●ゴールデンウィーク終了

食って飲んで食って飲んで、結婚パーティ、また食って飲んで食って飲んで、ゴールデンウィーク
終了。そしておめでとう、市川先生。よい式でした。個人的には、小学4年生のときの恩師・川名
先生と20年以上ぶりに偶然再会できたのにも感激。「目を見てわかった」なんて、すごいよ先生。

(2004.05.09)




●ゴールデンウィーク

に突入ということで、ゴールデンにウィーク中。人形町でビフカツ食べたり、日本橋コレドに行った
り、『CASSHERN』観たり、ズーラシアでキンシコウやアリクイやヤマアラシを見たりしてるです。
2日からは市川先生(『
雪と先生』の)の結婚パーティに参加するため信州へ。とり急ぎ用件のみ。

(2004.04.30)




●キル・ビルVol.2

を観ましたよ。びっくりするくらいVol.1とテイストの違う映画になっていて、びっくり。Vol.1を
ポップとするならば、Vol.2はシックとでも言いますか。「ザ・ラブ・ストーリー」というサブタイ
トルがついているけれど、本当に「ラブ」も「ストーリー」もあった!それがVol.1との大きな違い。

で、その「ラブ」も「ストーリー」もよかったことが、最大のびっくり。ストーリーもへったくれ
もなかったVol.1からは、まったく想像できない、実に映画らしい映画だった。どうやら俺はタラン
ティーノという人をみくびっていたのかもしれん。小川に続いて、ごめんなさい!と言いたいです。

(2004.04.28)




●PRIDEヘビ−級GP2004開幕戦・専用メモ

こちらに書きました。今夜19時からはPRIDE GP中継です!さあ、あなたもドゥ・ザ・ハッスル!

(2004.04.27)




●PRIDEヘビ−級GP2004開幕!(ネタバレなし)

行ってまいりました、さいたまスーパーアリーナ! 待望のPRIDEヘビー級グランプリ2004開幕戦!

おもしろかった!その一言に尽きます。全試合ハラハラドキドキ!感動、興奮、意外性、すべて満点!
ニューヒーローも続々誕生!文句なし120%の満足感!こんな爽快感はいつ以来だろうってかんじです。

明日(4/27・火曜)19時からフジテレビで放送されますから、ぜひとも見ていただければ幸いです!
これが格闘技です。これがPRIDEです。できれば結果を知らずに見てほしいので、感想は後日アップ。

…というかホントのところ、語りたいことありすぎ&まだコーフン冷めやらずで、メモできない状態。

(2004.04.26)



●本日PRIDEヘビ−級GP2004!

時は来た!いよいよ本日、PRIDEヘビー級グランプリ!行ってきますよ、さいたまスーパーアリーナ!
早寝早起きで気分爽快。コンディションも万全。時間があるので、いっちょ予想でもしておきますか。

■第1試合  ヒース・ヒーリングvs高橋義生 
激しい殴りあいの後、ヒーリングのヒザ蹴りが爆発!高橋、壮絶なKO負け!会場一気にヒートアップ。

■第2試合 セルゲイ・ハリトーノフvsムリーロ・ニンジャ
本日のベストバウト候補。どちらが勝っても準々決勝で大物食いの予感がするが、ここはやはりロシア
軍最強の男、我が愛しのリングス・ロシアの秘密兵器ハリトーノフの勝利で間違いなし。炸裂せよ、コ
マンドサンボ!セコンドにヴォルク・ハン! …なんてことになったらサイコー。泣いちゃうよ、オレ。

■第3試合 ジャイント・シルバvs戦闘竜
知らなかったんだけど、シルバって40歳だったのね。一番なのは身長だけじゃなく年令もだったとは…。
最高齢じゃさすがに厳しいでしょう。戦闘竜が相撲取りの意地を見せ、ぶちかまし&ツッパリでKO勝利。

■第4試合 セーム・シュルトvsガン・マッギー
うーん、正直どっちにも思い入れなし…。UFC代表だし新鮮さを重視してマッギーの勝ちということで。

■第5試合 小川直也vsステファン・レコ
言うまでもなく本日の真のメイン! 今回も桑田佳祐が登場して、『PRIDEの唄ヴァージョン2』を披露!
なんて粋な演出もあり得る?勝つのはもちろん小川だが、問題は結果よりも内容でしょう。…なんて今は
冷静に言えるけど、ヒヤヒヤドキドキ&心臓バクバクになるのは確実。今年のすべてを左右する大一番!

■第6試合 ミルコ・クロコップvsケビン・ランデルマン
ミルコ勝利は鉄板!と思っているが、ヴァンダレイ・シウバがミルコ敗北を予言。番狂わせもあり得る…?

■第7試合 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvs横井宏考
横井の大金星は現実になるか!? 前田日明が授けた秘技で横井が奇跡的な一本勝ち!試合後マイクで絶叫!
「世界最強の男はリングスが決めます!次はヒョードルとやりたいです!」鳴呼、そんなシーンが見たい!

■第8試合 エメリヤーエンコ・ヒョードルvsマーク・コールマン
コールマンがテイクダウンを取れる可能性は高いけど、皇帝ヒョードルの異常な怪物ぶりをさらに再認識
させられる一戦になりそうな予感。打倒ヒョードルを果たせるのは、ミルコか、小川か、それとも横井か、
いやいやハリートノフでしょう!…なんて話で、大会終了後の飲み会で盛り上がれるのを期待しとります。

というわけで、待ったなし! PRIDEヘビー級グランプリ2004、いよいよ開幕!

唄ってもいいですかーッ? か〜がやく未来とひきかえにぃ〜♪ 孤独にた〜えぬくひ〜とがいる♪ 
小川よ君の闘う場所にゃあぁ♪ う〜みより大きな夢があるぅ♪ …では、ハッスルしてきまっす!

