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No.30 七国峠 (青梅・奥武蔵)
平成8年(1996年)7月13日 晴れ


ここは何処…?

西武池袋線飯能駅-《バス20分》-南高麗小学校〜飯能窯〜安楽寺〜岩蔵温泉(入浴)〜七国峠〜(塩船観音)〜JR青梅線東青梅駅 【歩行時間: 約3時間50分】
 → 地理院地図(電子国土Web)の該当ページへ


おはぐろトンボを見た
ここは何処だ…?
 私情最悪のコース…。 アスファルトの道が多く、道標も分かりにくく、七国峠(ななくにとうげ)からの下りではとうとう道に迷って、塩船観音を見落としてしまった…。
 飯能窯を見物したり岩蔵温泉で気分よく入浴したりしていたまではマァよかったのだが、そのあとの肝心なハイキングがよくない。今もって何処を如何歩いたのかよく分からない。どうもこの地域はハイキングにはあまり力を入れていないようだ…。
 と、他人のせいにするのはよくないことだ…。道迷いの原因をシビアーに追究してみた。

● 歩いている人が少なくて(これはよいことだ)、道を尋ねることができなかったこと。
● いい加減な地図(大雑把なガイドブックの大雑把な地図)を使っていたこと。
● 私が中学生のころ(あぁ、もう35年も昔のことだ)から使っているコンパスは時々針が引っかかって全然違う方向を示すということ。
● 里山歩きということで甘く見ていたこと。
● 風呂(岩蔵温泉)が良すぎて(これもよいことだ)、風呂上りののほほんとした状態で、つまり気合が全然入っていなかったこと。→反対コースのほうがよかったかも…。
● もともと私達夫婦は方向音痴であったこと。
 以上の6項目が反省すべき道迷いの原因であろうと思う。(^_^;)

 おはぐろトンボを生まれて初めて見た、と妻の佐知子がはしゃいでいた。

* この後、道標については整備されたようです。[後日追記]

No.484「霞丘陵ハイキングコース」: この28年後(2024年10月)の、同山域を歩いたときの山旅日記です。東京都青梅市のこのコース(岩蔵温泉〜七国峠〜塩船観音〜東青梅駅)は霞丘陵ハイキングコースと命名されて、整備されていました。[後日追記]

岩蔵温泉「儘多屋(ままだや)」: 岩蔵温泉は東京都青梅市の北東端、黒沢川畔にある宿数4軒の小さな温泉郷。東青梅、飯能のそれぞれの駅から車で約10分の距離(バスあり)。私達がお世話になった儘多屋は明治16年開業の老舗旅館。泉質はアルカリ性単純硫黄泉。岩風呂。加熱。食事と風呂だけの休憩だったが、ゆっくりと寛げた。儘多屋前の通りを挟んだ向かいには源泉を祀る神社(権現の湯)と「岩蔵鉱泉」の石碑がある。
* この後、岩蔵温泉郷の温泉宿はこの儘多屋の一軒だけになってしまいました。また、儘多屋では日帰り入浴の受付はしなくなったようです。非常に残念です。[後日追記]
  「儘多屋」のHP

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