まだ、前回の分を観ていないのだが、追っつかなくなりそうなので。
三種の神器ってアイデアはいつ出たんだろう? 「1」の時からあったようにはあまり見えないが、真相は分からない。その程度の違和感、というか後付け感。しかしミトなのに、神器は変と言えば変。
睦月が体を乗っ取られるシーンは直前に絵を予想できたとはいえ、かなりアレ。
ランバン登場。前作の悪役ボスが助太刀するのはありがちパターンだが、やっぱり燃える。
Ed.変更。いつからだろう? 1クールのアニメにご苦労なこと。

1999.8.15

地下鉄東西線の車両基地

大阪に走っているJRの路線の話ではない。東京の営団地下鉄。新木場駅の近くにある。線路としては、東西線の東陽町あたりからのびている。それが有楽町線の新木場駅すぐ近くまで来ているわけで、せっかくだからつなげちゃえばいいのに、と思った。だって有楽町線から見えるんだもん。JRの小名木川貨物線(不正確)の駅の隣。

「俺の夏は終わった」

と、コミケにつきあってくれた友人はのたまった。冗談じゃあない。これで夏が終わったら、まだ何もやってないに等しいぞ、僕は。
それにしても疲れた。
数年ぶりに高校時代の友人に会った。当時からコミケに通っているやつだったが、そいつは何故か、アニメ、漫画にあまり興味ない(すくなくともコミケに行くほどには)友人を引き連れてコミケに来ていた。今日やっと合点が行った。そいつらは、買い出し要員だそうだ。自分じゃ回りきれないから、買わせると。ひどい話だ。それでも、それによって彼らの友情は保たれているというから恐れ入る。
あと、早稲田で仮面浪人して東大に入った同級生のことを『東京大学物語』みたいだと言ってしまったのは反省。許せS、すまん。その場にいないからって、そういうこと言うもんじゃない。

買ったもの。『FREAK OUT 2』
もらったもの。『ティファニーで朝食を』。弟が古本屋で買ってきたのをもらった。


1999.8.14

中州消失

電車で渡った多摩川の中州が全部消えていた。おまけに河川敷もなくなっていた。こんな大雨は久方ぶりだ。

「場所が場所だけに仕方あるまい」(by後藤隊長)

うろ覚えだけど……。もう「場所」は移っちゃったねっと。
明日いきなり行ってもトラブるだろうから、下見をかねて、友人に連れられてコミケに行ってみた。ひどい天気だった。コミケにはベテランなその友人曰く、コミケの開催期間に雨が降るのは稀だそうだ。
買った本のうち、「バイファム」についてはVIFAM diaryに書いたし、「超人ロック」についてはMLに投稿する(予定; まだ全部読んでないので)。
他に買ったのは、「ママ4」。大介にやたらに思い入れのある人がやっているサークルがあって、そこは並んで買った(他の人は他の作品目当てだったのかも)。もう1つサークルカットから判断して行ってみたところは18禁だった。18禁って描いているほうも、買うほうも想像力が足りない気がする。もうちょっと、これはソソられる、という筋書きがほしいし、買うほうも少し妄想をたくましくすれば、本に頼らなくて済むと思うんだけど。まあ、買わずにぺらぺらめくったのと、(別のサークルの本を)買ったのを座って読んでいる人がいたので、後ろからのぞき見した程度の感想だけど。

幕張

かつて「週刊少年ジャンプ」で「幕張」を連載していた木多康昭が「週刊少年マガジン」で連載を開始した、先週から。「幕張」とほとんど同じ内容だ。「ジャンプ」では「ドラゴンボール」、「ジョジョ」などをネタにしてやりまくった上、「ナウシカ」や、「はじめの一歩」までパロッていた。今度も「ナメック語になってる!」なんてやっている。どうせなら"MMR"でもネタにすればいいのに。
ただ、この人のこういうギャグは、知っている人にしか通じないのが欠点だ。「まっくのうち!!まっくのうち!!」とかって「ジャンプ」のときにやっても、何が面白いのかさっぱり分からない人もいたんじゃないだろうか??

1999.8.13

OST

よあけのみち
ロックリバーへ
きこえるかしら
裸足のフローネ
花のささやき
いつかきっと
明日もお天気
青空のDing-Dong
夕映えになれ
デビルマンの歌
今日もどこかでデビルマン
21Century
君に贈るララバイ
不思議なトワイライト―パティのLOVE SONG
キン肉マン Go Fight!
キン・2X9・Rock'n Roll
きてよパーマン
パーマンはそこにいる
悲しみよこんにちは
アローン・アゲイン
ゲット・ダウン
お嫁さんになってあげないゾ!

