No.172 烏場山(からすばやま・265m) 平成17年(2005年)1月4日 |
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《マイカー利用》 …東京湾アクアライン…木更津…和田…花嫁街道入口〜第一展望台〜第二展望台〜マテバシイ林〜経文石〜じがい水〜駒返し〜カヤ場(見晴台)〜烏場山265m〜旧烏場展望台〜見晴台〜金比羅山121m〜黒滝〜はなその広場〜花嫁街道入口… 【歩行時間:
3時間10分】 |
*** 補足説明 *** * 経文石: 今は風化して読み取れないが、梵字(ぼんじ)がきざまれていたという。 * じがい水(自我井水): 山中の隠し田の水利、水源に使われたとも言われる。 * 向西坊入定岩窟: 黒滝の脇にある岩窟。赤穂浪士の一人片岡源五右衛門高房の下僕であった元助(向西坊)が、断食をし念仏を唱えながら自ら入定した場所、とのことだ。 * 和田町について: 童謡「浜千鳥」ゆかりの地。温暖な気候に恵まれた房総半島の南東部に位置する。日本に4カ所しかない(関東唯一の)捕鯨基地(小型沿岸捕鯨基地)のひとつでもあるという。花摘みが楽しめる観光地としても有名だ。和田浦海水浴場は「日本の水浴場88選」に選ばれている。磯釣りや堤防釣りを趣味としていた私が、(十数年前まで)盛んに訪れた地でもあります。 * コースについて(補足): 今回私達が歩いたハイキングコースは、往路に花嫁街道、復路は花婿コースというなだらかなアップダウンの周遊コースで、烏場山登山の代表的なコースです。コース上のあちこちに木製の階段やベンチ、標識などが設置されています。北側(五十蔵)にも2箇所ほど登山口があって、こちらの方が距離は短かいのですが、交通がやや不便のようです。それに何といっても、あのマテバシイの美林を通過することができません。 電車を利用する場合はJR内房線の和田浦駅から歩くことになりますが、この場合の総歩行距離は13.5Kmで、歩行時間にして4時間強です。ちなみに、私達が歩いた登山口(花嫁街道入口)起点の総歩行距離は約9Km弱です。 国道128号線沿い・和田町の花の公園広場「花夢花夢(かむかむ)」の花の売店で、詳細なコースマップを無料配布していました。ここが「和田浦歩こう会」のビジターセンターにもなっているのです。なお、和田浦駅前にも案内所があるとのことです。この日、花の公園広場にはポピーが一面に咲いていました。 何れにしてもこの烏場山は、特に中高年にお勧めの、目と足にやさしい山です。 本欄は「和田浦歩こう会」発行のチラシ等を参考にして記述しました。 |
マテバシイの純林 |
タブノキやスダジイの林 |