本名：周星馳（ちゃう・しんちい）
英語名：Stephen Chow Sing-Chi
愛称（花名）：星仔（「しんちゃい」日本語では"しんちゃん"っていうような親しみのある感じ）または、もう少し尊敬の意を込めて星爺（しんいぇ）と呼ばれることが多い。
生年月日：1962年6月22日
星座：巨蟹座
本籍：中国の上海
身長・体重：174cm、60kg
家族：姉一人、妹二人の四人兄弟の長男。現在は母と姉妹の家族と同居、未婚
趣味：ビリヤード、車の運転、漫画（特に日本の漫画ファン）、水泳、スキー、李小龍のグッズコレクション（ちなみに彼はブルース・リーのファンクラブ香港李小龍會の名誉主席)
尊敬する人物：李小龍（ブルース・リー）、周潤發（チョウ・ユンファ）、萬梓良（アレックス・マン）
感謝する人物：李修賢（ダニー・リー）、萬梓良（アレックス・マン）とTVBプロデューサー（威美珍、李添勝）等
Profile
1962年の6月に香港に生まれる。子供の頃は比較的おとなしかったとのことだが、他の同世代の子供達と同じく、少し大きくなった頃にブルース・リー（李小龍）に魅せられた。アメリカで活躍後、李小龍の凱旋帰国第一作「ドラゴン危機一発」が香港で公開されて第ヒットしたのが1971年だから当時、周星馳は9歳。尊敬していたんで功夫も少し習っていて、友人たちに「小龍」と呼ばせていたりしたらしい。
高校を卒業した1982年、TVB(香港のテレビ局）のオーディションに友人の梁朝偉（トニー・レオン）と一緒に受けにいって、自分だけ落ちしまうが、知人のつてにより夜間訓練班の生徒となる。この11期生は他に「男たちの晩歌」の悪役ぶりが印象深い李子雄（レイ・チーホン）などがいる。
翌年、子供番組「430穿梭機」の司会に抜擢されるが、子供が嫌いだった彼は、番組の中で子供に対して厳しくしたり、破天荒な態度がかえって人気を呼んでこの番組を以降5年努めることになった。
その後数年間、バラエティ番組などに出て人気を博し、「生命之旅」の端役よりドラマへ移行。このとき、萬梓良（アレックス・マン）と初共演して演技のアドバイスなどをかなり彼より教わることになる。（後に萬梓良とは映画デビュー直後、「血と報復の掟」で共演）
その頃、彼に目をつけたのが「狼/男たちの晩歌/最終章」などの俳優、そして監督・プロデューサーとしても活躍する李修賢（ダニー・リー）。周星馳を映画に誘い、彼と契約して公開された「霹靂先風」（88）で周星馳はいきなり台湾電影金馬奨の最優秀助演賞を受賞。
翌年、TVBの時代劇テレビドラマ「蓋世豪侠」の主役を努め、お茶の間でも大人気となる。「坐底
、飲杯茶、食個包」っていう毎回言うおきまり台詞のギャグが流行語になったりもした。
映画とドラマのかけもち出演が続くが、一本漫畫闖天涯（90）あたりから次第にコミカルな役柄が増えてきて、ついにその年、周潤發の「ゴッド・ギャンブラー」のパロディ作品「賭聖」（「ゴッドギャンブラー賭聖外伝」）が大ブレイク、同年の香港映画での興行収入の記録を塗り変えることになる。、以降は立て続けに出演作品が興行収入の上位を占めるようになった。
90年代の香港映画主演俳優で、興行収入の合計額で比較すると、2位のジャッキー・チェンを倍ほど引き離してダントツのトップとなっている。もっとも、契約もあってか90年から93年にかけての出演作品がとても多いということもあるのだが、、、
「賭聖」のころの周星馳の演技は「無厘頭」（もーれいとう）と呼ばれ、ナンセンス、訳のわからないことを言うという意味で、90年代をい代表するコメディ役者として彼の人気は確立した。
91年は学園潜入刑事もの「逃學威龍」、92年古装裁判もの「審死官」、93年時代劇コメディ「虎伯虎點秋香」となんと4年連続香港での主演作品が興行収入のトップという信じられない偉業を成し遂げている。このうち「賭聖」を除く3作品はいまだに日本未公開である。
周星馳本人がインタビュー等で語っている通り、製作のほうに興味があるようで、1994年の「0061北京より愛を込めて」（国産凌凌漆）で初の監督に挑戦、以降自身の製作会社「彩星電影公司」での「西遊記」の映画化作品「チャイニーズ・オディッセイ」など、製作に強くかかわるようになってきた。
ところが日本では周星馳の映画が日本で公開されるようになったのがごく最近のことで、46本ある出演作品のうち、ビデオで観れるのは1/3にも満たないわずか14本である。映画館で公開されたのはその半分しかない。
97年、日本でも「食神」などかなり話題にのぼるようになっており、大ブレイクするのは時間の問題？
日本には公式には96年に2回、2月のゆうばりファンタスティック映画祭と10月の東京国際映画祭で来日しているが、プライベートで日本に来てることもあるそうで、マンガ買いによく行くそーだから、本屋さんとかで星仔に会えるかも？（笑）