「いつかきっと」は「楽しいムーミン一家」の新Ed.と同じタイトルのような気がするが、これは「愛の若草物語」のほう。声優4人で合唱。
「デビルチョップ」は「チョップ力」じゃないのかな……。


1999.8.12

オーシイオーシイナ、モーオチョット〜

バイトの話。今日こそ、できるはずだった。なのに、なのにぃぃぃ。何故ヘルプファイルなんかで手こずる??
脚注が脚注として認識されないなどというつまらないことで今日もできなかった。あ゛あ゛あ゛あ゛。

帰省

明日弟が帰ってくるはずだった。いきなり目の前に出現。1日早めた。

雷は何故避雷針のある位置を「知って」いるか?

夕方になって、雷が鳴り出した。僕は理系の知識がさっぱりなので、何故「避雷針」が用をなすのか不思議だった。雷が避雷針の位置を知覚するはずもないのに。事実は、雨が重力によって「下」に落ちるように、電位というものがあって、避雷針のほうが「下」になるんだそうだ。

「朝日」:「夕日」、「春の日」:「秋の日」

「おちゃめなふたご」のEd.「いつまでも」は、TVサイズとフルサイズで歌詞が違う。上に挙げたのの、前者がTV、後者がフルサイズ。

1999.8.11

秋来ぬと

目にはさやかに見えねども……。早くも今日の空は秋っぽかった。

「これが生命(いのち)というものか!」

劇団四季(?)のCMで聞いた。富野臭さに失笑、すぐ富野に結びつける自分に。「いのち」に「生命」をあてたのは僕。そのほうが富野っぽいから。

「風が叫んだ……!」(byロラン・セアック)

「∀ガンダム」の次回予告は「次回、ご覧のチャンネルでターンエーの風が吹く」に始まって、必ず「風」という語を入れている。「風に色がついた」とか、「お嬢さんが風を呼んだ」とか。上のは「ダイナマン」Op.のフレーズ。でもいつか「∀」でありそう。

フラグメンテーション

MDの話。MDはトラックの消去や並び替えが簡単にできて便利だと思っていた。が、その処理がやけに速い。特に並び替えはトラックを実際に入れ換えているのではなく、一種のファイルシステムのような構造を持っていて、それをいじっているだけなのではないだろうか? もしそうなら、頻繁に一部消去、録音、並び替えを行うと、データが細切れになっちゃうのではないか? そうなるとヘッドの移動も頻繁に起こるから、バッテリーの消耗も激しくなるはず。デフラグするようなソフト…は無理として、解消できないんだろうか?

「誰かが待ってる(待ってる)」

だと思っていたんだけど。「ミンキーモモ」のOp.。「何か」だったんだ。「誰か」=いい人。……いつから間違えていたんだろう? 僕が観たのを覚えているのはおそらく再放送だが、それでも小学生の頃だ。マセガキ。……いや、「クリィミーマミ」の影響か。「パジャマのままで」って男と同衾した女の歌とは思えないねえ、あれ(ひんしゅく)。
あと、「ミンキーモモ」の音楽ってやけにトロピカルな雰囲気。

読書感想文

コレット作, 手塚伸一訳『青い麦』, 集英社文庫, 1991。幼なじみの2人。フィリップ(フィル)とヴァンカ。16歳と15歳。海岸の別荘。終わりかけた夏休み。白い服の婦人。これくらい書けば中身は知れるだろう。
一夏の体験というやつだ。フィルのそれが物語の半分くらいのところのこと。それをヴァンカが知って…が後半。「この、歌をうたっている少女が、数週間後には、宣告された罪の重さにおののいて、同じ窓辺で泣くかもしれない」がラスト。少女は勿論ヴァンカで、相手はフィル。
このテの話はよくあるパターンだが、フランス人は早熟な少年が年上の女性と関係を持つ話がお好みなんだろうか? 『チボー家の人々』でもあったし、『ジャン・クリストフ』も…、これは違ったっけ? 肉体関係の話だけならいくらでもあるだろう。『女の一生』なんかは新婚初夜がかなり克明に描かれていたし、その後の新婚生活もつぶさに書いていた(そうしてできた子どもが、小さいうちはかわいいんだけど、放蕩息子に育ってしまう話なのだが)。『脂肪の塊』は売春婦が、(いやいや)売春させられる話だった。
フィルの先生(と彼は呼んだ)が白い服を着ているのもポイント。こうでなくっちゃあいけない、というのがあるような。トリュフォーの短編映画(タイトル失念)に出てきたお姉さんもやっぱり白い服を着てスカートを風にはらませながら自転車をこいでいたような。
下世話な話はこれくらいにして。『青い麦』の特徴として、思春期の子どもの体つきについて言及することが多い。生えかけた口ひげとか、ふくらみかけた胸とか。それだけではなく、ひたい、うなじ、こめかみ、ひざ、二の腕などまで観察している。そして、それにともなって、体の細かい動きで感情を表わしてる。まつげ、細かい目の動き、姿勢の変化など。
ただ、それでも感情を言葉で書いてしまうと、やはり「整理」された感じが出てしまう。やたらに早熟な2人なのが、内面の話が多くを占めるから、よけいに強調されているように見える。
もう一つの特徴は、徹底的にフィルとヴァンカが中心で、周りにいる大人の姿がまるで見えないこと。何しろ「影」とまで表現されているから。親子の葛藤なんて微塵もない。子どものほうは親なんて歯牙にもかけていないし、親のほうは子どもの行く末は楽観しているし、日常生活についてもほとんど心配していない。
それから、自然の描写が多いのも特徴で、景色の変化が、2人の感情の動きとシンクロしているくらいだ。感情にあわせて、風が吹くのではなくて、風が吹くために、感情が揺れ動く。これは抜群にうまい。
当時は結構物議をかもして、連載だったのが中止されて書き下ろしで出版されたとか。
それにしても、フィルがヴァンカが生理痛のときを見計らって(ばれにくいから)、白い服の女性のところへ行くのは許せないぞ。

