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No.40 大霧山767m(奥武蔵)
平成9年(1997年)3月22日 曇り時々雨

栗和田にて:大霧山は霞の中
里の庚申塔

一瞬霧が晴れた
大霧山の山頂


小雨の早春賦

東武東上線小川町駅-《バス30分》-橋場〜栗和田〜粥新田峠〜大霧山〜旧定峰峠〜定峰〜不動ノ湯(泊)… 【歩行時間: 4時間】
 → 地理院地図(電子国土Web)の該当ページ


 小さな子供が描くような典型的な山の形をした大霧山767mは、笠山837m、堂平山876mとともに比企三山と呼ばれているそうだ。

 この地域は庚申塔や馬頭観音などの石塔が多い。

 明るい尾根歩きだが、この日は天気が悪くほとんど眺望できず。ちょっと寒かった。

 時折、雨と霧の中から顔を出す秩父方面からの武甲山の異様な容姿が、特に印象的だった。石灰岩の採掘で傷だらけになってしまった武甲山は、ガマの穂でそっと包んであげたいような、そんな山に見えた。

* ダイダラボッチの伝説: 昔、武蔵野に大太坊(だいだぼう)という巨人がいて羽黒山に行く途中、秩父の山にさしかかり、その時巨人は定峰峠に腰をかけ、かぶっていた笠を笠山の頂におき、両足をニュッと伸ばし槻川のあたりに足をつき、粥仁田峠で粥を煮て昼食をとったそうな。食べ終わって粥を煮た釜を伏せたのが釜伏山、二本の箸を立てた所が二本木峠、腰を下ろした石が休石、また荒川の水を含んで吹いたのが大霧山・・・ → 山路の途中、旧定峰峠で、環境庁と埼玉県の解説板に書いてあったものを写してきました。

不動の湯「霊泉旅館」: 荒川の支流、高篠温泉郷の一角、秩父の横瀬川に面して建つ一軒宿。武甲山を南に仰ぐ。私達が大霧山からの下山ルートに、東の槻川側(定峰峠を経て京塚又は白石に下る)をとらず、西側の定峰へ下ったのは、ただこの温泉に入りたかったからだ。下山地に温泉があるというのは、なにより嬉しい。アルカリ性単純硫化水素泉、12度、加熱、タイル貼り。
  「不動の湯」のHP

翌日は芦ヶ久保から武川岳登山



萩平から望む大霧山(H21年3月に撮影)
萩平から望む大霧山(後日撮影)

笠山から堂平山 平成21年3月の山行記録です。[後日追記]

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