No.263 白砂山(しらすなやま・2140m) 平成21年(2009年)8月25日 |
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《マイカー利用》 …関越自動車道 渋川・伊香保I.C-《車2時間》-野反湖キャンプ場(駐車場)・登山口〜ハンノキ沢〜地蔵峠〜地蔵山1802m〜堂岩の泊場(水場分岐)〜堂岩山2051m〜白砂山2140m[往復]…《野反湖の駐車場から車で約20分》-尻焼温泉(泊)… 【歩行時間: 6時間40分】 |
白砂山へ向かう(往路) |
堂岩山へ向かう(復路) |
*** コラム *** この尻焼温泉のすぐ隣りに花敷温泉があるが、その広場前に「花敷ベーカリー」という、かなりローカルな感じのする村の便利屋(なんでも売っている小さなお店)があったので立ち寄ってみた。びっくりした。ちょうどパンが焼けたばかりのようで、ご高齢な店のおばさんがそれをガラスケースに並べていたのだ。 「ここで焼いているのですか。すごいなぁ〜。で、どんなパンがあるのですか?」 と聞いたら 「なんでもある!」 と無愛想な返事。 「じゃ〜、メロンパンをください」 と云ったら 「そんなもんはない!」 と云う。 「それじゃ〜、アンパンとジャムパンをください」 と云ったら、まだあったかいのを袋に詰めてくれた。1個110円だった。帰宅後にインターネット検索して分かったのだが、毎朝大量のパンを焼くこの“村のパン屋さん”はけっこう人気があるらしい。 幸先よく中食用の食料が調達できたので、ウキウキと車を走らせたのだが…、徐々に霧が深くなってきた。野反湖畔へ出るころには視界10メートルくらいになってしまって、もはやこれまで、と思った。天気予報もあまり良くないし、妻の佐知子と相談して、断腸の思いで予定の登山を中止したのだ。 時間が余ってしまったので、帰路には榛名山ドライブなどをして回り道した。マツムシソウやユウスゲが咲き乱れる草原(ゆうすげの道)を散歩したりして、これはこれでけっこう楽しかった。ちょっと涼しい榛名湖畔のベンチで、六合村の手作りパン屋さんで買ってきた例の菓子パンを食べることにした。 まずアンパンを半分ずつ食べて、次のジャムパンも半分に割って食べようとして驚いた。ジャムパンだと思っていたのはなんとカレーパンだったのだ。どうやら食パンのほかに14種類あるという菓子パンは、すべて中身だけが異なる、というものであったらしい。店のおばさんですら間違うくらい、実際、外見は良く似ている。ケラケラと、思わず笑ってしまった私達夫婦だったが、その揚げていないアンパンのようなカレーパンもとても美味しかった。 |