「デビルマンレディー」第6話「猫」感想

半分観逃した。予約し忘れていたのを途中で気づいて、じかに観た。今回はジュンを愛してしまった女性の話だったみたい。その女性がビーストで……、と。これ、全何話だっけ? このままこのパターンで、毎回ビーストを倒す話にしていても仕方ないと思うのだが……。

OST

勉強の歌
いつまでも
冒険者たち
冒険者たち(カラオケ)
エルドラド
エルドラド(カラオケ)
The Adventure Begins
El Dorado
宇宙刑事ギャバン
宇宙刑事シャリバン
宇宙刑事シャイダー
君の青春は輝いているか
タイムリミット
機動刑事ジバン
未来予報はいつも晴れ
恋の呪文はスキトキメキトキス
恋のB級アクション
メカニカル・ダンシング・ファイト

買ったもの。『都市はいかにつくられるか』、『中世文化のカテゴリー』、『西洋の紋章とデザイン』、『RPG幻想事典』。『記号論のたのしみ』、『小説・機動戦士ガンダム I-III』(ソノラマ文庫版)、『機動戦士ガンダム』(絵本、VIFAM diary参照)、『伝説巨神イデオン大事典』(700円)。


1999.8.10

「ヤダモン」OST Vol.3

って、既に1、2を持っていれば、ほとんど入手する価値ないんだろうか? 3は要するにソングコレクションでしょ? 1、2にもう入っている奴。それとセリフのトラック。「ヤダモン」は帯アニメで本編は1回あたり7分くらいしかなかったから、録音したのをそのまま何回かCDにぶちこむのも可能だよね。本当にそうかは未確認だけど。

分かってみれば

大したことはない、からどうやって推理したかは言いたくない、ではなくて。バイトの話。実はぎりぎりに追加された仕様(を実現したコード)のせいで、やっかいな問題が発生していた。と思っていたのだが、原因を追求した結果、それとは無関係であることが判明。(以下VBの話。) VBのテキストボックスコントロールのTextに入れられる文字列は最大約32KBだった。それより長い文字列を入れようとしていただけの話。コンパイルしないとテストできないソフトなので(僕がVBを使いこなせていないだけかも)、デバッグが非常に面倒くさくて原因をなかなか明らかにできなかった。

アニメ列車

JR東日本、企画のイベント列車。ヤなネーミングだ。電車の中吊りでは、「未来少年名探偵コナン・ザ・グレート」あたりの最近のアニメだけでなく、「マジンガーZ」、「デビルマン」まであった。特に後者を選んでもしょうがないような。

読書感想文

山岸凉子『青青(あお)の時代』第2巻, 潮出版社, 1999。漫画の、それも長編の1巻だけなのに感想をつけるなんて、本来はしないのだが、最近の山岸凉子について書ける機会なんてそう滅多にないだろうから。
この人は「歴史もの」をよく書く人で、この作品も、ヒミコの時代の日本が舞台で、しかも主人公はイヨという少女(『魏志倭人伝』に出てくる人)。ただし、この人の場合、横山光輝的な史実の忠実な漫画化ではなく、オリジナルの要素を必ずつけ加える。この部分こそが彼女の作品の最大の面白さだと思って読んでいる。ところが、最近例外があった。彼女は『LaLa』において『封印』を連載していた。ツタンカーメンのミイラを発見したハワード・カーターの話だ。この物語ではカーというツタンカーメンの生まれ変わりを匂わせる少年が出てきて(「カー」は古代エジプトで信じられていた霊魂のこと)、彼とカーターの間になにかある、はずだった。が、単行本が2冊出たところで何故か連載が止まってしまった。そしてしばらくして、『コミック・トム』で『ツタンカーメン』とタイトルを改めて連載を再開した。そうしたら、カーの存在がすっかり消え去り、カーターがツタンカーメンを掘り当てるまでのほとんど伝記みたいな話になってしまった。出版社が潮出版社だからか? と思ってかなりがっかりした。
しかし『青青(あお)の時代』は元の路線に戻ってくれた。この人自身の歴史解釈による政治的かけ引きや(別にこれが事実だったと思うわけではない)、超能力的な力の要素がちゃんと入っていて、あとはどれだけ長く続いてくれるかだけだ。何せこの人は今まで『日出処天子』の11冊以上の長編を書いたことがない。

