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麓から四阿屋山
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(後日撮影)
両神神社奥社
薬師の湯
両神荘
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距離は短いけれど楽しめるよ♪
《マイカー利用》 関越自動車道・花園 I.C…薬師前バス停(薬師堂)〜福寿草園〜両神神社奥社〜四阿屋山 《往復》 【歩行時間: 3時間20分】
→ 地理院地図(電子国土Web)の該当ページへ
マイカー利用での日帰り紅葉狩り登山。両神神社奥社からの、山頂直下にけっこうきつい鎖場があった。頂上は狭く樹林に囲まれているが、北西面が開けていて両神山や二子山などの眺めは良かった。距離は短いが楽しめるコースだ。
下山後、「薬師ノ湯」の風呂上り、近くの「神怡館(しんいかん)・埼玉県と中国山西省の友好記念館」を見物してから、隣の「鳳鳴館・村営の中華料理店」で飲茶料理に舌鼓。とにかく安上がりだった。
両神温泉「薬師の湯」: 薬師堂の登山口の近くに位置する村営の共同浴場。非常に混雑していた。赤御影石の浴槽は気分がよいが、循環の湯の塩素臭がちょっと気になった。アルカリ性単純硫黄冷鉱泉、石タイル貼り。利用料一日600円。
* その後(平成18年3月現在)、薬師の湯一帯は「道の駅」になっていて、大きな駐車場が整備されていた。建物の中にはカラオケもできる大広間や食堂も完備されていて、相変わらずの大盛況だった。平成17年5月から新源泉の「すすきの湯」に変わったようで、泉質表示は「フッ素イオンメタホウ酸・源泉温度24.3℃」となっていたが、ヌルヌル感のある湯はそれほど変化がないように思った。浴室も大きな変化はないようで、料金も変わってはいなかった。当時はまだ珍しかった日帰り温泉施設のことを思うと隔世の感がある。
なお、平成17年10月1日に両神村は小鹿野町と合併して小鹿野町になっている。[後日追記]
「薬師の湯」のHP
* 平成19年3月31日付で、両神村(現・小鹿野町)の中華料理店「鳳鳴館」は閉館したようだ。本格的な中華料理で安くて美味しかったのに、とても残念だ。[後日追記]
両神温泉「両神荘」: 矢張り薬師堂の近く、荒川の支流のひとつ小森川沿いにある小鹿野町(旧両神村)の国民宿舎。後日(平成18年の秋〜翌年の春)、数回の秩父路の旅に利用したが、落ち着けるロケーションで風呂もとても良かった。宿泊するなら断然お勧めだ。日帰り入浴も可能だが、11:00〜15:00
という時間制限がついてしまう。その時間に見合えば、ここだけの話だが、「薬師の湯」よりはずっといいと思う。入浴料は800円。
平成17年8月に新しく100%天然温泉のかけ流し露天風呂がオープン。アルカリ性のメタほう酸の温泉(単純硫黄泉)で、「薬師の湯」と同様ぬるぬるとした肌触り。大浴場(内湯)は赤御影石などの石貼り。宿泊の場合、秩父鉄道三峰口駅又は小鹿野町役場(バス停)までは車で迎えに来てくれる。[後日追記]
「両神荘」のHP
四阿屋山頂上からの展望
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三等三角点のある
四阿屋山の山頂
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四阿屋山の山頂にて
ソシンロウバイ
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旬の 四阿屋山
平成18年(2006年)3月4日
秩父鉄道三峰口駅-《バス18分》-薬師堂〜菖蒲園〜福寿草園〜四阿屋山〜福寿草園〜山居〜押留〜薬師堂(薬師の湯・入浴)-《バス42分》-西武秩父駅 【歩行時間:
3時間30分】
本項の11年4ヶ月後の早春に、山の仲間たち(山歩会)と、再び同地を訪れる機会を得ました。例の山頂直下のクサリ場を少し心配したのですが、われら初心者軍団は何事もなかったかのようにあっさりと登り切り、正面の両神山などを眺めながら、狭い山頂で快気炎をあげました。
ときあたかもフクジュソウの最盛期、と思ったのですが、寒かった今年の冬のせいでしょうか、麓(菖蒲園の少し先)の自生地ではまだ全く咲いていなくて、日当りのよい四阿屋山中腹の福寿草園に、なんとか咲いていました。その福寿草園上部の片隅には小さくて可憐なセツブンソウが、そして道端にはもっと小さなオオイヌノフグリも、群落して咲いていました。ロウバイの花の甘い香りが辺り一面に漂い、なんとも云えずうららかな一日を過ごしました。秋の紅葉の頃もいいですが、矢張りこの季節が四阿屋山の旬のようです。
この日は下山路に押留コースを辿りましたが、ダンプカーが頻繁に走る麓のアスファルト道歩きが、けっこう長く感じました。
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