(2004.04.25/当日)




●いちご狩り

さあ今日は『キル・ビルVol.2』と『CASSHERN』の公開日だあ!…とはりきっていたのだけども、
いちご狩りに行くことに。1時間半ほどかけて成東へ。千葉を超えると車窓から見えるのは水田ば
かり。成東からタクシーで5分ほどで、かわつら苺園に到着。デカさか?形か?肌つやか?つぶの
見え具合か?アタリのいちごを模索しながら、もぎっては食い、もぎっては食い。不思議なくらい
1個1個味が違う。熟れすぎてワインみたいのが美味。29個食った。当分もういちごはいらんぜよ。

(2004.04.24/4.25まであと1日)




●順天堂大学浦安病院

春うらら。あったかくて気持ちのいい日が続いて嬉しい。明るい日射しを堪能したい気持ちがあ
りながら、ドン暗い村でおきる陰惨な密室殺人を描いた『本陣殺人事件』を読みながら新浦安へ。

サノさんと一緒に宮沢さんのお見舞いに。いやあ、すごいですよ、順天堂大学浦安病院。まるで
デラックスなホテルですよ。でかい、新しい、きれい。しかもみんな親切。素晴らしいわ、ここ。
しかも、若くて美人な看護婦さんばかりなんですよ。チューブだらけでエヴァンゲリオン初号機
みたいな状態の宮沢さんは気の毒ではあったんだけども、次から次へとタイプの違う美人看護婦
さんがやってきて、楽しくお話なんかしちゃったりしていて、ハッキリ言ってうらやましかった。
本人も「入院サイコー!」なんて言ってたしな。俺も入院するときは絶対ここにしよう。決めた。

(2004.04.22/4.25まであと3日)




●飯田橋と新橋で

今やすっかりヒイキの書店である飯田橋文鳥堂に立ち寄ると、おお、『語ろうシャア!』が新刊
コーナーに、平積みではなく、たてかけ(?)で置いてあるじゃないですか。出世だ、嬉しい、
と思って、目を平行移動させていくと、現代生活様式学会の新刊『
新説・生活様式学入門 〜マ
ヨネーズの絞り出し方
』も!おめでとうございます。元事務員として、俺も嬉しいかぎりです。

ふたつの新しい単行本企画の打ち合わせのあと、新橋で久しぶりにフロム・エー女子のみなさま
と飲む。社内ゴシップも聞けたりして、楽しかったです。フリーで仕事していると、ゴシップと
はまるで無縁ですからな。あと、阿佐ヶ谷の書店で数日前までは10数冊平積みしてあったという
『語ろうシャア!』が、すでに1冊しか残ってなかったという好情報も教えてもらった。ありが
とう。それにしても、久しぶりに訪れた新橋の変わりようには驚いた。ふと夜空を見げると、そ
こにはシオサイトの超巨大ビル群がそびえたっている。昔ながらの赤ちょうちん街とのギャップ
が凄まじい。『銀河鉄道999』の機械人間が住んでる大都会と普通の人間が住んでるスラム街
みたいなかんじだった。森永卓郎さんの言っている、今後は年収300万円サラリ−マンと一部の
エリートサラリーマンに社会は二極分化していく、という話を象徴してるような光景だと思った。

(2004.04.21/4.25まであと4日)




●キル・ビルVol.1

DVDを買って二度目の鑑賞。自分にはオリジナルなものは作れないという自覚と諦めを持ちなが
ら、自分の好きなものを徹底的にオマージュ&サンプリングすることで、新しい何かを作ろうと
する試み。そういう作品に対して俺はふたつの感情を抱く。ひとつは激しい共感で、もうひとつ
は同族嫌悪。たとえば『ヘッド博士の世界塔』や『新世紀エヴァンゲリオン』。これらの作品に
は圧倒的な感銘を受ける一方で、そんな自分をダサイとも思ったり、なんともいえない複雑な感
情を抱きつつ、でもやっぱり好きなのだけれど、『キル・ビル』もそういう作品のひとつである。

ただ、フリッパーズギターや庵野秀明とタランティーノは少し違う。タランティーノはそんな自
分をまるで卑下してない。葛藤がないというか、あくまで無邪気、ノーテンキなのだ。それがき
っと彼の強みなのだろう。だから共感度では少し落ちるけど、あの照れのなさには憧れてしまう。
あんな風に吹っ切れたら、幸せだろうなぁ。あとやっぱり編集センスが抜群ですわね。映像、音
楽、ファッション、キャスティング、構成、ネーミング…、どれもいちいちカッコイイ。個人的
には血がドバドバ出るのは苦手だけども、やっぱり好きだなぁ『キル・ビル』。Vol.2も期待大。

(2004.04.20/4.25まであと5日)




●ガラスの仮面

シゴトになる可能性が浮上、ということで『ガラスの仮面』を久しぶりに読みだしたら、いやぁ
止まりません。ちょいと1巻のつもりで読み始め、いつの間にやら最新文庫23巻まで一気読み。

まさしく麻薬、この法治国家に許された唯一の合法ドラッグ(by竹熊健太郎氏)だ。この異常な
おもしろさの秘密は何なのだろうと、俺なりのこの大いなる謎について考えてみたところ、ひと
つのキーワードが思い浮かんだ。それは“嫉妬”。嫉妬とは、人間の感情の中でも最もみっとも
なく、人にさらしたくないもの。しかし、何かことをなす場合に、最大パワーを発揮する源にも
なるもの。それゆえに、嫉妬は最も感情移入しやすい感情分野である。で、『ガラスの仮面』は
そんな嫉妬界の中で最も強烈な2大ジャンル、才能と恋愛に関する嫉妬をコレデモカコレデモカ
と徹底的に描いている。複数の嫉妬が絡み合い、連鎖しあい、巨大なうねりとなって、そのすべ
が「紅天女」に結びついている。これが異常なおもしろさの秘密ではありますまいか、と考え中。