OST

風とゆく
TRANSITION OF WHEELS
EYES IN THE SKY
GRAVE SITUATION
BATTLE OF JUSTICE
REST OF THE SOLDIER
LADYWHISKER
SPACE PATROL
SECOND WIND
DEW
VITAL MOMENT
DIGNITY
PRELUDE
FLOWER IN THE SNOW
FOREVER IN LOVE
BRAVE HEARTS
HEARTLAND
ON THE ROCKS
TIME REMEMBERED
約束
ラブ・ラブ・ミンキーモモ
ミンキーステッキ・ドリミンパ
ミッドナイトサブマリン
ドリーム・シティ・ネオ・トキオ
2-19はBGM。SCSIのハードディスクにCD-R用のパーティションをもうけている。750MB。WAVはCD-DAよりデータサイズが大きくなるにせよ十分なはずだが、今回70分くらいで一杯になってしまった(正確にはあと2分くらい残る)。うーん、クラスタサイズとかのせいなのだろうか……?

「白鯨伝説3」クール放映予定説

というのがあった。それが2クールに短縮されて残念とどこかで書いた。「3クール」の出どころが分からなかったのだが、サウンドトラックの監督へのインタビューで出崎統自身がそう言っている。となると、4クール分時間はもらって3クール分しか作らないスケジュールだったという話もやはり本当か。そんな贅沢な作りでなお途中で放映休止になるとは。

買ったもの。『青青(あお)の時代』#2(上記)、『髪切虫』。『冒険商人アムラフィ』、『冒険商人アムラフィ2』。『ミンキーモモ 夢の中の輪舞 イラスト&原画集』。


1999.8.9

キョウチクトウ

家の近くでキョウチクトウが満開だ。紅い花。僕が子どもの頃、戦後すぐの時代に、この枝を箸に使った一家が全員死んだという話を母から聞いた。つまり有毒。それを聞いた僕は、巨大なショウリョウバッタ(10cm近くあった)に、枝を折って出てきた液を無理矢理飲ませてみた。ころっと死んだ。残酷な話だ。

あてがはずれた

カゲニン・トン。「さすがの猿飛」Ed。「てちがい、まちがい、かんちがい」を「キチガイ、……」と歌ってしまうのは僕だけだろうか?
大学の図書館は今、改築中で、一部の図書は退避されていてすぐには手に入らない。『紋章とシンボル』野ばら社, 1970もそういう本の一つだ。思わせぶりなタイトルのわりに、単なるデザイン集だった。著者名がないからそれを予期するべきだった。

「記載のケンタッキーのお店でご利用いただけます」

大学近くのケンタッキーの前でクーポン券を配っていた。当然関東か、全国どこでも使えるかと思いきや、券には上記の表示が。しかし、券自体には店の名前は書いていない。券にくっついている広告には書いてあるが。これならどこでも使えそうなものだが……。

「『ジ・アニメ』って昔はこんなに薄かったんだねー」

と紀伊国屋書店新宿南店で言っていた姉ちゃん、あんたはきっと何か勘違いしてるぞ。「昔」じゃない「ジ・アニメ」ってのを見せてくれ。だけど厚いアニメ誌って何だろう?
ところで「G20」のクランプが表紙のやつ、あれはカッコいい。あれだけ欲しいかも。

もう一度読みたい本

サン・テグジュペリ作, 堀口大學訳『夜間飛行』新潮文庫, 1956。これは古本屋で50円で売られていたのを、タダにまけてもらった。というより、本当に「もらった」。中学生が買う本じゃなかったからかもしれない。
ちょっと読んですぐ音を上げたが、半年か1年して全部読んだ。ずいぶん飲み込みにくい思いをしながら。話自体は単純明快だからか、非常に印象に残っている。
読んだ後、何と表現すればいいのか、後味の残る作品だった。

