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番外編 「谷根千」から神保町 (都内散策)
平成30年(2018年)3月1日(木) 快晴

「谷根千」の略図
東京十社の一つに数えられる
根津神社
三菱創設者岩崎彌太郎の・・・
旧岩崎邸


東京の山の手と下町の狭間を散歩
皇居を通って東京駅→銀座まで歩きたかった…

…JR山手線日暮里駅〜夕やけだんだん・谷中銀座〜千駄木〜根津神社〜不忍通り〜上野池之端・不忍池〜旧岩崎邸〜湯島天神〜神田明神〜神保町… 【歩行時間:約3時間】
 → 地理院地図(電子国土Web)の該当ページ(日暮里駅)へ


 夫婦で都内を歩きました。スタート地点は山手線の日暮里駅で、まず「谷根千」と呼ばれるエリアをまったりと逍遥します。つまり、谷中銀座を歩いてから東京メトロ・千代田線の千駄木駅近くを通り、根津神社に参拝してから粋なお店「松好(まつよし)」で美味しい釜飯(@1,100円)などをいただきました。それから上野池之端の不忍池(しのばずのいけ)をぐるっと散策して、旧岩崎邸庭園(65歳以上@200円)などを見物しました。不忍池の北側の、多分たまたま手を入れていない日のあたる狭い土の空間(空き地)に、オオイヌノフグリとホトケノザがひっそりと、でも堂々と咲いていたのは“発見”でした。
 そしてそれから、懐かしの(私の生まれ育った)湯島新花町の辺り…湯島天神とか母校の湯島小学校とか神田明神とか…を歩き、神田川を聖橋で渡って、お茶の水から神田へ出て、「ランチョン」で生ビールを飲んで、地下鉄の神保町駅から帰路につきました。名所旧跡の多い都心ですので、何処をどう歩いても飽きることはありませんが、アスファルトは足に辛くて、「変に疲れたわ」と妻の佐知子は言っていました。前線通過後のとても暖かい日で、湯島の白梅も満開でしたが…。
 歩いた歩数は約15000歩。緑(森=山)がないのが…ちょっと、というか全然というか、残念でした…。もし次回の「谷根千」があれば、今度は谷中霊園方面も散策してみたいと思います。

 レトロが売りでこじゃれた店や寺院の多い「谷根千」は、思っていたほどには(私達夫婦にとっては)感動がなかったのが、なんか不思議です。多分、近所(私達が住んでいるのは東京都大田区です)と似ているので“非日常”を感じなかったからだと思います。そのかわり、上野〜湯島〜お茶の水〜神田神保町…のトレイルは、非日常的なロケーション(美しい都会の心象風景)を満喫できて、しかも思い出が詰まっているエリアということもあって、私達にとってはとても素敵な散歩道でした。
 もっと時間があったら、皇居(東御苑)を通って東京駅辺りまで(できれば銀座辺りまで)歩きたかったのですが…。

* 谷根千(やねせん)とは、文京区から台東区一帯の谷中・根津・千駄木周辺地区を指す総称、もしくはその地域を扱った谷根千工房が発行している地域雑誌を指す。(ウィキペディアより)

 佐知子の歌日記より
 丸型の風呂屋にありし籐のかご 谷中ぎんざの雑貨屋にあり
 見いつけたオオイヌノフグリ・ホトケノザ 池のほとりを君と歩けば
 白梅とめじろを写す夫のわき五人寄り来る湯島天神
 捜すのは本屋ではなくビアホール 神保町の「ランチョン」見っけ


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「夕やけだんだん」から撮影
「谷中ぎんざ」の入口

奉納された無数の赤い鳥居
根津神社の千本鳥居

学問の神様・菅原道真公を祀っている
湯島天神(湯島天満宮)
湯島の白梅とメジロ・・・
湯島天神のメジロ・ちょっと失敗写真かも…

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