(2004.04.19/4.25まであと6日)




●俺にはやはり才能がない

昨日に引き続き、快晴。初夏のように暑かった。気分爽快。やっとこたつも片づけて、春本番。

錦糸町へ買い物に出かけたついでに、WINSによって皐月賞の馬券を買った。俺はハーツクライ
とコスモバルグの16-18の馬連一点勝負(500円)。若葉賞と弥生賞の一着同士だし、今年は
桜をたくさん見たから、ピンク同士で決まるといいなぁ、という適当な予想。過去に約2年ほ
ど競馬に異常熱中したときの経験で、自分の予想は99%当たらない確信があったのだけど、そ
の予想だけは見事に適中。一方、家人は500円の3点買いで見事に馬券を適中。しかも40倍以
上もついてたよ…。くやしい。俺には競馬の才能はないと再認識。引退して本当によかった…。

(2004.04.18/4.25まであと7日)



●『恋人はスナイパー』より『踊る大捜査線3』!

『恋人はスナイパー』を観に、イクスピアリへ。まるで話題になってない邦画とはいえ、さす
がに初日。混む可能性を考慮して早く行ったら、観客は14名…。クワ・アイナに並んでる人の
方が多かった。感想を一言で言うと「もったいない」。日本国民1億3千万人を誘拐したと犯
人が宣言、首相に身代金として防衛費の1割(だったっけ?)にあたる5千億円を要求すると
いうプロットは、やっぱり刺激的だ。特に今は、御時世的にヤバすぎなほどリアリティがある。

……なんだけど、この映画では、そこにウッチャンの趣味と思われるカンフーアクションやら、
伝説のスナイパーやら、余計な要素が加えられすぎちゃってて、せっかくの素材の良さが生か
しきれてない。というか、もともとテレ朝でやっていた『恋人はスナイパー』というドラマに
『華麗なる誘拐』のアイディアを使ったものらしいので、まあ仕方ないんだろうけども……。

だから『華麗なる誘拐』ファンの俺は思いましたよ。この
原作を映画化するのなら、『踊る大
捜査線3』で使ってほしかった! だって脚本は君塚良一だし、いかりや長介さんも水野美紀
も出てるんだもの。これはもう『踊る』ですよ。原作ではこの国家レベルの犯罪を私立探偵が
解決するのだから、湾岸署が解決したって不自然じゃない。『踊る3』で映画化されていたら、
西村京太郎先生の素晴らしい原作をもっと多くの人に知ってもらえたはず。君塚良一ももっと
自由に脚本が書けただろうし、長さんの最後の映画としても相応しい。ああ、もったいない…。

それしても、この映画や原作の模倣犯が出たらかなり怖い。「日本国民1億3千万人を誘拐し
た。身代金代わりに、イラクからの自衛隊撤退を要求する。要求を飲まなければ、人質である
日本国民を無差別に殺害する」なんて。誘拐が最も成功しにくい犯罪と言われるのは、身代金
の受け渡しで何らかの形で犯人が被害者側と接触しなければならなくなるから、らしい。けれ
ども、目的が金銭じゃなく思想的なものであれば、その心配もいらない。また日本国民全員が
人質なら拉致する必要もなく、誰を殺してもいいわけで…。もし本当にそんなことになったら
どうなるのだろう?「撤退はできない。自己責任で身を守ってください」と言うのかしらん…。

あと些細なことですけど、事件の舞台となった六本木ヒルズの回転ドアがまだ回っていました。


(2004.04.17/4.25まであと8日)



●横井宏考、奇跡を起こせ!

録画してあった『SRS』のPRIDE GP特集と、『紙プロ』最新号で、あと1週間と迫ったPRIDE
GPへのテンションを高める。これまで小川だけに意識が集中していたけど、この予習によって
横井への幻想や期待も膨らんできた。サク、TK、吉田といった錚々たる面々が、横井は強いと
絶賛。スパーリングではボブ・サップをジャーマンで投げ飛ばしたとか。横井自身もノゲイラ
戦に自信アリの様子。「そういえば…」と、あのリングス解散の日に思ったことを思い出した。

あの日、2002年2月15日、横浜文化体育館を去るときに思ったものだ。「リングスは消えても
ヒョードルや横井、リングスが生んだ新怪物達の物語は始まったばかりなのだ」。その予感通り
ヒョードルはその怪物ぶりを発揮し今やPRIDEの王者。一方の雄・横井はプロレスに専念してい
たため注目度が下がっていたが、時は来た。遂に知られざる怪物くんの恐るべき潜在能力が発揮
される日が来る!…かも。「そういえば…」と今度はサクが突如ブレイクしたUFC-Jを思い出す。

1997年12月21日・横浜アリーナ。それまでは、若手としては実力があるけど、顔も地味だし、
スターになることはあり得ないと思っていた桜庭和志が、まさかのUFCトーナメント優勝を果た
し、一夜にしてプロレス界の救世主になった。その後もグレイシー一族を壊滅に追い込み、今や
世界のスーパースター。横井も桜庭と同じく、色白でアンチ・マッチョボディ。現時点では知名
度もなく、9割以上の人がノゲイラの勝利を信じて疑わない。なんかあの日と状況が似てない?