買ったもの。かもめーる1枚。


1999.8.8

不覚

今週は、「ミト2」、「デビルマンL」(こうは省略しない?)を録り忘れた。

「魔装機神サイバスター」第12話「プレシオン軍団」感想

1話観忘れた間に、ほかの魔装機神の1体くらい見つかったかと思いきや、そうでもない。プレシオンの軍団と戦うサイバスター、ジェイファー。難なく蹴散らす。ジェイファーは胸がやけに尖ったデザインだ。「マクロス7」の頃からか、こういうデザインが多い気がする。バルシオーネは完成したみたい。
DCではナナセたちがついにやめることを決意。イザキの立場は……。ナナセ1人はケンたちを探しに。やはりこいつが魔装機神に乗るんだろう。DCでは早くも次のメカ(そういや、「戦闘ロボット」以上の一般名称はないんだろうか?)を建造している。速い速い。名前はグランゾン。
アジトはもうすぐ見つかりそう。
前から言われているのだが、脚本がご都合主義。ちょくちょくアラがある。今回など大ベテランの酒井あきよしなのだが。

ソドミー

こんなところに書く言葉じゃないか……。急にこの言葉を思い出して、意味が気になってしまった。「アトニー」かなんかと同類かと思いきや、辞書を引いたら全然予想と違う意味が書いてあった。赤面。英和辞典に載っている。

納豆

久々に納豆を食う。一頃は週に一度くらいのペースで食べていたような気もするくらい好物だったが、最近はご無沙汰。なんつって、1999.5.3でも納豆のことを書いているが、多分あれ以来。

残暑

立秋。暦の上では秋。今日からは「残暑お見舞い申し上げます」。今年もつい書きそびれて「暑中お見舞い」でなくなってしまった。

扇子

ここ数日、部屋の整理整頓をしている。かなり大がかりに。その顛末は、それが終わってから書くことにして、片づけているときに、壊れた扇子を見つけた。これは高校生のときに、M先生からもらったやつだ。先生の名字の最初の漢字と、裏面に(どっちが表か知らないが)「御意見無用」の字が書いてある。無地の扇子に先生が字を書いた。先生はこれを持って授業をしていた。壊したのは僕。だからそのまま僕にくれた。壊したと言っても大したことではなく、かなめの軸が駄目になっただけだ。それを直そうと思いつつうっちゃっておいていた。
それを妹が見つけて、直せと言う。彼女が使いたいからだが。うるさいのと、自分でも直すつもりではあったのとで、そうすることに。竹ひご(妹はこの言葉を知らなかった!)を見つけて、それを軸にする。ちょっと太かったので、まず削り、そして適当な長さに切る。このままでは両端を留められない。留め具を作るなんて真似はできないので、糸を巻くことにした。糸をぐるぐる巻き付けて、木工ボンドで固める。乾いたら、はじっこの竹ひごが少しでっぱっているので、やすりで削る。ちゃんと留まるのかは分からないが、とにかく完成させて妹にあげた。

1999.8.7

「∀ガンダム」第18話「キエルとディアナ」感想

キエルではディアナ役を果たせおおせないと思っているディアナは、建国宣言を前にして、ついにロランに真実を話す。驚愕のロラン。半分泣いているような。でもすぐ信じた。「キッ、キエルお嬢様がご冗談をおっしゃるなんて……」とはならない。ロランにだけ話したってことは、よほどロランを信用しているんだろうね。ムーンレイスでもあるし。
一方、ミリシャは建国宣言に乗じて攻撃をたくらむ。でも、警備だって厳しいだろうし、それにグエンやリリも来るんだから、あんまりよろしくないような。この企てにはテテスも1枚かむ。しばらく出てこないだろうと思ったら素早い。
ディアナであると名乗ってソレイユに忍び込むキエル(ディアナの扮装)とローラ(ロランの女装)。同時に起きたミリシャの攻撃に乗じてテテスもソレイユへ。中でテテスは2人と鉢合わせするが、彼女は目の前にいるのがキエルだと思って、行ってしまう。惜しかったね。
テテスはディアナ(キエルの扮装)のところまでたどり着く。アグリッパ・メンテナー(?)の名前がまた出てきた。キエルは、ほとんどディアナそっくりな言動で応対、さらに意外にも身のこなしもよくて、テテスは暗殺失敗。逃走は成功。
ハリーに止められた2人だが、ディアナには会える。ディアナはあえて元に戻ろうとはせず、そのまま建国宣言の演説を始める。
その演説はディアナ本人も、自分より本物らしいことを認めるほどだった。しかし、建国はやめ、という内容だったから、ミランやハリーは反対するし、ミリシャは弱腰になったからにはまだ勝ち目があると判断。
結局、キエルとディアナは会ったのに、元に戻ることはなかった。それはいつになるやら。
掘り出していた宇宙船は、宇宙船ではなくギャロップだった。月に行くのはまだ先みたい。

