Tech-Ezo (Hokkaido PC and Network Users Group)
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Scr.003 ステップアップ WSH - うんちくはほどほどに
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■  R23.001  WSHってなんだろ?
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 Session.1の題名にもあるとおり「うんちくはほどほどに」して、軽く済ませたいとおもいます。詳しく正確に知りたい方は、本家Microsoftのサイトに行くか、それなりの本が沢山(でもないかな...)出ていますので、それらを参照願えればと思います。

WSHとは...

 WSHは、「Windows Scripting Host」の略で、開発者が作成したスクリプトを読み込み、解釈し、実行してくれる環境そのものを指します。よって、「WSH = 言語」とはちょっと違います。WSHが理解できるスクリプト言語として用意されているのは、VBScriptとJScriptで、ここではVBScriptを使って行きたいと思います。

 ちなみに、他にVBScript, JScriptを実行出来る環境としては、InternetExplorer、ASPなどがあります。



そもそもスクリプトって?

 スクリプトは、テキストファイルに書かれたプログラムです。よって、Windowsに標準添付されたメモ帳で記述することができます。ただし、拡張子は「.txt」ではなくVBScriptの場合「.vbs」などとして保存する必要があります。また、テキストファイルに記述されたスクリプトは、コンパイルを必要とせずそのまま実行可能です。

 スクリプト(WSH)で何が出来るかといえば、ファイルのコピー、アプリケーションの立ち上げ、各種の計算...普段、Windowsに対して行っている操作は一通りできます(出来ないものも当然ありますけど...)。例えば、ゲームなども作れると思いますが、普通は普段Windowsで行っている操作の自動化に利用します。

 そういえば言語には、CやC++、COBOLなどのコンパイラ言語と、BASICなどのインタプリタ言語、それに、Perl、Ruby、VBScriptなどのスクリプト言語、Emacs-lispやVBAなどのマクロ言語、さらにWindowsのコマンドを列挙した所謂「.batファイル」。などなど...色々とありますが、インタプリタと、スクリプトの違いが今一つハッキリしませんね。

 コンパイルを必要とせず、プログラムを1行1行解釈しながら実行するという意味では、スクリプトもインタプリタだと言っていいと思うのですが、逆にじゃぁ「BASICはスクリプトか?」と言われると、それは違うような気も...、正直良く分からなかったので、googleなどで検索したのですが、どうも「これだっ!」というものがありませんでした。そんな訳で分からずじまいです(ごめんなさい)。

※ 引き続き調べて見ますが、何か知っておられる方がいらっしゃいましたら、情報お待ちしておりまーす。



スクリプト作成に必要なもの

 余談になりますが、スクリプトの作成に必要なものは、先程述べたとおりエディタだけです。メモ帳でも良いのですが、せめて行番号の表示は欲しい機能ですので、そういった機能を持ったエディタを使った方が効率よくプログラミングできそうです。

 私が、スクリプト作成時にエディタに望む機能としては...

  • 行番号の表示
  • 指定行番号への移動
  • ブロック単位でのインデント

 でしょうか?。この他にコマンドやコメントを色分けしてくれる機能も嬉しいですが、必須とは感じていません。フリーでこれらの機能を備えたエディタとしては、PeggyやTeraPadがあります。有償のものでは、秀丸、WZeditorなどが有名です。私?、私はWindowsでもやっぱりviです(笑。特にjvim32を愛用しています。ちなみに、このページもviで作成しました。



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最終更新日 2004.3.12