□□ 緊急連載コラム第2弾! □□
「白線流し」大激論!?
〜ロビー田中+タニタの往復書簡〜

「白線流し」というドラマ、見てました?
…まあ見てなくてもかまわないんですが、
ドラマに関する連載コラムを予定している
ロビー田中さんからの1通のメールを
引き金に、ロビーさんと僕の間で、
「白線流し」について、ここしばらく
ちょっとした議論(?)をしています。

一緒に飲みに行くと激しい議論になりがちな(笑)
二人なんですが、今回はメールのやりとりで。

で、それがやがては企画会議っぽく
変化したりもして、つなげて読んでいくと、
ある企画ができるまでのやりとりや過程が
わかるような内容になっていたりもします。

なので「とあるウェブマガジン準備号」らしく
その過程をしばらく連載してみようかと思います。
ちなみにこのやりとりは
現在進行系で続いているので、
どう決着がつくのかわかりません。

行方のわからぬ、この連載
さてどうなるんだろう…!?



<01> 頭の中が「白線流し」で占領されている
<02> 大人の視点で過去を懐かしがってるだけ?
<03> あらかじめ長期に渡って作られている 
<04> コラムのスタイル、どうしようね?
<05> 話がとっちらかってきましたが…


<06>
結局オレはどういうコラムをやりたいのか?

遂に「白線流し」の話は
まったく出てこなくなってしまいました。
どんなスタイルの連載なら面白いか?
スケジュール的に可能かのか?
いくつかの案が飛び交います。
話はいよいよ佳境に突入…?

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ロビー田中 → タニタ (01.12.03 07:06)


どもども。

このまま谷田さんとの往復書簡のスタイルで…
ということでも、オレはかまわないです。

ただやっぱりスケジュール的な問題は残るよね。
やるならちゃんと往復になってないと
スタイルとしては中途半端なような気がするし。

2人のドラマを見るペースが違った場合、
返事を出すタイミングがズレる可能性もあるから、
そうなるとすべてのドラマを扱わない方が
流れは自然かもしれない。

逆にすべてのドラマを扱うとして、
谷田さん側からすべてのドラマに対してのコメントがつかないのなら
すでにやっている各コラムの序文(?)の中でコメントするのと
あまりかわらないのかな、という気もしたりして。

あと、違った見方の意見を入れる、というのは大賛成なんだけど
実はそれ、読み物としてはひとりでもできるんだよね。
前のメールで書いたみたいに、会話形式のスタイルにしたりすれば
なおさらその特徴を全面に押し出すことも可能だし。

オレにはオレのドラマの見方が確かにあるわけだけど、
もともとそれを押しつけるつもりはまったくないし、
現に今、紙媒体で書いているコラムに関しても
一般的にはこういうところに興味を示しているんじゃないかな、
という部分をかなり意識して書いている。

具体的に言うと、オレはドラマをキャスト中心に見たりはしないのに、
そういう人の方が多いのは分かってるから
キャストに関してもなるべく多く触れるようにしてるとか…

まあ、そういうコラムの書き方が
是か非かという問題はあるにしても、
個人的にTVドラマから大衆性を
排除してはいけないという思いはあるんだよね。

とにかく、いろんな見方を提示するとか、
「声」に届いた意見を反映させるというのは、
どういうスタイルにしても可能だと思うよ。

それにしても、どんなスタイルがベストなんだろう。
ただ単にベストの選択を考えるならまだしも、
お互いスケジュール
(どこまでこのウェブマガジンに時間を費やせるか)
のことも考えながらだから難しいね。

結局、オレはどういうコラムを
このウェブマガジンでやりたいのか、
そのあたりにもう一度立ち返って、
次のメールまでに具体案をまとめてみます。
谷田さん側からも、本当はこういうコラムをやって欲しいのだ、
という具体的な希望があったら聞かせてください。

ところで、
確かに樋口可南子はいいね。

日本のドラマはどうしても様々な事情から(笑)
キャスティングが偏りがちだけど、
こういう人がたまに出てくるとうまいなあ、と思う。

最近、個人的に気に入ってるのは、
戸田恵子と余貴美子。

戸田恵子はどんな演出家でも安定した演技をみせるので
すごく安心して見てられる。

余貴美子は「白線流し」にも先生役で出ていたけど、
「ちゅらさん」は彼女がいて本当に引き締まった感じがした。

そういえば岸本加代子がここのところ連ドラに出てないねえ。
(「恋愛結婚の法則」にゲストで出てきたけど)
彼女みたいな女優も、もっと連ドラに出て欲しいな。

ではまた。

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タニタ → ロビー田中 (01.12.05 21:05)


どーもです

さてコラムのスタイルに
ついてですが
スケジュールを考えると
やはり往復書簡形式は
難しいのかな?
という気持ちもしてきました

今の往復書簡形式でも
遅れてしまうこともあるんで
速報性を打ち出すなら
やめた方が無難かも…

書ける時には
僕が序文とかでツッコミを入れる
…って方が現実的かもしれません

それから
架空のキャラクターを
作って形式としてだけの
会話スタイル文にするんだとしたら
あまり賛成ではないです

会話スタイルにするなら
本当にロビーさんと誰かの会話
の方が面白い気がします

インターネットという
平気でウソがつけてしまう媒体だからこそ
できるだけ「リアル」を
重視したい気がしてるんですよ

しかし
ロビーさんと対等に
ドラマを語れる相手がいるのか?
という問題があるので
これもダメかな?

うーん、困った

たとえば…

リアルかつ
会話形式を生かす
ということで、
ロビーと田中の会話ってのは
(ネーミングは適当ですが)
どうでしょう?

ドラマに対して基本全肯定の「ロビー」
それに対して批判精神の強い毒舌家「田中」

“ドラマ・コラムニスト”
ロビー田中の中に潜む
善と惡が毎回激しい議論を戦わす
「ヤヌスの鏡」的コラム!(?)

のび太が葛藤する時に
「白いのび太」と「黒いのび太」が出てきて
いろいろ言い合ってるじゃないですか?
まー、あのイメージなんですが…

うーん、これもリアルかどうか
微妙なんですが、
実際にロビーさんの中で
日頃そういう葛藤が激しく行わているなら
少なくてもウソではない

葛藤男のひとつの真実ということで…

うーん、そうは言ったものの
やはり奇はてらわず
普通の一人称のコラムにして
誰かから意見がきたら
それもコラムに取り入れていく、
というスタイルの方がいいのかな〜?

ちょっとわからなくなってきました

結論を言うと、田中さんが書きたいスタイルが
やはりベストだと思います

僕の希望は、
ドラマの見方が豊かになり、
ノーマークだったドラマも見たくなる、
知識であれ見方であれ、
なんらか新しい発見を与えてくれる、
そういう読み物であればいいな〜
ということだけです。

あとドラマが好きなのに
話をする相手がいない人が
楽しみにしてくれるようなもの、
であったら、なおいいですね。

方法論について
絶対コレ!という希望はないです

…具体案、まとまってきました?

ところで岸本加代子、
「ニューヨーク恋物語」の再放送以来、
見てないです、そういえば。
「タジバざんがずぎだのっ!」
あの鬼気迫る演技に圧倒されたなぁ!
確かにもっと出てほしいですね。
「HANA-BI」もよかったけど
ほぼセリフなかったし。



(つづきます)




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