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 生命の樹


 太陽の塔の内部は「生命の樹」というパビリオンになっていました。
 残念ながら万博終了後は公開中止となってしまいましたが、内壁は真っ赤なウロコ状で、 中心を極彩色の樹が貫き、そこには生物の進化の過程を表す模型がちりばめられるという壮大なパビリオンです。
 模型製作は円谷プロダクション、音楽は黛敏郎が担当。

高さ50m
基根部の直径1m、鋼管成型、蛍光塗料仕上げ
生物模型  生物進化の過程に従って分類された大小約300体の生物模型が、生命の樹の枝を利用して取り付けられ、流体素子、モーター等を動力源とし、電子制御装置によって精巧に作動
生命の賛歌  8チャンネルテープレコーダー、57ヶのスピーカーからなるマルチチャンネル音響効果
(万国博資料「テーマ館ガイド」より)

 入場者は螺旋階段/エスカレーターを使って下から上に登ってゆきます。
太陽の塔の「手」にあたる部分の内部もエスカレーターで、先っぽが出口でした。
  生命の樹

「探偵!ナイトスクープ」での放送

 1993年か94年くらいだったでしょうか、大阪・朝日放送の「探偵!ナイトスクープ」という番組で、この生命の樹が今どうなっているのか見に行くという企画がありました。
 「亡くなったお父さんと行った思い出の場所である『生命の樹』をもう一度見たい!」という視聴者の依頼に応えたもので、生前の岡本太郎と一緒に特別に太陽の塔の内部に入っていました。  照明設備などは当然なくなっており、懐中電灯を付けて暗い螺旋階段を登っていく訳ですが、万博から20数年を経て、生命の樹そのものも生物模型も既に半壊していました。でも、撤去されることなくずっと残っていたのには驚きました。

33年ぶりの一般公開

 2003年10月11日と12日、万博開催以来33年ぶりに内部が一般公開されました。
  万博開催年(1970年)にちなみ、ハガキによる抽選で1970人が招待されたのですが、応募総数はなんと24,000通以上。一枚のハガキで4名まで応募可で、多くの人が4名を希望したため実質倍率は約50倍に。(私もハズれました)
 太陽の塔人気恐るべしです。さすが当時6,400万人もの人が詰めかけたイベントだけのことはありますね。
  応募者数の予想以上の多さを受けて、主催者(日本万国博覧会記念機構)は再公開を決定

 2003/12/13、知人が再公開の抽選に当たったので一緒に行ってきました。
お祭り広場から50mくらいの地下通路を通り、太陽の塔の背後から中に入ります。ひんやりとして、ちょっとすえた匂いがします。 30年間以上真っ暗な状態で封印されていた極彩色の生命の樹と真っ赤なウロコの内壁は本当に鮮やかなままです。多くの展示物は撤去されていますが、でっかい恐竜やらゴリラやら三葉虫やらはそのままです。今は動いていないエレベーターやエスカレーターもいい味です。  わずか10分の閲覧ですが、ずっと真上を見上げてる状態なのであれ以上見てると死にます。
 できれば常時公開して欲しいと思っていましたが、むしろ封印状態にしておいて時々公開してくれるくらいの方がいいかもしれません。もうあれは立派な遺跡ですね。
※生命の樹に関するデータはかちもさんから情報提供頂きました。ありがとうございます。