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No.61 伊吹山1377m
 平成10年(1998年)4月11日 晴れ マイカー利用


孫たちに手を引かれて歩く山・・・

《マイカー利用》 名神高速道 関ヶ原I.C-《車20分》-三之宮神社〜伊吹山〜三之宮神社-《車30分》-須賀谷温泉(泊)… 【歩行時間: 5時間50分】
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  東名高速の浜名湖インター付近で一泊し、翌朝伊吹山登山口近くの三之宮神社の駐車場に着いたのは午前8時20分。 東京から片道420キロのドライブだった。 途中、閑静な街並みの伊吹町の土産物屋で、紐を引くと温まるというホタテ入りのまぜご飯弁当を昼食用に購入した。 ホカホカなのはとても良いのだが、重たい割には量が少なかった。
  リフトやゴンドラは4月20日までは動いていないとのことで、覚悟はしていたが、全行程の徒歩を余儀なくされた。 尚、今冬は雪が少なく、スキー場はとうとう稼動しなかったとのことだ。
  南斜面の登山道は一合目までの約40分は杉林の遊歩道だが、スキー場開発の為か、あとは見晴らしの良い草付で、終始太陽光をもろに受けるというコースロケーションだった。 五合目通過は10時20分。 温かい一日でセーターは全く必要ない。 夏はさぞかし暑いだろうな、と思った。
花の季節がいいらしい
伊吹山の山頂部
  八合目あたりからは少し岩場もあった。 チャートも多少混じっていたが、ほとんどが石灰岩質の山だった。 景色を遮るものがなく、薄靄がかかってはいたが、西には琵琶湖、南の伊吹町の奥には鈴鹿山脈最北端の霊仙山1094m、その左手には養老山地の山々なども終始展望できた。
  山頂部は広く、売店等も沢山あり、人も多かった。 北面のドライブウェイを使えば頂上近くまで行けてしまう、というのが何といっても興醒めだ。 例のまぜご飯弁当を食べたりして大休止後、頂上発は1時20分。 中腹のパラグライダーなどを眺めながら、もと来た道を下山。 一合目で飲んだ自動販売機の缶ビールが旨かった。
  三之宮神社着は午後3時40分。 コースとしては単調だったが、標高差約1100mあり、思ったより疲れた。

  日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の帰路、荒ぶる神のたたりに遭い、所謂冬山の遭難で命を落したのがこの伊吹山、とか。 その荒々しい自然の面影は、今のこの山には微塵も残っていない。 「花の山」なのだから、矢張り花の季節に来るべきだったのかもしれない。
  私達がもっとずっと年をとって歩けなくなった頃に、息子の運転で山頂駐車場まで行き、娘や孫たちに手を引かれて歩く山。 そんな幻影を垣間見た山、それが私達の伊吹山だった。

桜吹雪の須賀谷温泉 須賀谷温泉: 伊吹山登山口(三之宮神社)より車で約30分。 琵琶湖の北東、谷を幾つか隔てて伊吹山の西麓に位置する一軒宿。 浅井長政・お市の方の、あの戦国悲話の小谷城址が近くにある。 泉質はヒドロ炭酸鉄泉。 成分が濃いのだろう、風呂は鉄錆の澱がいっぱい。 加熱。 露天風呂あり。 食事は食堂にて。 敦賀から運んだという日本海の蟹が旨かった。 仲居さんに 「紅ズワイ蟹ですか」 と聞いたら 「普通のズワイ蟹です」 と言い張っていた。 が、矢張り紅ズワイ蟹だと思う。 まあ、旨いんだからどちらでもよいのだが…。
  翌朝、近くを散歩してみた。 何処も彼処も桜が満開だった。
  「須賀谷温泉」のHP



もう一息で山頂だ
中腹から眺めた伊吹山の山頂部
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