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三浦半島の南西部を散策・その②
No.464 荒崎シーサイドコース
令和5年(2023年)10月14日・他 晴れ

三浦半島南部の略図
三浦半島南部の略図


ちょっと冒険の磯歩き!

小網代の森・散策…三崎口駅~黒崎の鼻~長浜海岸~佃嵐崎~栗谷浜漁港~荒崎公園・弁天島~ソレイユの丘バス停-《バス17分》-三崎口駅… 【歩行時間: 約3時間】
 → 地理院地図(電子国土Web)の該当ページ(和田・長浜海岸)へ


 京急線の三崎口駅からその北西側に位置する荒崎シーサイドコースへ向かって歩き始めました。ところが妻の佐知子の膝痛で、途中の長浜海岸から階段を上って(コースをショートカットして)ソレイユの丘へ出ました。ここにある日帰り入浴施設「海と夕日の湯」が楽しみだったのですが、なんと営業時間が15時~21時までとのことで、目がテン、額にタテ線です。まだお昼の12時頃だったのです。またもや事前の情報収集不足でした。
 で、あきらめてバスで三崎口駅へ戻って、駅近の食堂でマグロ定食を食べてから帰路につきました。大田区の自宅に帰ったのは14時半頃で、予定よりかなり早い進行でした。我家のいつもの風呂に浸かって、いつものキリンラガービールを飲みます。それでも一応、甘露甘露の大団円でした。

 佐知子の歌日記より
 道違え「ソレイユの丘」にたどり着く童と親の楽しむところ

 流石にその短縮コースでは少し歩き足りないと感じましたので、3日後の10月17日に、単独で荒崎シーサイドコースをもう一度(フルで)歩いてみました。つまり長浜だけでなく、黒崎の鼻と栗谷浜(くればま)漁港と荒崎公園をプラスしたのです。すると私的にはちょうどいい…正味約3時間の…歩程になりました。
 荒磯の豪快感と爽快感を充分に楽しめる、すてきな「半日ゆるゆる登山」です。

本コースは、じつは、石丸哲也氏の「半日ゆるゆる登山(山と渓谷社)」に紹介されているルートを参考にしたものです。
栗谷浜(くればま)から荒崎の弁天島手前までの区間は、小橋が崩落していたりして、現在は通行不可になっています。なので陸側の舗装道を歩くことになります。なお、本コースを歩くときは潮見表をチェックしておいた方がいいでしょう。潮が満ちているときにはドボンを覚悟の箇所があります。
ソレイユの丘のバス停の位置が(入口の近くにあるのですが)、その公式HPのMAPにも表示されておらず、分かりにくかったです。ソレイユの丘を運営する会社とバスを運営する会社の関係が、もしかして、ぎくしゃくしているのかなぁ~?
 何れにしても、私のような車を利用しないユーザー(観光ハイカー)にとっては困ったことだと思います。ソレイユの丘の入場料が無料なのは有難いですが、有料駐車場(普通車1,050円)の利用…つまり交通手段にマイカーを利用…を前提にしている料金システムなのかもしれません。




荒崎シーサイドコースは変化に富んだ海岸歩き
丘の上は野芝の小広場
黒崎の鼻:感じのよい小さな岬
夏は海水浴場
長浜海岸:この手前が広い砂浜
浜萓草:ススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属の多年草
咲き残っていたハマカンゾウ
手すりがついています
ちょっと怖い遊歩道
この日の相模湾は波静か 右端は栗谷浜漁港裏の老人ホーム
佃嵐崎(つくだらし)から荒崎方面を望む
城山には二等三角点があります
潮風の丘(城山)から荒崎海岸を見下ろす
緑と赤のコントラストが美しい!
ソレイユの丘:コキアとコスモス
頂上の松も美しい!
弁天島(荒崎海岸):砂岩、泥岩、凝灰岩…

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