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No.16 八甲田山1585m
平成7年(1995年)8月18日 晴れ マイカー利用


毛無岱の景色にうっとり 私達の短い夏休み

《マイカー利用》 東北自動車道・黒石I.C-《車》-酸ヶ湯温泉(泊)-《バス》-山麓駅-《ロープウェイ》-山頂公園駅〜田茂萢岳1324m〜赤倉岳1540m〜井戸岳1550m〜八甲田大岳1585m〜毛無岱〜酸ヶ湯温泉-《車》-谷地温泉(泊)… 【歩行時間: 4時間20分】
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左から赤倉岳、井戸岳、大岳
毛無岱から八甲田山を望む


八甲田大岳山頂、風が強かった。
八甲田大岳の山頂
  4日間の夏休みを利用しての東北へのドライブ旅行。 そのついでに登ってしまったのが青森市の南側に聳える火山群・八甲田山だった。

  第1日目は酸ヶ湯温泉に宿泊。

  第2日目にロープウェイを利用しての八甲田山登山。 風が強かったけれど、晴れていて展望には恵まれた。 その盛期を少しずらしてしまったものか、思ったほど花は咲いていなかった。
  ハイマツの稜線歩き。 赤倉岳手前の五色岩や井戸岳の噴火口や大岳のガレなど、稜線上の各ピークは八甲田成層火山の噴火の歴史を感じさせる。
  八甲田大岳から酸ヶ湯への下り、オオシラビソ(アオモリトドマツ)の樹林帯を抜けると、毛無岱(けなしたい)の大湿原が眼下に広がる。 素晴らしい景色に思わず立ち止まっては何回も休憩を取った。
  酸ヶ湯に下山してから車を少し走らせて、この日は谷地温泉に宿をとる。 山麓には個性のある温泉が点在しており、それがなんといってもウレシイ。
  登山中、「八甲田山死の彷徨」について、つい意識してしまった。 青森市街がこんなにも近くに展望できるところなのに何故…、と考えて、冬の山の怖さを想った…。
 * 「八甲田山死の彷徨」: 1902年1月に起きた青森歩兵第5連隊の遭難事故。新田次郎が小説化している。

  第3日目は奥入瀬渓谷を通り、十和田から八幡平とドライブし、夏油温泉へ。 渓谷沿いに点在する野趣あふれる露天風呂のハシゴは楽しかった。

  第4日目、一路東京へ。 私達夫婦の短い夏休みは終わった。


酸ヶ湯温泉 酸ヶ湯(すかゆ)温泉: 北八甲田、主峰大岳の西麓、標高約900mに位置する。 昭和29年に国民保養温泉の第1号に指定された、とのこと。 総ヒバ造りの大きな混浴の「千人風呂」がメイン。 湯治の宿らしさが随所に感じられる。 とにかくおおらかだ。 酸性硫黄泉。 白濁。 本当に酸っぱい。 肌がチリチリした。
  「酸ヶ湯」のHP

谷地(やち)温泉: 八甲田山の東麓、標高約800mに位置する。 硫化水素泉(白濁)と硫黄泉(透明)の二種類。 内湯のみ。 ここも源泉掛け流し。 湯船はそれほど大きくはない。 硫黄泉はぬる湯好きの私達には丁度いい湯加減。 素朴な一軒宿だった。 ニセコ薬師温泉(北海道)・祖谷温泉(徳島)とともに「日本三大秘湯」に数えられているそうだ。


* 平成9年7月12日、報道によりますと、毛無岱の麓の窪地にて、訓練中の自衛隊員十数名が、火山性の二酸化炭素による酸欠のため次々と倒れ、うち三名が死亡したそうです。 風の無い日だったといいます。 合掌…。[後日追記]
* その後(平成22年10月1日)の国土地理院の発表によりますと、東北地方の三角点標高成果の改定に伴う標高変更により、八甲田山<大岳>の標高は1m高くなって1585mとなったとのことです。 それを受けまして、本項の標高表示を修正しました。[後日追記]

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