「おにいさまへ…」第11話「楡の木にて…」感想

この学校の生徒でも中間試験は恐い。ソロリティのメンバーは学年50位以内でないとならないから、余計に大変。と思いきや、ソロリティの先輩が指導してくれる上、彼らは出題傾向やら過去問を持っている。案外せこい。
最初の勉強会は宮様の家で。家というかお屋敷。宮様は、サン・ジュストに稀覯本をあげた上、その勉強会にさそう。5時に、学校の中庭の楡の木の下で待て、と。ところが、放課後宮様はさっさと下級生を連れて家へ向かってしまう(車)。
宮様の家では勉強会が熱心に進められる。短歌の暗唱をしたり、ご苦労なこと。休憩時間には、宮様がピアノを弾いたり、メイドがお茶を持ってきたり。
奈々子は忘れ物に気づいて、学校に取りに戻る。宮様は車を用意させようとするが、奈々子は大したことじゃないからと断る。雨が降りしきっていたので、宮様は奈々子に傘を貸す。その心遣い、宮様は奈々子を特に目にかけていると噂される。
学校に戻った奈々子は、激しい雨の中、楡の木の下に立ちつくすサン・ジュストを見つける。5時はとっくに過ぎている。倒れるサン・ジュスト。奈々子はタクシーで彼女の家へ連れ帰る。が、途中で彼は降りて学校に戻ろうとする。宮様が待っているからと。
それでも強いて連れ帰ったマンションの1室。鏡だらけの部屋。そこで彼女は1人きりで住んでいた。

「ブラック・ジャック」: 「マリア達の勲章」感想

TVでやっていた。多分、OVA。事前に知らなかったので、もう1本は観逃した。その前に「おにいさまへ…」を観ていた直後にまた出崎統作品というのも疲れる。
ストーリーはアニメオリジナル。もともと「ブラック・ジャック」は1つのエピソードが短めだが、このアニメのほうはかなり長い。
世界の警察を自任するユナイツ連邦は、隣国オルテガ共和国に攻め入り、元首を逮捕する。彼が麻薬を大量に売りさばいたから。元首である将軍(名前失念)は、潜入した共和国軍部隊によって奪還される。しかし、彼は末期ガンに犯されていて、国へ帰還するまでの命もおぼつかない。ブラック・ジャックは彼の延命のために呼ばれる。共和国まで帰り着くことはできないと知りつつ、手を貸すという話。
全体的に出崎色が濃くて、ラストなんかも手塚的ではないように思った。大塚明夫と水谷優子は「白鯨伝説」と同じだが、よほど気に入ったのか。それでも、大塚明夫ではちょっと声が太すぎるかも。

1999.8.6

読書感想文

カポーティ作, 大澤薫訳『草の竪琴』, 新潮文庫, 1993。16歳の秋、少年たちは「河の森」の樹の上の家に移った。「少年」は主人公のコリンと2つ年上のライリーだけで、ほかはじいさん、ばあさん、おばさん。
コリンはみなしごで、親戚の老姉妹に育てられている。姉のほうのドリーを、コリンはとても慕っているから、ドリーが妹とけんかして出ていくことになったとき、勿論一緒について行った。
世間とのつきあいのないドリーにとって、行くあては樹の家しかなかった。ヴェリーナはすぐ姉を連れ戻そうとするが、樹の家は5人の半端者たちの住みかとなり、彼らはそこに安住の地を見いだす。
でもそんな生活は長くは続かない。事実、それはたった3日のことだった。ドリーとヴェリーナは仲直りし、町へ帰っていく。
最後の日に降った雨のせいで、ドリーはまもなく亡くなり、コリンはやがて法律を学ぶため、遠い都会へ旅立つ。
風景がとてもきれいに書かれているのと、当時を振り返っている体裁なのとで、あらゆるものが美しい。そして、登場人物たちが、みな「ちょっぴり」哀しい経歴を負っている。例えば、5人の1人、元判事のチャーリー・クールは茶目っ気を起こして、子ども向け雑誌の文通欄に載っていた、アラスカ(舞台はアラバマ)の少女と文通を始める。歳を偽って、自分の少年の時のことを書きつづって送る。やがてそれを息子夫婦が知って、陰口をたたかれ、やっかまれる。
そしてまた、この事件はコリンにとって少年時代を終わらせるきっかけとなった。

ささやかな幸せ

コンビニでもらったスクラッチカードが当たった。500mlのペットボトル。

最近夕方になるとよく雨が降る(東京)。雨上がり、空に虹が懸かった。虹というとどうしても「ウルトラマン」のテレスドンの回を思い出してしまう。馬鹿。

できなかった……

バイトの話。無理と断りつつも、やるだけやった。でもやっぱりできなかった。あと1歩だったけど。帰りの電車の中でどこがまずいか思いあたった。月曜にはできるかな。

京王古書市

今年はあまり収穫なし。もっともバイトの後に1時間くらい見ただけだが。買ったもの。「それからのモモ」、「ご冗談でしょうファインマンさん II」。
去年買った本でまだ読んでいないのがあるくらいだから、これでいいのかも。

1999.8.5

歯ァ磨いたか!?