奇跡はある日突然、予想もしない形でやってくる。ノゲイラは間違いなく世界最強のひとり。倒
せば、その瞬間に世界的スーパースター誕生!となる。PRIDE GP2004は、横井宏考がブレイク
する記念すべき大会になるかも。ノゲイラ、ヒョードルに続いて、リングス出身者・横井が世界
をビビらせ、たじろかせるスーパースターになれるよう、リングス・ファンは祈るべし!である。

あ、『紙プロ』の野呂田さんインタビューも、いい話満載でリングス・ファンには涙ものでした。

(2004.04.17/4.25まであと8日)




●ホームドラマ!

いいっすね、『ホームドラマ!。『家族ゲーム』や『逆噴射家族』など、家族ものはもと
もと好きなジャンルなんですが、アカの他人が家族になろうとするという発想がおもしろい。
家族が解散しちゃう『家族解散』の逆パターンでしょうか。一体どうなるのか、期待大です。

(2004.04.17/4.25まであと8日)




●今日も小川について我思う

二枚目であること以外に特徴がなく、試合もあまりおもしろくなく、だけども変に実力はある
厄介なタイプ、というのが俺のレコ評。だから、これまでの戦績なんてまったく記憶してなか
ったのだけど、昨日の
ニッカンを読んで、へえ〜。今のK-1のトップ2、王者ボンヤスキーと
イグナショフに勝ってたんだ。あとアーツにも。なら勝てば、小川はK-1の上位概念になる。

その小川にPRIDEの誰かが勝てば、間接的にK-1よりPRIDEの方が上ということになる。もちろ
ん小川が優勝しちゃうようなことになれば、K-1よりもPRIDEよりもプロレスの方が強い、とい
うことになる。なるほどそうか。なかなか考えられたマッチメイクだったんだ。やるな、DSE。

とはいえ、レコは大晦日のボンバイエで村上にも軽く勝ってるし、実のところ小川の総合での
実力は未知数。こりゃ結構ハラハラすることになりそう。レコの「私は今回がPRIDEデビュー
戦だから、全員が危険な相手さ。もっともプロレスラーは除くがね」なんてプロレスラーをな
めきった発言には、やっぱしムカッとくるわけで。「殺っちゃってください、小川さん!」と
いう気持ちが高まってきましたよ。この興奮と緊張感は、10.9、10.11レベルかもしれない…。

で、問題は二回戦。いや〜んな予感がするのは、戦闘竜×シルバというGPにまったくふさわし
くないカードが一回戦にラインナップされてること。ダ−クホ−スになり得る、ハリトーノフ
とニンジャを一回戦で当てちゃうのも解せないし。てことは、戦闘竜×シルバは小川の二回戦
の相手用に組んだカードなのでは?と邪推してしまう。小川×戦闘竜ねえ…。あ、でも順当に
行けば、いずれにせよベスト4では3強と対戦さぜるを得ないのか。だから、確実にベスト4
に残ってもらうために、二回戦はイージーな相手にして、是が非でも小川に準決勝に進んでも
らおうという狙いなのかな。それならまあいいか、とまた納得。そもそも、まだ戦闘竜の実力
もよくわからないしね、あまり先走って考えてもナンですな。とにかく、ミルコ、ノゲイラ、
ヒョードルの誰かとは戦ってもらわなくてはっ!…でなければ、PRIDE GPに出る意味がない。

すぽると!に生出演した小川は、こう言っていた。「PRIDE?アマチュアに毛が生えたような
もんだろ?」「ミルコ?もう政治家だろ?」「ノゲイラ?柔術マジシャン?マジシャンってわ
りには地味だろ?」「ヒョードル?知らないんだよね。チャンピオンなら強いんじゃないの?」

「おいおい、そんな大口叩いちゃって大丈夫なの…?」と、見てるこっちがヒヤヒヤですよ。
けど、そこまで自分で自分を追い込んでるってことは、本気の証。その意気やよし!ですな。


★ ★ ★

それにしても俺、この1週間、小川のことしか考えてないぞ。寝てもさめても小川小川。前に
Mさん(40代・3人の子持ち)が、松井が好きで、松井のことばかり考えていて、松井を見る
ためだけにBSだかCSに加入したって話していたときの、「俺、モーホーじゃないかって心配
になってきたよ」発言を思いだす。あれには大笑いしちゃったけど、もしや俺もモーホー…?

(2004.04.16/4.25まであと9日)




●御冥福をお祈りします

サザンの新曲、聴いてます。人質が無事に解放されました。それでもやっぱり自作自演だった
んじゃないか…、と思っとります。横山光輝先生が焼死…。ショックです。でも考えてみたら
横山先生の作品ってあまり読んだことがないんだよなぁ。『三国志』でも読んでみようかな。

(2004.04.16)




●速報:PRIDEヘビー級GP開幕戦カード決定!小川の相手はレコ!
        

           小川直也 × ステファン・レコ
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ × 横井宏考
 エメリーヤエンコ・ヒョードル × マーク・コールマン
      ミルコ・クロコップ × ケビン・ランデルマン
           高橋義生 × ヒース・ヒーリング
            戦闘竜 × ジャイアント・シルバ
      ムリーロ・ニンジャ × セルゲイ・ハリトーノフ

※ロン・ウォーターマンとガン・マッギーはリザーブファイトも含めて最終調整

★ ★ ★

小川の相手は噂通り、レコだった……。これだと、小川対K-1になっちゃうんだよなぁ…。
ここは小川対純PRIDEファイターにして、小川とPRIDEの対決をわかりやすく見せてくれた
方が燃えるんだけどなぁ…。他のカードもいまいちなぁ…。うーん、正直トーンダウン…。

でも、ま、これはあくまで開幕戦。小川が出るだけでも十分興奮できるし、シルバやコー
ルマンじゃなかっただけでも喜ぶべきか。順当にいけばミルコ、ノゲイラ、ヒョードルの
トップ3の誰かとの絡みは二回戦以降で見られるだろう!………と自分を盛り上げてみる。

つーか、小川よ、お願いだからレコなんかに不覚を取られないでくれよ。頼みます…!!

