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R23.003 どうやって実行するの? | |||||||||||
■ やっぱり Hello World言語の勉強ということで、やはり "Hello World" から初めたいと思います。この短いスクリプトでスクリプトの作成と実行方法を体験しましょう。 まず最初にエディタ(メモ帳など)を立ち上げて、下記の内容のテキストファイルを作成し、Hello.vbs という名前で保存します。
さっそく実行してみましょう。作成したHello.vbsのアイコンをダブルクリックしてみましょう。どうですか?メッセージボックスが表示され"Hello World"が表示されましたか?。表示されれば成功です。表示されない場合は、スクリプトの内容を良く見直してタイプミスが無いか確認して見て下さい。余談ですが、私は今まで何種類ものHello Worldを体験して来ましたが、その都度「おぉっ!、出た出たっ」とワクワクしてしまいます。結構好きなんです、Hello World(笑。
次に、コマンドプロンプト(MS-DOSプロンプト)から起動する方法も覚えましょう。スクリプトの実行結果をファイルに入れたい場合などは、こちらの方法を使います。あっつ、一つ忘れていました。コマンドプロンプトからスクリプトを実行するには、スクリプトが格納されたパスを毎回記述するか、それが面倒な場合一旦そのフォルダまで移動する必要があります。あまり長い(深い)パスだと入力するのが大変ですので、ここでは便宜上「c:\script」というフォルダを作成し、そこにこれから作成するスクリプトを格納して行くことにします。 まず、バージョン確認の時と同様にコマンドプロンプトを起動します(*1)。次に、スクリプトが格納された"C:\script"フォルダへ移動します(*2)。ドライブがC以外の場合にはcdコマンドを実行する前に"c:"と打ってカレントドライブを変更してください。ここで、"cscript Hello.vbs"と入力して見ましょう(*3)。画面に「Hello World」の文字が表示されたと思います。また、"wscript Hello.vbs"とすることでダブルクリックした時と同様、GUIな環境で起動されます(*4)。
ところで、バージョン情報がいちいち出てくるのは邪魔だと感じることもあります。特に、スクリプトの結果をファイルに格納(リダイレクトといいます)する場合には、不要な場合がほとんどです。そんな時はcscriptで実行するときにロゴ(バージョン情報)の表示が不要な場合には、nologoオプションを付けて"cscript //nologo Hello.vbs"とするとロゴ表示が無くなります(*5)。また、起動する度にいちいち"//nologo"と書くのが面倒だ、という人は"cscript //nologo /s"を実行することで、nologo状態がデフォルトとして記憶されます(*6)。 余談ですが、スクリプトの実行結果をファイルへ格納(リダイレクト)するには、コマンドの後に" > ファイル名"と指定します。例では"cscript Hello.vbs > kekka.txt"として、kekka.txtというファイルに結果を格納しています(*7)。
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最終更新日 2004.3.12 |