抜いた歯の跡をどうするかで病院へ。抜くのとは違う科なので、先生も別になる。その先生がまず曰く、もっと気合い入れて歯を磨けと。ただ首肯するのみ。

納期: 明日

バイトで書いているプログラム、新しく追加する機能は動的にメモリを確保して実現しようかな、とか考えていた。最初クラスにしたほうがスマートだと思っていたのだが、処理速度をこれ以上落とすのはまずいと気づいて、大げさにはしないことに。
などと思いながら職場に来たら、明日までに作れと。……突如言わないで。やりたかないけどglobalな変数を増やして、さっさと作りあげることに。
こうしてまたカスなコードが増殖していく。本意じゃない。

BGMのある風景

ウォークマン(携帯ヘッドフォンステレオ、だっけ?)を持っていればいつでもどこでも音楽を聴くことができる。ふと思ったのだが、これさえあれば日常のあらゆる場面でBGMを流すことができる、ということは、状況に応じたBGMを用意して使い分けることもできる。暗い夜道で不気味な音楽、とか。馬鹿?

1999.8.4

読書感想文

S.モーム作, 西村孝次訳「ホノルル」(『雨・ホノルル』所収), 新潮文庫, 1958。機知に富んだ女性があくどい男をその賢さでやっつけて、愛する男を救う。昔話にありそうなパターンだ。ただし、この話の場合、その女が男を捨てて駆け落ちするというオチがついている。でも解説で書かれていたほどのどんでん返しではないと思うけど。
むしろ、人を呪い殺す話が現代を舞台をしているのに、荒唐無稽と思えないこと。変な比較だが、江戸川乱歩の「押絵と旅する男」なんて、終わってみたら夢を見ていたんじゃないかというような話だった。

9時間耐久ダベリ

友人の家でダベリ。途中2時間半は千葉TVで放映の映画版「ガンダム」を観ていたとはいえ、「ガンダム」の話ばっかよくも飽きないものだ。ブライトが(テム・レイをテム大尉ではなく)レイ大尉って呼んでるよ、ガンダムはザクマシンガン浴びても平気なのに、パーツは何で簡単に破壊されるんだ?、ドレンはこんな若造(シャア)の偉そうなセリフに何とも思わないのか?、コア・ファイターから「オイル」が漏れるってどういうことだよ、ジャブロー行くのに地球1周することはないよなー、マ・クベは地球の鉱山資源を採掘するより、小惑星引っ張ってきたほうがはやいんじゃないのか?、等々。この100倍くらい話したけど。

1999.8.3

「カンビュセスの籤」感想

藤子不二雄(F)の短編をアニメ化した作品。BS-2の夏休みアニメ特選で放映。タイトルから芥川竜之介みたいな古典を題材にとったか、歴史的事件がベースになっているのかと思った。そういう要素も含んではいる。カンビュセスはアケメネス朝ペルシァの王。彼の父、キュロスは既にオリエントの大部分を征服、カンビュセスはエジプトを支配下に収め、さらにエチオピアにまで攻め入った。が、この遠征は失敗。軍は壊滅状態だった。
あまりネタばらししたくないので、詳しいいきさつは書かないが、従軍していた1人の男が、はるか未来へとタイムスリップする。この後を書くのもヤボなのでやめておく。原作でもいいから読むべき。
非常にシビアな話なのだが、藤子不二雄(F)はさすがに自分の絵柄を知っているのか、それとも人柄がそうだからそういう絵柄になるのか、雰囲気的にはあまりジメジメ、ドロドロしないようになっている。僕は今までこの人の作品で大人(ある程度歳をくった人物)が主役の話を観た/読んだことがなかったので、少し新鮮だった。
個人的には、「人類の義務」というあたりに西洋っぽい発想を感じてしまった。この話だけなのかも知れないが、藤子不二雄(F)は、そういう人なのかも知れない。この話は「火の鳥・未来編」に似ていないこともない。その点では手塚治虫はどっちかというと東洋的な考え方の人にも思える(この2つだけで比較するのも乱暴な話だが)。
観ている間オチをどうするか気になったのだが、安易なハッピーエンドにはならなかった。ただ、Ed.が流れ出す直前のあれ、あれは演出なんだろうか。とても気になる。演出ではないとすれば、あれがいつのことなのかも。タイミングによれば、とてつもない悲劇になりうるから。

