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No.28 西沢渓谷(奥秩父前衛)
平成8年(1996年)5月5日 晴れ


奥秩父の渓谷美を垣間見る

大菩薩嶺登山(前日)…川浦温泉(泊)-《バス20分》-西沢渓谷入口〜二股吊橋〜七ツ釜五段ノ滝〜(森林軌道の道)〜子酉橋〜西沢渓谷入口-《バス50分》-JR中央本線塩山駅
 【歩行時間: 約4時間】
 → 地理院地図(電子国土Web)の該当ページへ


ここから右の東沢と左の西沢に分かれます
二股吊橋(後日撮影)
ここから右の東沢と
左の西沢に分かれます
 芽吹きの新緑といくつかの滝を眺めながらの沢歩き。整備された遊歩道をぐるっと左回りで周遊した。
 なだらかな下りの復路、旧森林鉄道の軌道跡が印象的だった。鉄のレールがそのまま放置されていた。渓流は(鉱毒のため?)コバルト色に美しく染まっていた。
 道端に沢山落ちていた花崗岩の金色の粒は一体何だったんだろうか。雲母かな? まさか金じゃないだろうな、なんて、はしゃぎながら長い林道を下った。

川浦温泉「山県館」: 山の一軒宿というイメージではなく、デラックスなリゾート温泉ホテルといった感じ。単純泉、露天風呂、内湯は赤御影石造り、湯量は豊富。玄関前より笛吹川へ下った処にも露天風呂がある。この日の私達夫婦の宿泊料は一人 23,000円。食事も料金もデラックスだった。
  「山県館」のHP

* 西沢渓谷入口まで直接行く場合は、JR中央本線の塩山駅又は山梨市駅からバスで約1時間(タクシーで約30分)。マイカー利用だと中央自動車道勝沼I.Cから約50分です。また、秩父方面からのアプローチには、この2年後(H10年4月)に開通した雁坂トンネルを利用する方法があります。[後日追記]



残念ながら全景を一度に見ることはできない
七ツ釜五段の滝
*西沢渓谷の流れは、奥秩父の国師ヶ岳を水源とし、東沢と合流して笛吹川→富士川となって駿河湾(太平洋)へ注いでいます。

*「100選」のメッカ?: 西沢渓谷は「21世紀に残したい日本の自然100選」、「森林浴の森100選」、「新日本観光地100選」などに連なっているとのことです。滝巡りのクライマックスは「七ツ釜五段ノ滝」ですが、この滝は「日本の滝100選」にも選ばれているそうで、いやはや、「100選」だらけの西沢渓谷です。[後日追記]

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