2003年10月11日と12日、万博開催以来33年ぶりに内部が一般公開されました。
万博開催年(1970年)にちなみ、ハガキによる抽選で1970人が招待されたのですが、応募総数はなんと24,000通以上。一枚のハガキで4名まで応募可で、多くの人が4名を希望したため実質倍率は約50倍に。(私もハズれました)
太陽の塔人気恐るべしです。さすが当時6,400万人もの人が詰めかけたイベントだけのことはありますね。
応募者数の予想以上の多さを受けて、主催者(
日本万国博覧会記念機構)は
再公開を決定。
2003/12/13、知人が再公開の抽選に当たったので一緒に行ってきました。
お祭り広場から50mくらいの地下通路を通り、太陽の塔の背後から中に入ります。ひんやりとして、ちょっとすえた匂いがします。
30年間以上真っ暗な状態で封印されていた極彩色の生命の樹と真っ赤なウロコの内壁は本当に鮮やかなままです。多くの展示物は撤去されていますが、でっかい恐竜やらゴリラやら三葉虫やらはそのままです。今は動いていないエレベーターやエスカレーターもいい味です。
わずか10分の閲覧ですが、ずっと真上を見上げてる状態なのであれ以上見てると死にます。
できれば常時公開して欲しいと思っていましたが、むしろ封印状態にしておいて時々公開してくれるくらいの方がいいかもしれません。もうあれは立派な遺跡ですね。