ところで、これを放映したBS-2は、数年前から「0080」、"MACROSS PLUS"なんかを放映し、「イデオン」も「ポケモン」騒動がなければやっていただろう。この範囲ならいかにもオタク受けしそう(あ、またこの話になってしまった(Vd: 1999.8.2参照))で済ませるが、今回は恐ろしく通好みだと思う。子ども向けでもないし。でも「カンビュセスの籤」以外はやらないんだろうか。

1MB=1024KB

aROUND VIFAMが1MBに達した。ただこれは画像、隠しファイルも含めての話だ。テキストだけでももうすぐ1000KBに達する。が、それだとあと24KB足りない。このことに気づかなかったのはうかつだった。テキストで24KBは結構な量だ。

中電

現在の僕の通学経路は南大沢―(京王相模原線)―稲田堤―(南武線)―立川―(中央線)―国立だ。実際には南武線の谷保で降りて歩くことが多い。谷保から大学までは、歩くと20分近くかかるが、走れば10分強なので、急いでいるときは必ずそうする。足の速い人(1km5分くらいか)なら10分かからないだろう。谷保―立川間は電車で7分かかる。
今日の帰り、八王子経由での帰宅を試みた。国立―(中央線)―八王子―(横浜線)―橋本―(京王相模原線)―南大沢だ。僕は、この経路は南武線を使うのと時間は変わらないだろうし、中央線が豊田以西で本数が減るから待ち時間の点でむしろ不利なんじゃないかと思っていた。が、ともかくも一度実際に試してみようと考えた。
国立で最初に来たのは立川行きだった、やはり本数が少ない……と思ったら、立川で接続する電車があった。何と、甲府行きだ。立川からは、甲府、小淵沢、さらには松本まで行く電車が結構ある。クロスシートとトイレを備えた車両だ。宮脇俊三が言っていたが、同じ「電車」に乗っていてもロングシートでビールを飲むのはためらわれるが、クロスシートでなら堂々と飲める。こういう電車に乗ると、その瞬間に旅行している気分になる。立川から八王子までわずか10分だが、その間夜汽車で旅している雰囲気にひたってしまった。
八王子から横浜線に乗る。横浜線は南武線より本数が多い。この点では南武線経由より有利だ。最近開業した八王子みなみ野駅は島式ホームだった。暗くてよく見えなかったが、どうやら斜面の途中にあるらしい。だから、相対式にするほどの場所がなかったのだろう。八王子みなみ野と相原の間で、上下線がかなり離れる箇所がある。たしか、かつては単線で、またトンネルのあるような地形だから、複線にするときに併走させられなかったのだったと思う。相原駅は昔はホーム2面3線だったような感じだ(本当のところは知らない)。1本線路が撤去されたように見える。
八王子から約10分で橋本到着。橋本駅の乗り換えは稲田堤駅より乗り換えに時間がかからない。橋本から南大沢まで5分。
してみると、横浜線経由のほうがトータルで有利という感じだ。電車に乗っている時間からして南武線経由で谷保までよりも短かった。ただし、新宿に出る時のことを考えると京王線の定期券が京王稲田堤まであったほうが安くあがる。これは僕にとっては無視できない。またどっちにしろ今の定期券が切れるまであと二ヶ月ある。

1999.8.2

MD引き取り

1部品代 7000
2技術料 △4000
        7000
合計1+2 10000
とはどういう意味なんだろう? どうも、こっちが1万円までしか出さないと言ったからその分しかやらなかったように見える。が、別に故障箇所として指摘しなかった、バッテリー部のカバーの不具合も直っている。???謎だ。

そんな無茶な…

試験が終わって夏休みが始まって、バイトも始まる。テスト前に仕事を残したのを他の人に押しつけてしまっていたのだが、それはまだ終わっていなかった。というか新たにやることが増えた。会社から仕事がなくなったら困るが、無茶なことを押しつけられたものだ。
僕が書いているプログラムは、製品の開発元と販売元が異なる。無論、僕がいるのは開発元だ。もともと販売元が、こういう商品を作ってくれと頼んできたらしいので、ソフトの仕様についてもあれこれ言われる。で、もうすぐ新バージョンをリリースすることになっているのに(その日付は向こうが指定)、急に新たな機能を追加することに。発売日が遅れてもいいので、まあいいと言えばいいけど、今までただの変数で持っていたデータを、(最低でも)構造体にしないと実現できないような機能を持たせろと突然言われると困ってしまう。
こっちの問題として前回のバージョンアップの時に自覚していたのだが、メモリを食う。しかも似たような中身で、似たような名前の変数が複数ある。以前のバージョンを書いたのは別の人で、それを残しつつ書き加えているとこういうことになってしまう。だけど、現に動いているコードを破棄して新規に作り直すのはとっても勇気がいることだ。しかしツケが回ってきた。あ、これって2000年問題と本質は同じかも。