(2004.04.14)




●小川直也は本気だ

DSEの榊原社長によると、本当は小川へのオファーはワンマッチの契約だったとか。それ
に対して小川自身が「出るならプライドGPだろ」と言ったそう。それもこれもハッスルの
ため、プロレス界のためだそうだから、本当にDSEはハッスルを作った甲斐があったなぁ。

それとはまた別の意味で感心したのは、高田総統の
コメント。「敵の私が言うのもなんだ
が、キミの本来の魅力はギラギラした獰猛な強さと、飢えた獣のような怖さだったはずだ。
それがあのハッスル1、2での無様な醜態」「ファンもキミにソッポを向いていることに
気付いてないのかい?」。「バーリトゥードの世界最高峰の舞台で、キミの本来の魅力で
あるギラギラとした獰猛な強さと、飢えた獣のような怖さを取り戻してきたらどうだ」。

コントのオブラートに包んではいたけれど、言ってることはガチガチの本音。まさに我々フ
ァンが最近の小川に思っていたことそのもの。虚実が入り交じる面白さこそがプロレスの魅
力。小川がプライドGPで実力を証明することができれば、ハッスルへの見方も変わるかも。

ただ、逆に言えば小川は、絶対に負けられない立場に追い込まれた。いや、自分で追い込ん
んだというから気持ちがいい。本気度200%の小川直也、一世一代の大勝負。こんなヒリヒ
リする緊張感は久しぶり。GPの対戦カードは今日の夕方に発表されるらしい。胸が高鳴る。

(2004.04.14)




●永田よ…

TBSの新しい格闘技コンテンツ「バトルSUMO」を見た。K-1と新日の親密っぷりを物語る、
K-1 MMAの予告編にも見えるものだったんだけど、バーリトゥードでは弱くても、さすがに
相撲となると日本人プロレスラーは強い。中西がベルナルドに、健介がフィリョに、成瀬も
ノルキヤに勝った。そんな中、一人だけコロッと負けたのが永田。もうそっとしておこう…。

(2004.04.13)




●ふるえるぞハート!

たまたま「ジョジョ」の公式サイト(?)を見つけたんだけど、こりゃスゴイ。むちゃくち
ゃ凝ってます。いやぁ、漫画のホームページもずいぶん進化してるんですね。驚きました。

(2004.04.13)




●速報!小川直也、プライドGP参戦決定

うおおお!やったぜ!小川自身が、プライドGP出陣を自ら表明した!あきらめていた夢が
ついに実現する!でかしたDSE!高田総統!そして小川、お前やっぱり男の中の男だ!!!

思えば何度「あ〜あ、小川がプライドに出たらサイコーなんだけどなぁ」とこぼして酒を
あおったことか。何度「小川は最近どうしてるの?」と人に聞かれたことか。小川がプロ
レスだけに専念すると宣言したときには、どれだけガッカリしたことか。もうあきらめよ
う…と何度も思ったけど、忘れられなかった。未練たっぷりの、まさにかなわぬ恋だった。

小川がやらねば誰がやる!と思ってみても、それはもう未来永劫かなわぬ夢だと思ってた。
そんな100%あり得ないと思っていたことが、実現するのだ!これがコーフンせずにいら
れようか。いや、いられない。待ってたよおお〜、小川!待ってたかいがあったよおお!

★ ★ ★

…さて、喜ぶのはこのくらいにして、参戦が決まったとなると、問題は対戦相手である。
小川は、これまでに二回プライドのリングに上がっているけれど、過去に対戦したグッド
リッチと佐竹は、プライドのトップファイターではなかった。だからこそ、小川の真の強
さはいまだに神秘のベールに包まれているのだ。それを見たいから、小川のプライド参戦
を切望していたのだ。対戦相手は重要である。当然、ミルコ、ノゲイラ、ヒョードルのト
ップ3との対戦を見たいけど、さすがに一回戦でそれはないだろう。となると誰か……?

ただ一人トップ3全員と戦ったことがあるヒーリングが、実力査定としては最適な気がす
るけれど、ヒーリングはプロレス経験者のため、色眼鏡で見られる可能性が高い。ただで
さえ小川の場合「プロレスじゃないの?」と下衆な勘ぐりをされてしまうだろうから、同
じ理由でコールマン、ランデルマン、シルバはリストから外したい。日本人の横井、高橋
もないだろう。プライドでの実績がない、戦闘竜とレコも外そう。残ったのは、ニンジャ、
ハリトーノフ、ウォーターマン、それからまだ発表されていない、ひそむXの4名となる。

個人的には、ニンジャは高橋と、ハリトーノフはヒョードルとの対戦を希望しているので、
消去法でいくと、ウォーターマンになる。ウォーターマンなら、ミルコと善戦しているし、
実は牧師というキャラも悪くない。ただ、インパクトという点で少々弱いのは否めない。

となると、ひそむXか。Xがホイスなら最高だな〜。なんといっても、結果はドローだった
けど、吉田に圧勝していることはデカい。小川と吉田の実力を比較する意味でも最適だし、
小川対グレイシーならテレビ的にもゴールデンでイケる。小川がホイスに勝てば、ますま
す小川への幻想も膨らむだろう。よし、俺の本命はホイス、対抗はウォーターマンで決定! 

★ ★ ★

いやぁ、それにしても、こんな想像がただの妄想じゃないなんて、夢のようだなぁ……。

参戦に至る経緯が、ハッスルがらみのコントいうのは気にはなるけど、ハッスル=小川か
つぎだしの手段、という俺の
妄想を裏付けるようだし、まあいいか。ハッスル様様ですよ。
「日本のプロレスを守るために、プライドを潰す!」という宣言も嬉しいじゃないですか。

4月25日が猛烈に楽しみになってきた! スリー、ツー、ワン、ハッスルハッスル〜〜♪


(2004.04.12)




●続・プライドGPに小川直也参戦!?

もうひとつの関心事、小川直也のプライドGP参戦が現実味をおびてきた。今朝の日刊
スポニチが確定事項のように報道。またハッスル3は川田vsゴールドバーグの三冠戦
になりそうな雲ゆき。ということは、やっぱり小川はプライドに出る!正式発表は、す
ぽるとの格闘技コーナーがある今週の水曜日、というのが俺の希望的観測。待ち遠しい!

(2004.04.12)




●3日と24時間

ずっとニュースを見てた。3日と24時間が経過したけども、いまだ人質は解放されず。

武装集団の声明文 を読むと、自作自演という仮説は、あながち妄想ではないのでは…?
3人の心情を想像すると、気持ち的には日本やアメリカ側ではなく、イラクの人たちの
側にあると思う。自作自演ではないにせよ、本人たちも合意の上で人質になっているん
じゃないだろうか。声明文に書かれた日本政府の対応への批判や「米国は広島や長崎に
原子爆弾を落とし〜」というアメリカ批判は、日本人の発想のような気がしてならない。
もしそうだとするなら殺される心配はない、というのが俺の希望的観測なのですが…。

(2004.04.11)




●八つ墓村

再読終了。中学生の頃に初めて読んだとき、俺の『八つ墓村』への評価は低かった。
おもしろかったことはおもしろかったのだけど、当時の自分はヴァン・ダインに傾倒
している本格推理至上主義者(今風に言えばガチバカ?)だったので、怪奇浪漫色が
強いこの作品は『本陣殺人事件』などと比べると下である、と位置づけていた。だか
ら『八つ墓村』の根強い人気や高い評価に対して、ずっと首をひねっていたのだった。

しかし、今改めて読み直してみたら、ああ、なんておもしろい小説なんだ!これぞザ
ッツ・エンタテイメント!落武者伝説という伝奇ロマン的要素あり、村人32人殺しと
いう実録犯罪もの的要素あり、洞窟の宝探しという冒険ロマンあり、哀しくもドラマ
チックなロマンスあり、もちろん動機不明の猟奇的連続殺人に、めくるめく謎の数々
と、本格推理の要素もたっぷり。ちゃんこ鍋のように、あらゆる胸ときめく物語のオ
モシロ素材がぶちこまれ、ぐつぐつじっくり煮込まれて、極上の味を醸しだしている。

今さら言うことじゃないけども、これだけの材料をまとめあげる卓越した構成力とい
い、語り口の巧さや文章の美しさといい、横溝正史はすごい。グレート! 日本が世
界に誇るエンターテイメントの巨人だあ!昭和24年の作品なのに、古さなんて微塵も
感じない。で、そんな横溝作品の中でもたしかに『八つ墓村』は絶品の味わいだった。

あと、『八つ墓村』を読んでいて、何度かマイフェイバリット作品『孤島の鬼』を思
い出した。主人公の出生の秘密をめぐって物語が思いもよらない展開をしていくとこ
ろや、クライマックスが鍾乳洞という点も酷似している。そうか、横溝正史本人は
「『八つ墓村』は『不連続殺人事件』を意識して書いた」と言っているけど、もしか
すると大乱歩の『孤島の鬼』へのオマージュでもあったのかもしれない。あ、鍾乳洞
といえば、…そうか。殊能将之の『美濃牛』はもろに『八つ墓村』へのオマージュだ
ったのか!鬼の顎(アギト)だもんな。そういえば物語の構成も…。そうかそうか…。

そんで今日は、第2回北区内田康夫ミステリー文学賞を受賞した清水雅世さんを取材。
夜は「5分間で解けるミステリー」とかって番組を見たりで、ミステリー三昧の1日。

(2004.04.09)




●仮説・二者択一

平和を願う3人の若者がいた。遠い異国で戦争がおきている。若者たちの国もその戦争
に巻きこまれようとしていた。3人はそれぞれの思いを抱いて、その国へ渡った。毎日
血が流れているその国で3人は出会い、やがてその国の人たちとも親しくなっていった。

その国の人たちは言う。「きみたちはいい人なのに、きみたちの国は、なぜあんな悪魔
のような国の味方をするんだ」。3人は若者は返事に困った。「そんなことはないんだ
けど…」「だってきみたちの国から軍隊もやってきたじゃないか」「あれは軍隊じゃな
いんだ。自衛隊だよ。人道復興支援を行うためにきてるんだよ」「ジエイタイ?ジンド
ーフッコウシエン?でも軍隊にしか見えないよ」「そ、それは…」。戦争は激しくなっ
っていた。敵国の攻撃は容赦なく、毎日いろんな人が死んでいく。まだ小さな子どもた
ちもたくさん殺された。お金もなく、武器も少ない、小さなその国に勝ち目はなかった。

3人の若者は胸をいためていた。理由はどうあれ、自分たちの国はこの国の敵の味方を
している。どんな言い訳をしても、この国の人にとって自分たちの国は敵の味方。彼ら
の憎しみが自分たちの国にも向けられているのは、よくわかる話。どうすればいいのだ
ろう。3人は話し合って、思いきった行動をすることを決めた。そして、仲よくなった
その国の若者に提案した。「ぼくたちを人質にしてくれ。そしてぼくたちの国に要求す
るんだ。自衛隊を撤退させなければ、ぼくたちを殺すって」。「そんなことして大丈夫
なのかい?」「ぼくたちだって、この戦争はやめさせたいんだ。でも、ぼくたちにでき
ることといえば、これくらいしかない。せめて自分たちの国だけでも…」「わかった」。

絶対にわからない場所に3人の若者はかくれて、人質の証拠となるビデオも撮影した。
「ぼくたちの国は、何よりも人の命を重んじる国なんだ。こうして二者択一にすれば、
きっと自衛隊を撤退させてくれる。そしたら、きみたちの国もぼくたちの国を敵だと思
わないよね」「もちろんだ。もともと私たちの国は、きみたちの国の友人なのだから」。

要求の期限は3日にした。3日なら自分たちが発見されることはないだろう。すぐに時
間切れになり、やむを得ず政府も要求を飲むしかなくなる。ビデオをテレビ局に送った。
「これで3日後には、少しだけでも平和に近づくだろう」、3人の若者はそう思った。

ところが、優柔不断なはずの3人の若者の国は、意外にもその日にすぐ回答を示した。
それは3人の若者にとって予想外のものだった。「自衛隊を撤退させるつもりはない」。
どうすればいいんだ…。平和を願う3人の若者は、逆に二者択一を迫られてしまった。

(2004.04.09)




●プライドGPに小川直也参戦!?

今日、プライドGPの参加選手が14名まで発表されたようだ。(スポ−ツナビ速報より)

エメリヤーエンコ・ヒョードル
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
ミルコ・クロコップ
ステファン・レコ
戦闘竜
ヒース・ヒーリング
マーク・コールマン
ジャイアント・シルバ
横井宏考
セルゲイ・ハリトーノフ
高橋義生
ケビン・ランデルマン
ロン・ウォーターマン
ムリーロ・ニンジャ


悪くはないんだけど、インパクト不足なのは否めない。そこで気になるのは残る2名。
発表が先送りになったのは、大物日本人選手だという。で、ターザンさんの
HPを見て
驚いた。なんと小川直也らしいのだ。それが本当だとすると、超ビッグサプライズ!
九回裏二死満塁逆転サヨナラホームラン級の快挙だ!極論すれば、小川が出るのなら、
あとのメンバーはもう誰でもいい。頼む小川、出てくれ〜!正式発表が待ちどおしい!

(2004.04.08)




●K-1 WORKD MAXとK-1 MMA

トーナメントよりも注目は、山本KID! なにしろK-1デビュー戦だった前回の村浜戦が、
インパクト絶大。現時点では今年見た試合の中で最も衝撃的だった。そして昨夜の試合
で確信。彼はスターになる、間違いない。トーナメントが判定ばかりで煮え切らない中、
一人だけ鮮やかな秒殺勝利。これは目立つ。完璧だ。早く魔娑斗戦が見たい。プレ旗揚
げではしょーもない印象しかなかったK-1 MMAもKIDが出るとなると話は変わってくる。
試合内容が期待できないサップや藤田じゃなくて、KIDをエースにした方が絶対にいい。
KIDをK-1総合ミドル級の魔娑斗的存在にすれば、K-1 MMAは成功する。…と考えると
PRIDE武士道はなんとしてもKIDを獲得すべきだったよなぁ。いまさらながら谷川さんの
慧眼と強運には恐れ入る。でも、クラウスを無理矢理勝たせたのはよくないですよ……。
あれは、やっぱしモンゴル人の勝ちでしょう。K-1ではウサンくささは悪だと思います。

(2004.04.08)




●Utada Hikaru SINGLE COLLECTION

買うべきか、否か。ここ数日、迷い続けていた。収録曲は全部持っているのだ。買う意味
はない。しかし、なぜか欲しい。でも、もったいない気がする。苦悩すること1週間、中
古屋で500円安いやつを発見。だがまだ迷っている。2500円もあれば本が何冊も買える。
でも、欲しい。おのれの優柔不断さ、セコさが憎い。男になるんだ。神よ、豪快さを我に!
ええい、買ってしまえ。…で、聴いてみたら、いい。知ってる曲ばかりだというのに、な
ぜだかすんごくいい。曲順がいい。『time will tell』で始まるのがいい。買って良かった。

(2004.04.07)




●人形町

人形町のハンバーガーショップ『BROZERS』に下見。純和風な下町で、もろアメリカっぽ
い店をやっているのがおもしろい。バンズもパティも本格的でうまい。しかもけっこうな
分厚さなのにあまり崩れず食べやすい。プロの技だなぁ。取材依頼したら快諾していただ
けた。その後しばし人形町をぶらぶら。暑いくらいあたたかく日射しが気持ちいい。人形
町はまだ昭和の香りが色濃く残っている。古い造りのいいかんじの建物が多い。街のあち
こちに桜も咲いてる。洋食キラクでビーフカツレツも食べられる。この街に住めたらいい
なぁ、住める物件はあるのかしらん。と激しく思ったけど、中央区だもんなぁ、無理かな。

(2004.04.07)




●文教堂

人形町をうろついていると文教堂があったので視察に。おおっ、サブカル本のコーナーに
『語ろうシャア!』がドカーンと平積みされている。しかも隣は『完全自殺マニュアル』
と花輪和一の『刑務所の中』。この位置は嬉しいなぁ!さらに『橋本真也のプロレス大百
科』を3冊も発見。これもイチロー×糸井重里の対談本の隣という好位置だ。すばらしい。
なんていい書店なんだ、文教堂。センス抜群です、文教堂。いや、文教堂様!大好きっ。

(2004.04.07)




●吉田ヘビー級GP欠場

吉田秀彦、PRIDEグランプリ欠場あー、そうなってしまったか。残念だ。ミルコ、ノゲ
イラ、ヒョードルのトップ3が出場する限り、グランプリへの期待感に揺るぎはないけど、
それでも吉田が出ないのは痛いなぁ。日本人が横井だけでは、さすがにちょっとさびしい。
こうなると、最終手段はサクと田村だけか。でも、さすがに体重差が厳しすぎるよねぇ。
しかも、プレデターはK-1に引き抜かれちゃうし、ボブチャンチンも負傷欠場とか。ホイ
スも「からくりテレビ」に出てる場合じゃないよ、PRIDEグランプリに出てこいやーッ!
どうなるPRIDEグランプリ!? どうする、DSE!? 開幕戦まであと18日。秘策はあるのか…!?

(2004.04.07)




●山田さんは何処へ?

『SASUKE』の日。早々に仕事を切りあげて、はりきって観戦。今回は新エースとなった
漁師・長野誠がぶっちぎりの活躍を見せたが、それでも頂上には届かず。しかしそれより
気になったのは、あのSASUKEの象徴である、30代後半フリーターの山田さんの不参加。
家族に迷惑がられようが、世間の笑い者になろうが、SASUKEに全人生を賭けて挑む彼の
激烈な生き様こそが、SASUKE最大の魅力じゃないですか。かつてのグレイシ−一族に匹
敵するほどの過剰な覚悟と異様な悲愴感、そしてそれでも夢が叶わない毎度毎度の無情な
結果が、もののあわれを感じさせ、この番組を単なるアスレチック競技ではない壮絶な人
生劇場にしていたのに…。何処へ行ってしまったんだ、山田さん!カムバック山田さん!


(2004.04.06)



●花見

土曜日はおにぎり持って、国府台駅から江戸川沿いを歩いて里見公園へ。ここの桜も見事
だったけど、公園前の小さな道沿いにも空を覆うようにずっと桜が咲いていて、桜の天井
みたいで、実にすばらしかった。それから京成電車から営団地下鉄改め東京メトロに乗り
かえて、九段下へ。千鳥ヶ淵の桜を見る。やあこれもすごかった。それから靖国神社を通
りぬけて、法政前の土手まで出て、市ヶ谷までお堀沿いの桜並木を歩いた。さらに足をの
ばして四谷から赤坂プリンスまで行ければ完璧だったけど、さすがに足が痛くて花見終了。
桜はいいね。特に寝そべって視界を青空と桜だけに限定したときに見える桜吹雪が最高。


●蹴りたい背中

読む前は、宇多田ヒカルの『Autmatic』を初めて聴いたときのような、甘ずっぱさや胸
キュン感を期待していたんだけど、そういう小説じゃなかった。心の壁を作ってクラスか
ら孤立してる女の子の物語で、30代半ばの中年男性としてはあまりシンクロできる内容で
はなかった。けど考えてみると18〜19歳の頃の自分も、この物語の主人公と同じように、
ウカれた若者すべてを軽蔑して憎悪して心の中で罵倒して、だから学校に行っても友人は
ろくすっぽできず、ちょっとさみしかったりもしていたわけで、そんなATフィールド全開
の、青さに無自覚な時期特有のホロ苦い記憶を蘇らせる小説なのであった。それにしても、
美人で才能も豊かな女の子が、こんなすねたマイナータイプに育っているのは、不思議だ。


●花とアリス

ところで10代の女の子といえば、岩井俊二の新しい映画『花とアリス』がとてもよかった。
女の子たちは愛おしいし、桜もきれいだったし、バレエのシーンも感動的なほど美しいし、
何度か泣きそうになってしまったし、笑えるし、いい映画です。個人的には「つって」が
口癖の落研部長がサイコーにツボ。あなたは何者なんですか。笑った笑った大爆笑ですよ。


●虹果て村の秘密

10代といえば、有栖川有栖の『虹果て村の秘密』も読了。タイトルも装丁も気にいってい
て、ずっと読みたかった小説だったけど、期待通りの秀作だった。虹果て村、という舞台
設定がすばらしいし、なんといってもアルセーヌ・ルパンのシリーズや江戸川乱歩シリー
ズなどを夢中で読みあさっていた小学生の頃に気持ちにタイムスリップできたのが気持ち
よかった。夏休みにローカル線に乗って旅行しながら読んだりしたら、もっと気持ちよさ
そう。講談社のミステリーランド・シリーズの“かつて子どもだったあなたと少年少女の
ための”というコンセプトは、『透明人間の納屋』や『子どもの王様』より、この小説の
方が忠実に再現してると思う。独創性とか作家性とかについては、また別の話ですけども。

●犬神家の一族

ミステリといえば、楽しみにしていたフジテレビの『犬神家の一族』を見た。映像的にも
がんばっていたし、三田佳子の松子も怖かったし、西島秀俊のスケキヨもなかなかよかっ
た。ただ惜しまれるのは吾郎ちゃんの金田一耕助。金田一は飄々としてるだけでなく、犯
人に対する深い哀しみを感じさせるところが最大の魅力だと思うんだけど、ただ軽薄なだ
けのキャラクターに見えてしまったのが、すごく残念。そういう演出だったのか、演技力
の問題なのかわからないけど、正直あまり魅力を感じられなかった。次回は『八つ墓村』
をやるようなので、金田一耕助のキャラクタ−設定は、もう少し練り直してみてほしい。


●24

楽しみといえば、噂の『24』のテレビ放映が始まった。とりあえずビデオに録ってる。3
話まで見た段階では、むちゃくちゃハマるというほどの面白さはまだ感じられないけど、
きっとこれからなのでしょう。まだ21時間もある。なんとかがんばって見てみるつもり。


(2004.04.06)





先月のメモ
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※狼男=狼はガガーリン空港を主宰している男の略




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